2023年1月の記事一覧
読書感想文(232)三浦しをん『風が強く吹いている』
はじめにこんにちは、笛の人です。
読んでくださってありがとうございます。
今回は三浦しをんさんの作品です。
昨年、『きみはポラリス』と『愛なき世界』を読んで、この作者の作品をもっと読みたいと思いました。
今年は三浦しをんさんの作品を3冊以上読むことを目標の一つにしています。
その中でこの作品をまず手に取ったのは、同じ職場の人が、この作品がとても好きだと言っていたからです。
感想とても良かったで
読書感想文(231)ロックバンドおかん DAI『BREAK POINT 人生が変わる瞬間』
はじめにこんにちは、笛の人です。
読んでくださってありがとうございます。
今回は恐らくかなりマイナーな本です。
読書メーターの登録数は7でした。
先日、著者の講演を聞く機会があり、その時にこの本が売られていたので、その日のことを形で残す意味もあって、買いました。
感想私はそもそもロックバンドおかんのことを知らなかったのですが、著者のDAIさんはかなり厳しい人生を送ってこられたようです。しかし
読書感想文(230)浅倉秋成『教室が、ひとりになるまで』
はじめにこんにちは、笛の人です。
読んでくださってありがとうございます。
今回読んだきっかけは少し特殊です。
クリスマスプレゼントで本の交換をしたのですが、その時に私が贈ったのがこの本でした。本屋さんでお互い読んだことがない本を選んで、交換です。
そして、どうせならお互いが贈った本をお互いに読んで、感想を共有した方が面白いよね、ということで、自分が贈ったこの本を読むことになりました。
今回、大
読書感想文(227)臼井隆一郎『コーヒーが廻り世界史が廻る』
はじめにこんにちは、笛の人です。
読んでくださってありがとうございます。
今回は今年初めての新書を読みました。
感想面白かった部分もありますが、全体的には難しかったです。
世界史や経済学の基礎知識が無いので、色々な出来事が列挙されていても上手く頭に入ってきませんでした。
印象に残っている話は、まずコーヒーの語源であるアラビア語「カフワ」が元々ワインを指していたこと、スーフィーが夜通しお祈りを
読書感想文(226)ディーリア・オーエンズ『ザリガニの鳴くところ』(友廣純訳)
はじめにこんにちは、笛の人です。
読んでくださってありがとうございます。
今回はタイトルは知っていたものの読んでいなかったこの本を図書館で見つけたので、読むことにしました。
有名だということ以外、全く事前知識ナシで読み始めました。
2021年本屋大賞翻訳部門の大賞作品です。
感想とても良かったです。
序盤は翻訳小説ならではの読みにくさを感じましたが、途中からは文章のリズムを掴むことができ、ス
読書感想文(225)東野圭吾『マスカレード・ゲーム』
はじめにこんにちは、笛の人です。
読んでくださってありがとうございます。
今回は東野圭吾さんのマスカレードシリーズの最新作です。
『マスカレード・ナイト』が映画化された頃から気になっていたのですが、文庫化していなかったので手を出すことができずにいました。
今回、図書館で見つけたので、借りて読むことにしました。
今回、ミステリーの部分のネタバレには触れませんが、少々内容に言及するので、事前情報全
読書感想文(222)スペンサー・ジョンソン『チーズはどこへ消えた?』(門田美鈴訳)
はじめにこんにちは、笛の人です。
読んでくださってありがとうございます。
今回は久々に『チーズはどこへ消えた?』を読みました。
きっかけは『7つの習慣』を読んで、思い出したことです。
感想やはり良いことが書かれていました。
変化を恐れないこと、変化を楽しむことが大切です。
ただ、時代の変化については、抗うべき時もあるのではないか、と思います。
なぜなら、全員が変化を無条件に受け入れてしまえば、