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今 ぎゅっと 強く 固く
瞼を閉じたまま



無作為に 放物線を描けたとしても


きっと わたしはあなたとの記憶を
手繰り寄せに戻るのでしょう



誰よりも愛し
丁寧に抱き
頑なに秘め続け
この身体を捧げてまで
全身全霊で
あなたと堕ちていった
あの黒々とした日々




何よりも消したいのに
何よりも愛おしい
そんな矛盾だらけで
不条理な深黒の世界
わたしが生きた証そのもの



どうせ 消せやしない
消したくもない




記憶に侵され のたうち回り
影から逃げ回った  年月に
幾度と繰り返された
春   夏   秋   冬  
総てを柔らかい毛布で
優しく包み込んで
両の手で汲み上げる




そして  ありがとう
餞の言葉を







こんにちは。



本日は、すごくすごく昔に誰よりも(愛犬以外)愛した人のお誕生日です。
(芸能人でも、パーソナルデータは余り知らないタイプなのですが)




PTSD的な深い傷が残り、それを消せないまま、その人と出会った年齢分を1人で生きてきました。



もちろん、全く恋愛をしなかった訳ではなくて色々とありましたが、越えられない壁!なんですよね。
当時の彼の事は、長く居ることになる数年前から知っていてやっと手中におさめたのですが・・・。




映画にもドラマにも重ねられない苦し過ぎた重たい日々。



本来なら忘れたい!って断言したい所ですが、時を経て古傷が愛おしくなってきています。



その部分だけを記憶から失くせたらって何度も考えたのですが、その汚れた部分込みで今のわたしが形成されているんでしょうし、愛していたわたし自身の真っ直ぐな気持ちはとても清きものだったので、もう認めてあげたいです。





作詞、言葉を綴ると言う世界で生きることが出来ている現実にも感謝です。



傷に塩な作品ですが、こういう作品があってもいいのではないでしょうか?
世の中の悲恋、失恋に決して同じものなどないのだから。




少し、悔しいです、笑




P,S

過去に携帯小説として書いたのですが、マイスペースごと消えてしまいました。
『ただ、あなたを愛しただけ・・・』 


作品中の『手繰り寄せに戻るのでしょう』は『手繰り寄せる』+『自分へ戻す』のわざわざ感が自分らしさ、個性かな?って思ったりします。



*15日生まれはスター性があるそうです。
確かに、確かに、その通り、涙
KingGnuの常田大希さんのお誕生日だけ知ってますが。5月15日、スター性があって指導者タイプ・・・ははぁん、なるほどです。彼もお店を持っていたり店長をやっていたり、上に立つ人間でしたね。
『悪用』の登場人物です。





少し休もう!





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