マガジンのカバー画像

荒石 誠の割とまともな部位

41
他のマガジンはめちゃくちゃですが、多少はまともな部位も残っています。
運営しているクリエイター

記事一覧

真の自尊感情

真の自尊感情

自尊感情とは、ようするに自分に対して持つ自信やプライドの事だが、それには二通りあるのだという。

その区別は簡単だ。

条件付きかそうでないか。

「○○だから自分は素晴らしい」と感じているのが条件付きの自尊感情。

◯◯には色々と当てはまるだろう。

学歴、経済力、美貌etc….まあなんでもいいや。

ともかくなにかしらの成功体験だとか、周りの評価だとか、そういう条件があって自分に自

もっとみる

破産後、ようやく就職

 昨年の3月に破産を決めて、それから諸々の処理をして、本を書いたりたくさんの人と出会ったりしましたが、当然のことながら世間的には無職であり、実際に経済的には困窮していました。
 私一人なら、モノを書いて生活できないことはないのですが、なにしろ三人の子供はまだ学生であり、上は大学、まんなかも今年から大学生、末は来年大学受験と、人生でもっともお金がかかるタイミングなので、ちょっとやそっとの給料取りでは

もっとみる
第6回 小型衛星の科学教育利用を考える会

第6回 小型衛星の科学教育利用を考える会

昨日、都立産業技術高等専門学校で行われた第6回 小型衛星の科学教育利用を考える会に出席しました。

アカデミックな世界とは無縁な人生を送ってきた私が、なぜそんなところに参加するようになったのかは不思議ではありますが、成り行きと行きがかり上いつのまにかそういうことになって、人生の不思議を感じています。

会の内容は、1993年に始まった、学生たちが小型の人工衛星のアイディアや設計を競う、衛星設計コン

もっとみる
無かったはずの未来

無かったはずの未来

最近noteでお知り合いになった、カワカミ・ヨウコさんが興味深い文章の中で、出版のススメに触れて、御自身とこの先の未来について書かれています。
ネットによる発信はとても気軽でポピュラーなこととなりましたが、結果としてやはりマイノリティーの声は埋もれ、時と共に膨大な情報の波にのまれて流されて行きます。
また、世代や環境による情報格差も大きく、とくに日本ではまだまだ紙に印刷された本でないと想いが届かな

もっとみる
自給自足のための栽培工学概論編集後記

自給自足のための栽培工学概論編集後記

 先日、出版のお手伝いをしたことを書いたのですが、主に書籍の紹介だったので、少しお手伝いの内容を詳しく書いてみようと思います。

 著者の宮下さんに出版のお手伝いをお願いされて、原稿をお預かりしたのが今月の初め、二月二日でした。
 早速Wordで書かれた原稿の校正を始めたのですが、これまでは自分の書いたものを推敲したり校正したりしましたが、人様の原稿を校正するのは実質初めてのことです。ですから非常

もっとみる
仕事として出版のお手伝いをしました。

仕事として出版のお手伝いをしました。

私が書いた「出版のススメ」を読んで、以前から自分でも本を出版したいという想いをずっと持っていらっしゃった宮下和美さんの、初めての著作の出版のお手伝いをさせていただきました。
ちなみに宮下さんは、過去のnoteに書いた「孤高の日本酒」を世に出したその人です。

現在AmazonのKindleストアからKindle版が販売されています。

来週にはペーパーバックも出版の運びとなっています。

筆者セン

もっとみる
2017年を振り返って

2017年を振り返って

いよいよ2017年も暮れて、新しい年を迎えようとしています。

今年は振り返らずとも大変な一年となりました。

年が明けてからも、会社の資金繰りと現場のやりくりで四苦八苦して、結局三月に破産を決断。ちょっと今でも思い返すのは辛い日々でした。
会社自体、義父母である先代から引き継いでからでも10数年やってましたから、やめるとなるとそれはかなり大変なことだったのですね。

それからは、精神的にも肉体的

もっとみる
あるイブの物語

あるイブの物語

 バーのカウンター越し、大きなウインドーの向こうに、まるで夜空の星を敷き詰めたように東京の夜景が広がっている。
 クリスマスイブの夜、街の明かりはどことなく華やいで見える。
高層ビルの37階にあるバーのカウンターで、私はマンハッタンのグラスを前にぽつんと一人きり。後ろのテーブルにはそれぞれにキャンドルが灯り、その明かりをはさんだ恋人達がそれぞれに囁きあっている。
 それでも街の賑やかさにくら

もっとみる
写真集「愛しのハッピー」ドイツ語・フランス語版追加しました

写真集「愛しのハッピー」ドイツ語・フランス語版追加しました

以前出版した愛猫の写真集を、英語版に加えてドイツ語版とフランス語版を追加出版しました。

クリスマスですので、明日12月23日、日本時間午後五時からになるかと思いますが、日本語版をはじめ、すべての言語のバージョンを25日まで全世界で無料にします。

ささやかですが、私と愛猫ハッピーからのクリスマスプレゼントです。

ドイツ語翻訳版

フランス語翻訳版

ダウンロードする前に、価格が無料になっている

もっとみる
今度はWEBショップ開店

今度はWEBショップ開店

まったくもう何やってるんでしょうか? ( ̄▽ ̄υ)アセ...

先日新規開店した人生の師匠のBlogですが、そりゃもうえらい賑わいで、今時コメントがビシバシ付くってのは珍しいんですが、にしても一つの記事が延々写真と文章が足されて、数日かけて伸び続け、それにさらにコメントが付いていくという不思議なことになっております。

そんな中、過去の記事が読みたい!という読者の声が結構ありまして、私も少年の頃は

もっとみる
チョコレート

チョコレート

子供の頃、甘いもの、とりわけチョコレートが大好きだった。

小遣いを貰うと、みんなが駄菓子屋に行くのを横目に、山崎パンの店で明治の板チョコを買っては独り占めした。

安っぽい駄菓子をいくつか買うよりも、本格的なチョコレート一枚の方が、ずっと満足出来る気がした。

きれいな包み紙を丁寧に剥がして、銀紙を剥ぐり、大切に食べた。

甘くて滑らかに溶けて、ほんの少しほろ苦い。

その時間が大好き

もっとみる
「出版のススメ」ペーパーバック発売のお知らせ

「出版のススメ」ペーパーバック発売のお知らせ

なんだかご無沙汰しております。

ご無沙汰なのに、いきなり宣伝かよ? みたいな感じでイヤらしいのですが、いやいや、とお〜っても忙しかったのです。
むしろ自分の本のことを考える余裕もなく忙しくしていたのでした。

それでも一応、これもお仕事ということで、先行してKindle版を出していた「出版のススメ」のペーパーバック版が発売になります。

Kindle版に比べると、かなりお高いです。(というよりK

もっとみる
ここ一週間の出来事

ここ一週間の出来事

先週は金曜日から大阪に行きました。

成田からLCCで関空まで飛んだんですが、一悶着あってやれやれの旅。

富士山見られたからいいか。

金曜の夜は友人宅に泊めてもらい、酒盛りで飲みすぎ、翌日二日酔いで大阪駅へ。
さくらインターネット本社で行われた、ヒューマンネットワーク高専の2017年交流会になぜか動画撮影のために参加しました。

こういうのはこれまでの人生には、決定的に無かったことです。

もっとみる
これからは出版が趣味って言える時代に

これからは出版が趣味って言える時代に

 今、すでにKindleから出版済みの「出版のススメ」のプリント・オンデマンド版の原稿を用意しているんですが、やはり紙の書籍は印刷製本コストの関係で、結構なお値段になるので、かなり書き足しをしています。

 それで、書いていて思ったのですが、出版をしたい個人はもとより、例えばカルチャースクールやサークルなど、言葉や文章を学んだり楽しんだりする人たちだって、もしもそれを出版してアマゾンで販売したり、

もっとみる