#SDGs
“好きなジャンルだけエシカル”だって十分だ
アパレルデザイナーとして働いていく中で、心のそこからそんな風に思うようになった。
どんなにこの思いが強くても、私は普通の会社員だ。意見を言うことはあっても上司や会社の決めたことには従わなければいけない。
利益を生むことが最優先ならば、服を安く作って高く売らなければいけない。
その事実は、作り手にとっても客にとっても幸せにならない負のループを生み続ける。
最近は「エシカル=道徳的な」「サステ
どこまでも安くなっていく洋服達
アパレル産業が厳しいと言われているのは、もうだいぶ前からだ。
服は生活必需品であり、自分を表現するアイテムの一つでもある。こだわりのある人と無い人の差が激しくて、何着あっても良いし、逆に必要最低限でも良い。
家電みたいに値段が高ければ高いほど性能が良い訳でも無いし、デザインは自由自在だし、流行り廃りもあるし、なんていうか決まり事が少なくて掴み所が無い、そんな必需品。
そんな洋服が好きで、デザ