あめげんば|Ame Gemba

2024年に森あめのから改名しました。 見聞きした面白いこと、あれこれのエッセイ。 リ…

あめげんば|Ame Gemba

2024年に森あめのから改名しました。 見聞きした面白いこと、あれこれのエッセイ。 リンク色々はこちら>https://linktr.ee/studioameforest

マガジン

  • 旅の日記

    旅の楽しい!びっくり!をおすそ分けする日記です。

  • 明石焼探検隊

    明石に住んでわかった、本場の明石焼のおいしさ! これは誰かに伝えたいと書き始めました。 あ、探検隊は私ひとりです。たまに夫も加わります(が、船乗りなので大体留守です)。

記事一覧

【台湾旅日記 03】台湾鹿の楽園へゆく編

なんといっても私の推しは鹿である。鹿を追いかけて三千里。台湾の鹿公園「Paradise of Deer」にまで行ってしまった話です。 異国を感じるバス旅行高速バスin海外。思った…

【台湾旅日記 02】雨と共存してるね編

台湾にも梅雨というか雨季がある、と気づいたのは旅の2日前でした。まだギリギリ雨季じゃない、と思ってたらすでに差し掛かってた! 4月末の高雄滞在。5日間ずっと下の…

【台湾旅日記 01】漢字っていいな編

気がつけば、まだ見ぬ鹿を追いかけて台湾の果てまで来ていました。 鹿が好きなんです(地元が奈良なので)。鹿を追う旅がライフワークになりつつある。 たまたま読んでた…

【台湾旅プロローグ】鹿に会いたくて原付教習

来月は心の洗濯しに台湾に行ってきます。 その前に。 38歳にして人生初の原付教習に行ってきました。台湾鹿に会いたい、というのが理由で。 これはいくつになっても、ま…

【 北海道クマ旅 03 】 クマ、だけじゃない。博物館もいいんだ、クマ牧場。

登別クマ牧場、真打は博物館にあり クマ牧場、ただの牧場だけじゃなかった。アヒルもいればリスもいる。そして、ヒグマ博物館と、アイヌの展示がある「ユーカラの里」を忘…

【 北海道クマの旅 02 】クマ全開、クマ牧場編

ここまでの地獄な道のりの記事はこちら クマ牧場を訪ねて登別まで来てしまいました。 いざ、ロープウェイ ロープウェイ乗り場までが修行。徒歩だと。(車だとすぐ) 本…

【北海道クマの旅 01 】地獄ルート編

どこか遠くへ行きたい!と言うわけで、北海道へ行ってきました。どうせなら涼しいところが良い。それなら北海道だね。 ずっと行きたかった登別クマ牧場に行こう。クマに会…

「喫茶ヨシダ」 ディスプレイに、心とタコが躍る

「明石銀座」というこれまた渋い通りにある、純喫茶。 「ヨシダ」のディスプレイ、昭和ラバーの私は黙って通り過ぎるなんてできない。 パフェの横に明石焼のサンプル!懐…

「明石焼・玉子焼 ふなまち」静かにアツい老舗

「明石焼・玉子焼 ふなまち」。明石焼と玉子焼は同じものです。地元では玉子焼。でもわかるように明石焼と言っている。行列がいつもできている老舗、ふなまち。 静かな神…

「明石焼・たこ焼・玉子焼 まるまる」家族がまるっと笑顔になるお店

年の瀬に、友人家族と夫で食べに行ってきました、明石焼。やはり年末は行列! 全部載せちゃえ 店名、二度見しましたけど、公式Instagramにこう書いてありました(以下、…

「ギャラリーであい」明石焼だけじゃない。女将さんの美しい手仕事の宝庫

それは、美味い!から始まった 明石は魚の棚商店街にある、「ギャラリーであい」。 ギャラリーという名前ですが、明石焼屋さんです。 正直、なかなか入るのに勇気が入りま…

「玉子焼専門店 松竹」だしもお店もスッキリ美しい

駅前のビルから香ばしい匂いがする 駅の真ん前にある、大きいビル「パピオスあかし」。 このビルには市役所の出張所や図書館、大型書店も入っていて、明石市民にはとっても…

「玉子焼 よし川」たこめしと明石焼の無限ループ

※2021/09/09 訂正 「明石焼 よし川」は誤りでした。正しくは「玉子焼 よし川」です!!お店の人もごめんなさい! マイ・ファースト・明石焼明石の台所、魚の棚商店街…

「明石焼き ゴ」ゴリラと漢字クイズと、選べる具材

遅くまで開いている明石焼屋さん夕方の魚の棚商店街をぶらぶらする。夕方6時をすぎると、だいたい閉店モード。土曜日でも開いてる明石焼屋さんは、意外と少ないんです。 …

「明石焼専門 よこ井」冷たいだしへの、熱い思い。生きた歴史証人。

静かなるドン 本当にすごい人は、案外、普通というか、そのへんに涼しい顔して存在していたりする。 「明石焼専門店 よこ井」は、まさにそのようなお店でした。 魚の棚商…

「玉子焼 てんしん」ふわっふわの玉子焼。これは黄色くて丸い天使だ

山陽電車「東二見駅」降りてすぐ、静か〜な駅前にある「てんしん」。 知り合いが勧めてくれていたのを思い出して、行ってきました。 一瞬中華屋さんと見間違いそうな外観…

【台湾旅日記 03】台湾鹿の楽園へゆく編

【台湾旅日記 03】台湾鹿の楽園へゆく編

なんといっても私の推しは鹿である。鹿を追いかけて三千里。台湾の鹿公園「Paradise of Deer」にまで行ってしまった話です。

異国を感じるバス旅行高速バスin海外。思った以上に冒険。ワクワクが止まらないね!

オンラインがよくわからんかったので、チケットは現地で買う。筆談上等!

無事バスに乗れました。バスがなんというか独特のインテリア…!

台湾の南へゆくのだ、私は。

バスは3時間ゴ

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【台湾旅日記 02】雨と共存してるね編

【台湾旅日記 02】雨と共存してるね編

台湾にも梅雨というか雨季がある、と気づいたのは旅の2日前でした。まだギリギリ雨季じゃない、と思ってたらすでに差し掛かってた!

4月末の高雄滞在。5日間ずっと下のような曇天か、スコール、ほんの時々晴れ。

出発前日に旅程が全て雨になりそうなことに絶望したものの、意外といい体験になったので書いておきます。

台湾は、高雄。天気が目まぐるしく変わることよ。どしゃ降りスコールの多いことよ。
雨が止んだら

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【台湾旅日記 01】漢字っていいな編

【台湾旅日記 01】漢字っていいな編

気がつけば、まだ見ぬ鹿を追いかけて台湾の果てまで来ていました。

鹿が好きなんです(地元が奈良なので)。鹿を追う旅がライフワークになりつつある。

たまたま読んでた鹿の本にね、載ってたんですよ、台湾の鹿が。

で、Googleマップに「梅花鹿 台湾」で検索したら出てきたという。

で、気がつけば台湾に来ていました。鹿については長くなりそうなので、後でがっつり書くとしまして。

中国語はしゃべれない

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【台湾旅プロローグ】鹿に会いたくて原付教習

【台湾旅プロローグ】鹿に会いたくて原付教習

来月は心の洗濯しに台湾に行ってきます。
その前に。

38歳にして人生初の原付教習に行ってきました。台湾鹿に会いたい、というのが理由で。

これはいくつになっても、まずはやってみるもんだ、という地味な記録です。よろしければ。

乗るシカない…かとにかく鹿が好きなのです。地元のみならず、あちこちの鹿スポットに行っては喜んでいるのですが、本でみつけてしまいました。台湾の鹿。

台湾にはタイワンジカもと

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【 北海道クマ旅 03 】 クマ、だけじゃない。博物館もいいんだ、クマ牧場。

【 北海道クマ旅 03 】 クマ、だけじゃない。博物館もいいんだ、クマ牧場。

登別クマ牧場、真打は博物館にあり

クマ牧場、ただの牧場だけじゃなかった。アヒルもいればリスもいる。そして、ヒグマ博物館と、アイヌの展示がある「ユーカラの里」を忘れちゃいけない。

クマも楽しかったけど、この展示に出会えたことの方が感動が大きかった位。
なんかのついでに飾ってるんでしょ、とナメていたら、いい意味で裏切られました。

正直、マニアな大人向けです。ワンフロア丸ごと、本当に昭和のままです

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【 北海道クマの旅 02 】クマ全開、クマ牧場編

【 北海道クマの旅 02 】クマ全開、クマ牧場編

ここまでの地獄な道のりの記事はこちら

クマ牧場を訪ねて登別まで来てしまいました。

いざ、ロープウェイ

ロープウェイ乗り場までが修行。徒歩だと。(車だとすぐ)

本当にここで合ってるよね…?ひび割れた階段をドキドキしながら登ります。

てくてく。てくてく。

クマ牧場のほうも、この階段はヤバイと重々承知なのでしょうか、行く先々でクマの看板が励ましてくれます。

この看板がなかったら心が折れてい

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【北海道クマの旅 01 】地獄ルート編

【北海道クマの旅 01 】地獄ルート編

どこか遠くへ行きたい!と言うわけで、北海道へ行ってきました。どうせなら涼しいところが良い。それなら北海道だね。

ずっと行きたかった登別クマ牧場に行こう。クマに会いにいったら、おまけにエゾシカとエゾリスと、小鳥にも遭遇する旅になりました。

それでは旅日記の始まりです。

北海道は、でっかいどう

「の!ぼ!り!べ!つ!クマ牧場!」というCMをどこかで見て以来、ハートを鷲掴みにされてしまったクマ牧

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「喫茶ヨシダ」 ディスプレイに、心とタコが躍る

「喫茶ヨシダ」 ディスプレイに、心とタコが躍る

「明石銀座」というこれまた渋い通りにある、純喫茶。

「ヨシダ」のディスプレイ、昭和ラバーの私は黙って通り過ぎるなんてできない。

パフェの横に明石焼のサンプル!懐かしい定番の洋食!タコのちょうちんが風に踊っているぅ(妙に大きくて、一度見たら忘れられない)

ランチも魅惑。でもここは初志貫徹、玉子焼を頼みます。

450円と、明石でトップクラスにお手頃価格。

ディスプレイのにぎやかさとは裏腹に、

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「明石焼・玉子焼 ふなまち」静かにアツい老舗

「明石焼・玉子焼 ふなまち」静かにアツい老舗

「明石焼・玉子焼 ふなまち」。明石焼と玉子焼は同じものです。地元では玉子焼。でもわかるように明石焼と言っている。行列がいつもできている老舗、ふなまち。

静かな神社の隣で、いつも人がワラワラ並んでいる繁盛店。持ち帰りのお客さんもどんどんやってくる。静かに、アツい。

もうこのドアからして、たまらん味わいよ・・・
お店に入る前から、懐かしさがこみあげます。

中へ入ると一転、おばあちゃん家で店内は穏

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「明石焼・たこ焼・玉子焼 まるまる」家族がまるっと笑顔になるお店

「明石焼・たこ焼・玉子焼 まるまる」家族がまるっと笑顔になるお店

年の瀬に、友人家族と夫で食べに行ってきました、明石焼。やはり年末は行列!

全部載せちゃえ

店名、二度見しましたけど、公式Instagramにこう書いてありました(以下、まるまる)。名前の通り、明石焼と玉子焼(おんなじ物です)、たこ焼の両方やってはります。

明石焼、明石では玉子焼とも呼ばれています。表記がどっちかは、お店によります。
観光客相手に商売しているところも多いので、明石焼と表記するお

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「ギャラリーであい」明石焼だけじゃない。女将さんの美しい手仕事の宝庫

「ギャラリーであい」明石焼だけじゃない。女将さんの美しい手仕事の宝庫

それは、美味い!から始まった
明石は魚の棚商店街にある、「ギャラリーであい」。
ギャラリーという名前ですが、明石焼屋さんです。
正直、なかなか入るのに勇気が入りました。奥行きがある店内・・・だがよく見えない。ちょっとミステリアスですらある。

で、この店。たまたま持ち帰りで買ってみたら、すごく美味しかったのです!!
というわけで、意を決してお店でイートインに。

とにかく色々濃そうな店である。店先

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「玉子焼専門店 松竹」だしもお店もスッキリ美しい

「玉子焼専門店 松竹」だしもお店もスッキリ美しい

駅前のビルから香ばしい匂いがする
駅の真ん前にある、大きいビル「パピオスあかし」。
このビルには市役所の出張所や図書館、大型書店も入っていて、明石市民にはとっても便利でありがたい場所です。

そんな駅前のビルの一階は、なんかふぁ〜っといい香りがする。
香ばしいごま油の匂い。お腹が空いてくる。

香ばしい匂いの源は、そう、「玉子焼専門店 松竹」なのでした(お隣にも明石焼屋さんがあるけど、ごま油の匂い

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「玉子焼 よし川」たこめしと明石焼の無限ループ

「玉子焼 よし川」たこめしと明石焼の無限ループ

※2021/09/09 訂正 「明石焼 よし川」は誤りでした。正しくは「玉子焼 よし川」です!!お店の人もごめんなさい!

マイ・ファースト・明石焼明石の台所、魚の棚商店街の魚屋さんの前を通り過ぎて
辿り着きました「玉子焼 よし川」。

実はこの店、前にも来たことがありまして、私が明石に引っ越して、一番最初に入ったお店です。本場の明石焼に感動したのもここが最初です。
そして偶然にも、このお店は「魚

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「明石焼き ゴ」ゴリラと漢字クイズと、選べる具材

「明石焼き ゴ」ゴリラと漢字クイズと、選べる具材

遅くまで開いている明石焼屋さん夕方の魚の棚商店街をぶらぶらする。夕方6時をすぎると、だいたい閉店モード。土曜日でも開いてる明石焼屋さんは、意外と少ないんです。

そんな中、魚の棚商店街から西に出てすぐ(商店街出て道渡るだけ)、まだ開いているよ、「明石焼き ゴ」。

お昼はよく行列ができているお店です。お店が小さいので、大人数にはおすすめしません。4人までが良いかと。座敷は四人がけ二卓、テーブルも二

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「明石焼専門 よこ井」冷たいだしへの、熱い思い。生きた歴史証人。

「明石焼専門 よこ井」冷たいだしへの、熱い思い。生きた歴史証人。

静かなるドン
本当にすごい人は、案外、普通というか、そのへんに涼しい顔して存在していたりする。

「明石焼専門店 よこ井」は、まさにそのようなお店でした。
魚の棚商店街にひっそりと佇む、おばちゃんが一人で切り盛りしているお店です。

70過ぎと思われる、ここのおばちゃんこそが、明石焼の歴史を生身で知る人でした。

その生きた歴史は、食文化研究家・熊谷真菜氏の著書「たこやき」(リブロポートより、19

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「玉子焼 てんしん」ふわっふわの玉子焼。これは黄色くて丸い天使だ

「玉子焼 てんしん」ふわっふわの玉子焼。これは黄色くて丸い天使だ

山陽電車「東二見駅」降りてすぐ、静か〜な駅前にある「てんしん」。
知り合いが勧めてくれていたのを思い出して、行ってきました。

一瞬中華屋さんと見間違いそうな外観にちょっと心細くなりつつ…
看板には「玉子焼 お好み焼 てんしん」と書いてあったので、お店の扉をガラガラと開けました。
あ、ここでは「玉子焼」と書いてありますね。さすがローカル店。

開店とほぼ同時に入りました。が、すでにフル稼働している

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