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やりたいことが見つからない人へ

やりたいことを悩まずに見つかる人がいる一方、いつまでも見つからない人もいます。
やりたいことが見つからないと辛くなり、自分や自分の環境を責めてしまったり、何をやっても楽しくなくなってしまったりする悪循環に陥ってしまう人がいます。
悪循環に陥ると、やりたいことが見つかっている人も、いつも楽して過ごしているわけではないことはわかっていても、やりたいことをやっているからとうらやましく思えたり、ねたんだりしてしまうこともあるでしょう。

「やりたいこと」は人それぞれでも、見つからないことはよくあります。気づいていない人もたくさんいます。
しかし、見つけなければならないと考えてしまい、苦しんでしまいます。
苦しみから解放されるには、自分を見直してみたり、環境を変えたりすると、自分の「やりたいこと」を勘違いしていたり、自分で難しくしていたりすることに気づけるかもしれません。

今回は「やりたいこと」で苦しんでいる人が苦しまないよう、そう考えてしまう人の特性や、そういう人におすすめの考え方や方法をお伝えします。

「やりたいこと」が見つからない人の特性

  1. 自己認識の不足
    自分の強みや弱み、興味や価値観を考える機会がなく、自分は何に向いているのか、何に情熱を持てるのかが具体的にわからない。

  2. 不安や恐れが強い
    失敗を恐れたり、責められたりしてしまい、新たな挑戦をすることができず、結果的に可能性を広げられない。

  3. 完璧主義
    最初からいい結果を求めたり、完璧なやりたいことを考えたりしてしまい、選択肢を減らしてしまい行動に移せない。

  4. 環境の影響
    周囲の期待や他人の目を気にしてしまい、自分の本当にやりたいことを選べなくしてしまっている。

「やりたいこと」を見つけるために

  1. 自己理解を深める
    自己分析や心理テストなど、自分を客観的に見る機会をつくってみたり、過去の経験で、楽しかったことや得意だと思うことを振り返ってみる。

  2. 小さな一歩から始める
    いきなり大きな目標目指すのではなく、小さな挑戦で区切って、成功体験を積み重ねて自信をつける。

  3. 完璧でない自分を許す
    完璧な人はいないこと、それが自分にも当てはまることを受け入れ、何かを決めたり結果を求めたりせず、まずやってみることを繰り返す。

  4. 頼れる人の声を聞く
    信頼できる人からの意見を求めて、自分の長所や可能性を伝えてもらう。自分と似たような世間の声を集めてみる。

  5. 情報を絞る
    現実ではない、自分に合わない情報は必要ありません。自分にとって本当に重要な情報や選択肢と、その情報源に絞って混乱を避ける。

これらも全てが当てはまるわけでも、自分に合うかもわかりません。
冒頭に書いたように、「やりたいこと」が見つかっていても、楽ができるわけではありませんし、見つからないまま過ごしている人もたくさんいます。

また、「やりたいこと」を見つけるのは義務ではありませんし、見つかって、楽しくなればラッキーぐらいに考えると良いと思います。また、何かを苦しんででも、やり続ければ見つかるとも限りません。それにも関わらず、何をやっても続かないことに苦しんでいたり、続けなければならないことに苦しんでいたりする人が多いと思います。続くことは喜びになりますが、次々と違うことをやることも良い事だと思います。

自分を知り、受け入れ、いい意味で自分にとって良いところだけを取り上げられるようになれれば良いと思います。
「やりたいこと」を見つけること自体を、楽しめると良いですね。

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