2022年1月の記事一覧
読書感想文(121)ブレイディみかこ『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』
はじめにこんにちは、笛の人です。
読んでくださってありがとうございます。
今回はかなり有名な本だと思います。
読んだことがある方も多いのではないでしょうか。
半年前に続編も出ています。
エッセイなのですが、まるで小説を読んでいるかのような気分になります。
恐らく会話文のテンポが良かったり、ストーリーが進んでいく感じがするからだと思います。
小説は読むけどエッセイはあまり読まない、という方もぜひ
読書感想文(120)シェイクスピア『タイタス・アンドロニカス』(シェイクス全集12 松岡佑子訳)
はじめにこんにちは、笛の人です。
読んでくださってありがとうございます。
今回は久しぶりにシェイクスピアの作品を読みました。
この作品はシェイクスピア作品の中ではそれほど有名というわけではないと思いますが、大学生の頃に受けた英文学史の授業で紹介され、とにかくやばいストーリーだということで気になっていました。
感想思っていた以上にえげつないストーリーでした。
復讐と強姦が印象的ですが、どんだけ人
読書感想文(119)森見登美彦『ペンギン・ハイウェイ』
はじめにこんにちは、笛の人です。
読んでくださってありがとうございます。
今回は久しぶりに森見登美彦さんの作品です。
スコット・フィッツジェラルド『グレート・ギャツビー』を読むのにかなり時間がかかったので、しばらくはサクサク読める本がいいなぁと思って選びました。
尚、今回は少しだけネタバレに繋がり得る感想もあるので、気になる方はご注意ください。
感想今回は珍しく、大学生ではなく小学生が主人公
読書感想文(117)フィッツジェラルド『グレート・ギャツビー』(野崎孝訳)
はじめにこんにちは、笛の人です。
読んでくださってありがとうございます。
今回読んだのは米文学の中ではかなり有名な作品だと思います。
結構前から積んでいたのですが、先日読んだ村上春樹『ノルウェイの森』に出てきたので読むことにしました。
感想正直に言うと、あまり楽しめませんでした。
文章が難しいのか、内容が上手く頭に入ってこず、読むモチベーションが下がり、余計に内容が上手く入ってこないという悪循
読書感想文(111)青山美智子『木曜日にはココアを』
はじめにこんにちは、笛の人です。
読んでくださってありがとうございます。
ふと「そういえば今日は木曜日だなぁ」と思ったので、積読になっていたこの本を手にとってみました。
今もコメダ珈琲でココアを飲みながら、この記事を書いています。
感想心が温まる素敵なお話でした。
この本は12章から成り、同じ世界観の中でそれぞれのお話は独立しています。
その中でもあちこちの人間関係が繋がっていて、人のご縁は良