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海外に縁のない田舎に育った私がドイツに出たのは、移住した友人家族のおかげ

私の両親は同じ町内の出身です。祖父母はみんな県内の人だし、親戚の大半は県内に住んでいます。

そんな家に生まれ育ち、もちろん家族で海外旅行なんてしたことがないけど、私は海外に興味を持ちました。

なぜかといえば、小学生の頃に、友人が家族で移住をしたから。移住先は、ドイツです。

この友人がいなければ、私は海外やドイツに行くことはなかったかもしれません。

特にこの友人のお母さんとは、大人になってから話すことができて、大きな影響をもらいました。

今日はこの話をしてみようと思います。


私のこと

  • ギリホリの30-31歳の年代

  • 会社員を辞めて約半年間韓国留学

  • 帰国後、準備を経てドイツワーホリ

  • 日本の仕事を持ち込む形式で収入を得る

  • 前職とはまったく畑の違う、コーチングを仕事に

  • 円で働きユーロで住むことが不安、でもまずは挑戦

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▼ドイツワーホリ準備の記録マガジン概要

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小学4年生、10歳の私とドイツ


全校生徒は約250人、同級生は40人。徒歩圏内で会える友達は片手ほど、友達の家には当時流行っていた一輪車で行くような、田舎育ちの私です。

海外どころか東京にも縁のない、地元こそが世界のすべてな私たちでした。

そんな私たちに、急にやってきた知らせ。どうやら、同級生が引っ越すらしい、海外に。

この知らせを聞いてから、彼が去るまでの数か月、学校はこの話で持ちきりでした。


だって、親同士や祖父母同士も知り合いで、何代もずっとその街に住み続けている人が多い田舎です。

海外に出るような話は、そうあることではありません。

しかも、今から20年も前のこと。生徒の私たちだけでなく、先生たちも一緒にワイワイしていたことを思い出します。

彼には兄弟がいたから、だから余計に学校で持ちきりだったのかもしれません。とにかく、私はこの一件でドイツに興味を持ちました。


10歳だった私が思っていたこと。

ドイツって、どんな国なのだろう。どんな生活があるのだろう。私も海外に行ってみたい。

叶えるには時間がかかったけど、この時の思いがいまの私を作っています。


友人母との出会い


同級生は40人、話したことのない同級生なんていない、田舎の小さな小学校。

人数は少ないけれど、家は広範囲にあって、お互いに親の送り迎えがなければ会えないような子が大半でした。

それで、ドイツに移住した友人家族は、まさに車がなければ会えない場所に住んでいました。だから彼の家族とは、当時は関わりがありませんでした。


それから10年、私はドイツに短期留学をしました。

学校の制度は申し込みが間に合わず、自分で手配をしてなんとか降り立ったドイツ。ここで、友人に再会します。

と、その後、彼のお母さんとも出会うことができました。


私たちと同じ街の出身で、若い頃に海外を経験したこと。その後日本に戻ったのちに、ドイツに移ることを決断したこと。

21歳、日本での苦しい就職活動を終えたばかりの私には、眩しすぎる話でした。

(当時の私は就職活動にハマれず、内定をもらえたのはたったの2社。出発日の1週間前くらいに、やっと就職先が決まりました。)


この気持ちのままに、目の前の就職を放棄することはできないけど、私も必ず自力で海外に出よう。

友人のお母さんの話を聞いて、大学4年生だった私は、自分に強く誓ったことを覚えています。


友人家族のおかげで、未来の道が広がった


海外に縁のない家に生まれ育ったけど、私が海外も選択肢に持てたのは、ドイツに移住をした友人家族のおかげです。

海外に出るのが良い悪いとかいう話ではなく、選択肢を知って自分で選べることは、すっごく大事なことだと思います。

彼らがいなければ、私が海外という選択肢を持つまでに、あと10年はかかっただろうと思います。

10年とは何かといえば、大学で友人が留学に行き始める頃です。


10年早く選択肢を持てたおかげで、私も大学時代に短期でも留学に行けたし、社会人になってもう一度行くという選択肢を持ちました。

友人家族の行動と思いに、強く衝撃をもらったおかげでした。

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7年半勤めた会社を30歳で辞め、好きな場所に住んで好きな仕事をする人生を作り直すと決めました。サポートいただいたお金は、退職後にお仕事にしているコーチングのスキル向上や、noteを書き続けるための生活に使用します🙇🏻これからも記事を通してみなさんと繋がれたら嬉しいです☺️