ケアラータイムズ / The Carer Times
記事一覧
【ケアラー’s コラム】ラフィングケアラー あなたが笑う未来を信じて
※この記事は「ケアラータイムズ 第4号」(2022年3月号)からの転載です。
◆コラム執筆者: 元ヤングケアラー・現ケアラー/看護師 かんちゃん
誰もがケアに関わる「一億総ケアラー社会」が近く訪れようとしています。介護というと「暗い・しんどい」というマイナスの側面に焦点が当たりがちですが、私の経験から「学び・成長・日々のすべらない話」などプラスの側面を共有したいと思い、インスタライブで情報発信
【編集者コラム】幸福の国・フィンランドの視点から
※この記事は「ケアラータイムズ 第4号」(2022年3月号)からの転載です。
幸福の国フィンランド。先日、フィンランド大使館を訪問する機会がありました。フィンランドは国連の「世界幸福度報告書」で4年連続第1位。その理由はどこにあるのでしょうか。
幸福度ランキングの調査項目は主に6つ。「GDP」「社会的支援」「健康寿命」「人生の選択の自由度」「寛容さ」「腐敗の認識」です。今回はこのうち、「社会的
<国の令和3・4年度予算> ヤングケアラー支援 国で初の予算化!
※この記事は「ケアラータイムズ 第4号」(2022年3月号)からの転載です。
国の令和3年度第1次補正予算、そして令和4年度当初予算に、初めてヤングケアラー支援が盛り込まれ、大きな予算が確保されました。また、令和4年度からの3年間はヤングケアラー支援の集中取り組み期間と位置付けられています。
表からもお分かりいただけるように、ヤングケアラー単独の事業はまだ少なく、「子育て支援」や「児童虐待防止
<埼玉県 令和4年度当初予算>ケアラー支援関連 約12億円に
※この記事は「ケアラータイムズ 第4号」(2022年3月号)からの転載です。
埼玉県の令和4年度当初予算が発表され、ケアラー支援関連予算が、約12億円に上ることが分かりました(表)。令和3年度当初予算と比較しても約1200万円増額、事業数も「新規」で7項目増えています。令和3年度は初めてケアラー支援が予算化されましたが、2年目はより実態に合わせた内容に適正化されています。
総額は2憶から12億
<チームネクサス>ヤングケアラー支援をテーマに全国優勝!
※この記事は「ケアラー新聞(現ケアラータイムズ)第3号」からの転載です。
「未来自治体全国大会2021」の『30年後の日本一住みたいまちを決めるコンテスト』にて、チームネクサス(吉良事務所のインターン生)が提案した、ヤングケアラー支援をテーマとする政策「きずな家(け)」が、全国優勝を果たしました。コンテストには全国から約1500人574チームがエントリーし、3月に実施された最終審査では国会議員と
【元ヤングケアラー’sコラム】ヤングケアラーを支えるために、周りの大人ができること
※この記事は「ケアラー新聞(現ケアラータイムズ)第3号」からの転載です。
◆コラム執筆者: スクールソーシャルワーカー くみさん
私が小学生の時、父が脳腫瘍のため長野の病院へ入院となり、母も付き添いで長野へ。私と兄は祖父母の家に預けられ、両親と離れ離れの生活になりました。当時、祖父母の家から長野の病院まで片道7時間かかり、携帯電話もなく、母とのやり取りは、病院の公衆電話からかかってくる電話と手
「病気や障害があっても大丈夫!」と思える社会へ~病気の子どもとその家族編~
埼玉県は2020年3月、県議会にて全国初「埼玉県ケアラー支援条例」を制定。現在、有識者会議を設け、ケアラーおよびヤングケアラーの実態調査を実施し、2021年3月までに具体的な推進計画を策定する方向で進めております。今回は、病気の子どもとそのご家族への支援のアドバイスをいただきたいと思い、ニモカカクラブ代表 和田芽衣さんにお話を伺いました。
◆テーマ:病気の子どもとその家族への支援について
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差別や偏見を越え、理解とつながりを~精神障害者とその家族編~
埼玉県は2020年3月、県議会にて全国初「埼玉県ケアラー支援条例」を制定。現在、有識者会議を設け、ケアラーおよびヤングケアラーの実態調査を実施し、2021年3月までに具体的な推進計画を策定する方向で進めております。今回は、精神障害者とそのご家族への支援のアドバイスをいただきたいと思い、埼玉県精神障害者家族会連合会の岡田会長にお話を伺いました。
◆テーマ:精神障害者とその家族への支援について