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A Course in Miracles 形而上学

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『A Course in Miracles』((奇跡のコース/奇跡講座)から抜粋した引用文にちなんたnoteコラム
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#虚偽

大丈夫、と、大丈夫じゃない

大丈夫、と、大丈夫じゃない

嘘(虚偽)であるものを嘘(虚偽)だとしていくこと「だいじょうぶ」と「だいじょうぶじゃない」、

というとき、

ノンデュアリティのスピーカーさんのほとんどが、「だいじょうぶ」のほうへとフォーカスするよう促しているように思えます。

そして、コースのティーチャーみたいなことをやっている人やコース学習者も、「恐るべきことは何もない、私は大丈夫、私は安全だ」というふうにアファメーションしていくことがコー

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聖霊のシナリオか?自我のシナリオか? あなたはどちらのシナリオを選択する?

聖霊のシナリオか?自我のシナリオか? あなたはどちらのシナリオを選択する?

私たちはすでに終わった過去を見ている今、時代は大きな変換期を迎えているかのように見えます。

この世界の形態、情勢を見るならば、たしかに、常に移り変わって、変化していっているかのように見えます。

私たちは、その変化にどのように対応していけばいいのでしょう?

真理からみるならば、どんなに時代が変わろうとも、どんなに世界の状況が変わろうとも、この世界は自我(二元性)の思考体系が作り出したドラマ(幻

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この世界での経験をただむやみに否定していくわけではない

この世界での経験をただむやみに否定していくわけではない


私たちが経験している人生とは?コース(ACIM/奇跡のコース/奇跡講座)を学んでいく上で、私たちが知っておかなければならないのは、コースはハッピーな人生、幸せな人生を送ることを目的とはしていないということです。

だからといって、惨めでつらい人生を送る必要もありません。

コースは、ハッピーな人生であろうが、あるいは、そうではない人生であろうが、どちらも同じ(幻想)だと見ることのできる知覚(真の

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この世のものを超えて、ヴィジョン(心眼)を開いていくための方法

この世のものを超えて、ヴィジョン(心眼)を開いていくための方法

可能なもっとも高尚な考えコース(ACIM/奇跡のコース/奇跡講座)は、「別の知覚の仕方がある」ということを思い出していくことの重要性(必要性)について述べています。

コースの観点からみるならば、自分だと信じているその自己(self)が自我(非実在/嘘)であるならば、当然、自分が見ているもの、聞いているもの、感じているもの、経験しているもの、それらすべても嘘ということになります。

そのすべてが嘘

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愛について

愛について

愛をこの世界に反映したものが「赦し」です愛について言えることは、私たちは愛を知らないということです。

もっと正確に言うならば、この世界にいる私たちはまったくもって愛を忘れた状態になっていると言うことができます。

というのも、「自分はこの世界に居る」と信じているということ自体が、愛を忘れている状態であるからです。

ちなみに、コース(奇跡のコース/奇跡講座)でいうところの愛は、普段、私たちが「愛

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夢に留まり続けるのか?夢から目覚めるのか?

夢に留まり続けるのか?夢から目覚めるのか?

ジャッジメントか?ヴィジョンか?コース(奇跡のコース/奇跡講座)の実践において、私たちがフォーカスしていくべきことは、自我を教師とするのか?聖霊を教師とするのか?です。

そして、自我を教師とする代わりに聖霊を教師として選び直していくことが、私たちがしていく実践だといえます。

自我を教師としているなら、その知覚はジャッジメント(裁き/価値判断)というものになりますし、

一方、自我を教師とする代

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自分たち自身が作り出した夢の中の自分についての物語

自分たち自身が作り出した夢の中の自分についての物語


この世界の夢の奴隷となってしまっている自分たちこれは私たちみんなに共通する自作自演の奴隷の物語です。

私は生まれながらにして奴隷の身である。

奴隷である私にはまるで自由がない。

むしろ、奴隷としていつも虐げられてばかりだ。

それでも奴隷である私は主人(支配人)に仕えていくしか生きる術がないのだ。

主人(支配人)に反逆したとして、さらにひどい仕打ちを受けるだけだ。

主人(支配人)から逃

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二元性の思考体系がいかに狂気であるか!を認識できるようになるために

二元性の思考体系がいかに狂気であるか!を認識できるようになるために


二元性の思考体系/自我の思考体系を理解する通常、私たちは二元性の思考体系でもって、ものごとを捉え、考えていると言うことができます。

つまり、それをコース(ACIM/奇跡のコース/奇跡講座)では、「自我の思考体系」と呼んでいるわけです。

ただし、それがあまりにも当たり前すぎて、それが二元性(自我)の思考体系だと気づいていないのが、私たちだといえます。

でも、コースを学んでいくことによって、私

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個別性、特別性を超越していくために私たちがすべきこと

個別性、特別性を超越していくために私たちがすべきこと


いまここの平安を避け続けている私たち自分の内側を観察していくと分かることですが、思考はまるで止むことがありません。

いつも何かしらの思考を巡らせては、平安に留まることがありません。

言い換えるなら、いつも平安から逃れようとしているのが認識できます。

四六時中、過去や未来に思考が飛んでいるのが分かります。

「いま」ではないいつかどこかに思いを巡らせているのが認識できます。

つまりは、それ

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