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「死」に触れる記事

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2023年10月の記事一覧

アメリカ人医師がスイスで安楽死

少し前にこの記事を読んだときは衝撃を受けた。
周囲からは順風満帆の人生を歩んでいると思われていたアリゾナ州在住の54歳の医師が49歳の妹と共にスイスで安楽死をした。それにはExit Internationalという団体が関与し、彼らがPegasosという団体に紹介したらしい。

Pegasosは上記の通り、末期患者以外にも安楽死を提供しているらしい。この姉妹には男兄弟もおり、彼によれば二人とも健康

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死にたいからオーパドーズするのだと思うよ私は。

尊厳死法制化や安楽死法制化されておらず医療機関で、安楽死も出来ず延命治療で虐待のような苦痛が終わらない。
日本は、生きづらいだけじゃなくて死にずらい国でもありますからね。
私は自分が楽になりたいだけというのもあるけど、死ねなくてつらい思いしてる人の苦痛から解放する緩和ケアと安楽死のお仕事に、携われたら良いなと思っています。
日本も延命治療やめる尊厳死法制化ぐらいして頂きたいよ。

【安楽死】この世で最も手に入れるのが難しいものが完全にわかりました

【安楽死】この世で最も手に入れるのが難しいものが完全にわかりました

「この世で最も手に入れるのがむずかしいもの」は何か。
それはきっと「お金では手に入らないもの」だろう。

「お金で手に入れらないもの」と言えば、何を思い浮かべるだろうか。

「愛」だろうか。
「時間」だろうか。
「人気」だろうか。

それらは、あながち間違いではないかもしれない。しかし「愛」とか「時間」とか「人気」は、お金を持っていれば完璧にではないけれど、ある程度は手に入る。

それでは私が思う

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出来ることなら私は私が死んで家族に泣いてもらえる時期に死にたい。私が死んだときに安堵されるまで生きたいと思わない。でも思い通りにならないのが寿命。私の健康寿命は義母の寿命で削られていく。誰も悪くない。誰も悪くないのよ。だから我慢するしかないんだ。

認知症になっても死ねない

認知症になっても死ねない

母が認知症になった。
祖母も認知症だった。
わたしに母の世話ができるだろうか。

母の友人の高齢のご夫婦がいる。
夫が認知症で妻が世話をしている。
その姿をみた時、例えば、わたしが誰かと結婚したとして、わたしが認知症になったら、その相手を苦しめることになるのだろう。もしくはその相手が認知症になったら世話ができるだろうか。できない、そう思った。2人で認知症になったらどうなるのだろうか。おそろしい。

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「死なない」ことは幸福なのかという問い

「死なない」ことは幸福なのかという問い

「老いない」「死なない」ことは幸福なのか

こういう問いは多分人類が生まれて以降ずっと繰り返しいわれてきたことなのだろう。その救いの手法として「神話や宗教という虚構」が生まれたわけである。

絶対的な独裁権力者が不老不死を願うのも歴史上何度も繰り返されたことだが、不老不死を希求したあげく、ヤブ医者に水銀を飲まされて早死にしてしまった秦の始皇帝の例もある。

結論からいえば、不老不死など不可能。

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