これからは出版が趣味って言える時代に
今、すでにKindleから出版済みの「出版のススメ」のプリント・オンデマンド版の原稿を用意しているんですが、やはり紙の書籍は印刷製本コストの関係で、結構なお値段になるので、かなり書き足しをしています。
それで、書いていて思ったのですが、出版をしたい個人はもとより、例えばカルチャースクールやサークルなど、言葉や文章を学んだり楽しんだりする人たちだって、もしもそれを出版してアマゾンで販売したり、あまりお金をかけなくてもペーパーバックの本を出版できると知ったらどうでしょう?
主婦やお年寄りの集まりで、パソコンやインターネットはちょっと苦手だけど、歌や俳句や小説や短歌や詩などを、これまでにたくさん書いてきたという人たちがたくさんいるでしょう。
そういった方達の出版のお手伝いができないだろうか? と考えました。
まだ具体的なことはなにも決めていませんが、例えばこの本「出版のススメ」に書いてあることを、実際に目の前でご指導するとか、サークルやカルチャースクールで、出版に関する講習会を行うとか、あるいは元になる原稿から先の、データの作成やアマゾンに登録したりする出版の部分をこちらでお引き受けするとか、いろいろな形でのお手伝いが考えられます。
実際に自分で一から十までやってみてわかりましたが、私もMacを使うようになって二十年近く経ちますが、それでもずいぶん引っかかりながら、やっと出版に漕ぎ着けました。ですからパソコンが苦手な人にとっては、この本を読んでもやはり高いハードルに変わりはないのかもしれません。
だとしたら、その苦手な部分を誰かがサポートすることで、もっとたくさんの人たちの出版の夢が叶うのかもしれない。そう考えたら、それはとてもやりがいのある仕事なんじゃないか? そんな風に思ったのです。
例えば現時点でどんなお手伝いができるかを書き出してみます。
出版についての出張講習や直接指導など。
手書きの原稿をワープロで電子データとして入力する。
原稿を編集・校正する。
出来上がったデータを、電子書籍として適正なデータに変換する。
アマゾンKDPのアカウントの取得や情報を登録するお手伝い。
表紙データの作成
写真集や絵本などの作成方法の指導や、作成支援作業。
各種作成ツールの使用法などの講習。
プリント・オンデマンドによる、紙の書籍(ペーパーバック)の出版のお手伝い。
出版に関する各種ご相談に対応。
ざっと書き出してみましたが、色々とできそうです。
まだ具体的な費用などはまったく検討していないのですが、いずれにしても一昔前の自費出版とは比較にならないほど少ない費用で出版できるはずです。
私はこれからの世界では、出版することが趣味の一つとして確立していくと確信しています。
そして、それぞれ自分の内にある思いを、世界に向けて出版したいという願いを多くの方と共有していきたい。
そうできる新しい世界がもう目の前にあります。
※「出版のススメ」から未発表の一部に加筆修正のうえ掲載
サポートする代わりに、こんな本を書いたり、こんなことをしている奴がいるよーって触れ回っていただけると助かります。