うさはら しの

トーキョー。

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はあ

なんだか疲れてしまった。 付き合ってる男が、私がしぬほど憎んでいる女と浮気している場面に遭遇した。という夢をみた。 どういう意味があるのか夢占いをしたら、もう私の…

27歳独身女のつぶやき

だーりんと焼肉に行って思った。この人はいつもわたしのために素晴らしい焼き加減で一番美味しいところを食べさせてくれて、サラダも冷麺もなにもかも美味しいところを取り…

25歳の頃の日記

馬鹿な客に、女なんだから結婚して子どもを産むのが一番いいだろと言われた。こんなのがまだ令和の時代に、それもこの日本の大都市東京にいるのか。参ったな。 結婚にも子…

渋谷でみた夢

最寄り駅におりて、ガールズバーやスナックが立ち並ぶ路地を横目に、帰ってきたくなかったと思っていた。道端に落ちるコーヒーの空き缶やコーラのペットボトルがおかえりな…

27歳独身女

結婚したいと思ったこともあるけど、それは恋人がいたから思っただけのことで、1人では思いようがない。 だけど、結婚したいなーって多くの独身は言う。そんな相手がいない…

仕事に追い詰められた20歳

関内の駅はすっかり変わっていた。重い足どりで降りた階段はエスカレーターになっていた。何度も足を踏み外そうと思った。改札も新しくなっていた。 駅を出てすぐの…

年始の熱意なんて

2023年。今年の目標は?という質問が胸をえぐる。まだ6日しか経っていないのにもう私には不穏な空気が漂っている。去年の年末の疲労や考え出したどうしようもないネガティ…

はあ

なんだか疲れてしまった。
付き合ってる男が、私がしぬほど憎んでいる女と浮気している場面に遭遇した。という夢をみた。
どういう意味があるのか夢占いをしたら、もう私の心が彼から離れていることの暗示らしい。そう。そうかもしれない。4年という月日が経ちあまりに長い倦怠期を迎えている。
突如現れた男とも1年になる。好きだと毎日言われてきた。結婚したいとも言われた。なんだかそれもいいかと投げやりな気持ちになる

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27歳独身女のつぶやき

27歳独身女のつぶやき

だーりんと焼肉に行って思った。この人はいつもわたしのために素晴らしい焼き加減で一番美味しいところを食べさせてくれて、サラダも冷麺もなにもかも美味しいところを取り分けてくれて、当たり前のようにお会計も済ませてくれて、わたしの話も全部聞いてくれて話したことも忘れない。でも、私たちはいつまでも恋人同士でそれ以上にはならない。それが辛いのか、嬉しいのか、もはや分からない。
いつか結婚なんてしたくない。自分

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25歳の頃の日記

25歳の頃の日記

馬鹿な客に、女なんだから結婚して子どもを産むのが一番いいだろと言われた。こんなのがまだ令和の時代に、それもこの日本の大都市東京にいるのか。参ったな。
結婚にも子どもにも執着がない。25歳だからそろそろ…という感覚もない。結婚したくなったらするかもしれないし、出産したけりゃ70歳になろうが私は出産する。
現状わたしはわたしの面倒を見るだけで精一杯だ。あれもこれも欲しがるし、あれもこれも捨てたがる。最

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渋谷でみた夢

渋谷でみた夢

最寄り駅におりて、ガールズバーやスナックが立ち並ぶ路地を横目に、帰ってきたくなかったと思っていた。道端に落ちるコーヒーの空き缶やコーラのペットボトルがおかえりなさいと私に言う。ひとりになった瞬間にいつもこの街は惨めに映る。
白いパンプスにできた細かい傷や、イヤリングの金具の痛みが、今になって主張を始める。
さっきまでの公園の緑も、夕日の朱色と金も、渋谷に広がる光の筋も、ラーメン屋の壁のべたつきさえ

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27歳独身女

27歳独身女

結婚したいと思ったこともあるけど、それは恋人がいたから思っただけのことで、1人では思いようがない。
だけど、結婚したいなーって多くの独身は言う。そんな相手がいないのに結婚したい気持ちだけが生まれるっていうのは、なんか、宝くじを買ってないのに宝くじ当たれって願ってることと同じような気がする。

わたしは、有効期限が過ぎたか過ぎてないか分からない宝くじを、大当たりだって願いながら一枚だけ持っている。

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仕事に追い詰められた20歳

仕事に追い詰められた20歳

関内の駅はすっかり変わっていた。重い足どりで降りた階段はエスカレーターになっていた。何度も足を踏み外そうと思った。改札も新しくなっていた。
駅を出てすぐのビル地下にあるスーパー、"あおば"に入る。濡れたレタスの匂い、鳥の血の匂い、階段のすぐ横にある女子トイレで恐怖のあまり嘔吐する私。
昌吾さんは怒ると本当に恐ろしかった。
昌吾さんはいつも私に期待してくれていた。可愛がり、怒った。

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年始の熱意なんて

年始の熱意なんて

2023年。今年の目標は?という質問が胸をえぐる。まだ6日しか経っていないのにもう私には不穏な空気が漂っている。去年の年末の疲労や考え出したどうしようもないネガティヴが、そのまま持ち越されてしまった。
だから、2023年はこうします♡とか、こんな1年になるといいな⭐︎という明るい目標や願望を掲げたインスタの投稿を見るのが無性に辛い。他人が、がんばろうという熱意を一番持ってしまうこの1月という月は本

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