あめげんば|Ame Gemba

2024年に森あめのから改名しました。 見聞きした面白いこと、あれこれのエッセイ。ht…

あめげんば|Ame Gemba

2024年に森あめのから改名しました。 見聞きした面白いこと、あれこれのエッセイ。https://linktr.ee/studioameforest

マガジン

  • 旅の日記

    旅の楽しい!びっくり!をおすそ分けする日記です。

  • 明石焼探検隊

    明石に住んでわかった、本場の明石焼のおいしさ! これは誰かに伝えたいと書き始めました。 あ、探検隊は私ひとりです。たまに夫も加わります(が、船乗りなので大体留守です)。

最近の記事

【台湾旅プロローグ】鹿に会いたくて原付教習

来月は心の洗濯しに台湾に行ってきます。 その前に。 38歳にして人生初の原付教習に行ってきました。台湾鹿に会いたい、というのが理由で。 これはいくつになっても、まずはやってみるもんだ、という地味な記録です。よろしければ。 乗るシカない…かとにかく鹿が好きなのです。地元のみならず、あちこちの鹿スポットに行っては喜んでいるのですが、本でみつけてしまいました。台湾の鹿。 台湾にはタイワンジカもとい、「梅花鹿」という鹿がいるという。美人と評判。色も日本の鹿よりちょっと鮮やか(

    • 【 北海道クマ旅 03 】 クマ、だけじゃない。博物館もいいんだ、クマ牧場。

      登別クマ牧場、真打は博物館にあり クマ牧場、ただの牧場だけじゃなかった。アヒルもいればリスもいる。そして、ヒグマ博物館と、アイヌの展示がある「ユーカラの里」を忘れちゃいけない。 クマも楽しかったけど、この展示に出会えたことの方が感動が大きかった位。 なんかのついでに飾ってるんでしょ、とナメていたら、いい意味で裏切られました。 正直、マニアな大人向けです。ワンフロア丸ごと、本当に昭和のままです。開き直って昭和ポイント!って解説しているくらいなレトロ具合。一周回ってチャーム

      • 【 北海道クマの旅 02 】クマ全開、クマ牧場編

        ここまでの地獄な道のりの記事はこちら クマ牧場を訪ねて登別まで来てしまいました。 いざ、ロープウェイ ロープウェイ乗り場までが修行。徒歩だと。(車だとすぐ) 本当にここで合ってるよね…?ひび割れた階段をドキドキしながら登ります。 てくてく。てくてく。 クマ牧場のほうも、この階段はヤバイと重々承知なのでしょうか、行く先々でクマの看板が励ましてくれます。 この看板がなかったら心が折れていました。お心遣いありがとう。 矛盾してるけど、ここで生のクマに会うのは嫌だ。で

        • 【北海道クマの旅 01 】地獄ルート編

          どこか遠くへ行きたい!と言うわけで、北海道へ行ってきました。どうせなら涼しいところが良い。それなら北海道だね。 ずっと行きたかった登別クマ牧場に行こう。クマに会いにいったら、おまけにエゾシカとエゾリスと、小鳥にも遭遇する旅になりました。 それでは旅日記の始まりです。 北海道は、でっかいどう 「の!ぼ!り!べ!つ!クマ牧場!」というCMをどこかで見て以来、ハートを鷲掴みにされてしまったクマ牧場。クマの総選挙をしている、なんかやばい予感のするクマ牧場。 クマ牧場があるの

        【台湾旅プロローグ】鹿に会いたくて原付教習

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        • 旅の日記
          3本
        • 明石焼探検隊
          11本

        記事

          「喫茶ヨシダ」 ディスプレイに、心とタコが躍る

          「明石銀座」というこれまた渋い通りにある、純喫茶。 「ヨシダ」のディスプレイ、昭和ラバーの私は黙って通り過ぎるなんてできない。 パフェの横に明石焼のサンプル!懐かしい定番の洋食!タコのちょうちんが風に踊っているぅ(妙に大きくて、一度見たら忘れられない) ランチも魅惑。でもここは初志貫徹、玉子焼を頼みます。 450円と、明石でトップクラスにお手頃価格。 ディスプレイのにぎやかさとは裏腹に、中は落ち着く空間の純喫茶。新聞やら雑誌やら、おじさま好みのもんが置いてあり、地元

          「喫茶ヨシダ」 ディスプレイに、心とタコが躍る

          「明石焼・玉子焼 ふなまち」静かにアツい老舗

          「明石焼・玉子焼 ふなまち」。明石焼と玉子焼は同じものです。地元では玉子焼。でもわかるように明石焼と言っている。行列がいつもできている老舗、ふなまち。 静かな神社の隣で、いつも人がワラワラ並んでいる繁盛店。持ち帰りのお客さんもどんどんやってくる。静かに、アツい。 もうこのドアからして、たまらん味わいよ・・・ お店に入る前から、懐かしさがこみあげます。 中へ入ると一転、おばあちゃん家で店内は穏やかな感じ。不思議なギャップがたまりません。 店内も期待を裏切らない昭和感。

          「明石焼・玉子焼 ふなまち」静かにアツい老舗

          「明石焼・たこ焼・玉子焼 まるまる」家族がまるっと笑顔になるお店

          年の瀬に、友人家族と夫で食べに行ってきました、明石焼。やはり年末は行列! 全部載せちゃえ 店名、二度見しましたけど、公式Instagramにこう書いてありました(以下、まるまる)。名前の通り、明石焼と玉子焼(おんなじ物です)、たこ焼の両方やってはります。 明石焼、明石では玉子焼とも呼ばれています。表記がどっちかは、お店によります。 観光客相手に商売しているところも多いので、明石焼と表記するお店があるのかな、と推測。 明石焼(玉子焼)も、お店も、優しい。お店の名前も、な

          「明石焼・たこ焼・玉子焼 まるまる」家族がまるっと笑顔になるお店

          「ギャラリーであい」明石焼だけじゃない。女将さんの美しい手仕事の宝庫

          それは、美味い!から始まった 明石は魚の棚商店街にある、「ギャラリーであい」。 ギャラリーという名前ですが、明石焼屋さんです。 正直、なかなか入るのに勇気が入りました。奥行きがある店内・・・だがよく見えない。ちょっとミステリアスですらある。 で、この店。たまたま持ち帰りで買ってみたら、すごく美味しかったのです!! というわけで、意を決してお店でイートインに。 とにかく色々濃そうな店である。店先にダルマや染め物がいっぱい置いてある(のちにこれは女将さんの作品だと知り仰天する

          「ギャラリーであい」明石焼だけじゃない。女将さんの美しい手仕事の宝庫

          「玉子焼専門店 松竹」だしもお店もスッキリ美しい

          駅前のビルから香ばしい匂いがする 駅の真ん前にある、大きいビル「パピオスあかし」。 このビルには市役所の出張所や図書館、大型書店も入っていて、明石市民にはとっても便利でありがたい場所です。 そんな駅前のビルの一階は、なんかふぁ〜っといい香りがする。 香ばしいごま油の匂い。お腹が空いてくる。 香ばしい匂いの源は、そう、「玉子焼専門店 松竹」なのでした(お隣にも明石焼屋さんがあるけど、ごま油の匂いは「松竹」の)。 テキパキ、テキパキと まずは注文しましょうか。 メニューは

          「玉子焼専門店 松竹」だしもお店もスッキリ美しい

          「玉子焼 よし川」たこめしと明石焼の無限ループ

          ※2021/09/09 訂正 「明石焼 よし川」は誤りでした。正しくは「玉子焼 よし川」です!!お店の人もごめんなさい! マイ・ファースト・明石焼明石の台所、魚の棚商店街の魚屋さんの前を通り過ぎて 辿り着きました「玉子焼 よし川」。 実はこの店、前にも来たことがありまして、私が明石に引っ越して、一番最初に入ったお店です。本場の明石焼に感動したのもここが最初です。 そして偶然にも、このお店は「魚の棚で一番古い明石焼屋さん」らしい (出典:明石観光協会HP https://w

          「玉子焼 よし川」たこめしと明石焼の無限ループ

          「明石焼き ゴ」ゴリラと漢字クイズと、選べる具材

          遅くまで開いている明石焼屋さん夕方の魚の棚商店街をぶらぶらする。夕方6時をすぎると、だいたい閉店モード。土曜日でも開いてる明石焼屋さんは、意外と少ないんです。 そんな中、魚の棚商店街から西に出てすぐ(商店街出て道渡るだけ)、まだ開いているよ、「明石焼き ゴ」。 お昼はよく行列ができているお店です。お店が小さいので、大人数にはおすすめしません。4人までが良いかと。座敷は四人がけ二卓、テーブルも二卓。 ひゃー、夕方過ぎでも満員御礼。なぜか男子学生のグループがよくいます。いつも

          「明石焼き ゴ」ゴリラと漢字クイズと、選べる具材

          「明石焼専門 よこ井」冷たいだしへの、熱い思い。生きた歴史証人。

          静かなるドン 本当にすごい人は、案外、普通というか、そのへんに涼しい顔して存在していたりする。 「明石焼専門店 よこ井」は、まさにそのようなお店でした。 魚の棚商店街にひっそりと佇む、おばちゃんが一人で切り盛りしているお店です。 70過ぎと思われる、ここのおばちゃんこそが、明石焼の歴史を生身で知る人でした。 その生きた歴史は、食文化研究家・熊谷真菜氏の著書「たこやき」(リブロポートより、1993年出版)にて、詳しく記されています。 もちろん、「よこ井」のことも書かれてい

          「明石焼専門 よこ井」冷たいだしへの、熱い思い。生きた歴史証人。

          「玉子焼 てんしん」ふわっふわの玉子焼。これは黄色くて丸い天使だ

          山陽電車「東二見駅」降りてすぐ、静か〜な駅前にある「てんしん」。 知り合いが勧めてくれていたのを思い出して、行ってきました。 一瞬中華屋さんと見間違いそうな外観にちょっと心細くなりつつ… 看板には「玉子焼 お好み焼 てんしん」と書いてあったので、お店の扉をガラガラと開けました。 あ、ここでは「玉子焼」と書いてありますね。さすがローカル店。 開店とほぼ同時に入りました。が、すでにフル稼働している。なんだこれは。 テーブル3卓の小さなお店で、おばちゃん4人もいるのにてんてこ舞

          「玉子焼 てんしん」ふわっふわの玉子焼。これは黄色くて丸い天使だ

          明石焼探検隊はじめます(一人ですが何か)

          明石に引っ越してはや4年。 明石駅周辺だけでも、選べないほど明石焼屋さんがあります。 せっかく近くに住んだのだから、こりゃ行くしかない。 ※2021.09.12 訂正  明石焼を一枚、二枚と数えるところもあれば、一人前、とか一鍋、もいうお店もあり、お店によってそれぞれでした! そうして巡り始めた明石焼屋さん。 最初から結論いいます。 本場の明石焼は、めっちゃ、美味しい。 関西人の私が、これは本場明石がダントツに美味しいと断言します。 (ちなみにたこ焼きはやっぱり大阪が美

          明石焼探検隊はじめます(一人ですが何か)