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アパレル会社員のボヤき

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アパレル販売員経験有り、デザイナーの私が思うアパレル業界についてのお話👗最近はエシカルファッションについても学んでいます🌍
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#SDGs

嫌われ者の販売員

嫌われ者の販売員

「わたし店員さんに話しかけられるのキライなんだよね〜」

わかる。私もそうだった。
販売の仕事をする前は私だって販売員に話しかけられるのはあまり好きじゃなかった。
マイペースに服を選びたいと思っていた。

なぜ販売員はお客様に話しかけるのか。
お客様の立場の時、なぜ話しかけられたくないのか。販売員から逃げるたくなるのか。

販売員と話して買った人は、もしも話しかけられていなかったら買っていたのか。

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“好きなジャンルだけエシカル”だって十分だ

“好きなジャンルだけエシカル”だって十分だ

アパレルデザイナーとして働いていく中で、心のそこからそんな風に思うようになった。

どんなにこの思いが強くても、私は普通の会社員だ。意見を言うことはあっても上司や会社の決めたことには従わなければいけない。

利益を生むことが最優先ならば、服を安く作って高く売らなければいけない。

その事実は、作り手にとっても客にとっても幸せにならない負のループを生み続ける。

最近は「エシカル=道徳的な」「サステ

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どこまでも安くなっていく洋服達

どこまでも安くなっていく洋服達

アパレル産業が厳しいと言われているのは、もうだいぶ前からだ。

服は生活必需品であり、自分を表現するアイテムの一つでもある。こだわりのある人と無い人の差が激しくて、何着あっても良いし、逆に必要最低限でも良い。

家電みたいに値段が高ければ高いほど性能が良い訳でも無いし、デザインは自由自在だし、流行り廃りもあるし、なんていうか決まり事が少なくて掴み所が無い、そんな必需品。

そんな洋服が好きで、デザ

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