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凪
2021年9月28日 22:05
あなたの言う“ずっと”はきっと10年後も20年後も、とかおじいさんおばあさんになっても、とか命が絶えるまで、とか地球が滅亡するまで、とかそういう類の“ずっと”じゃないような気がして不確かな未来、という意味じゃない気がして信じてみることにしたあなたの言う“ずっと”はきっと今をたくさん積み上げたその先にあってよるまでずっと、とかあさまでずっと、とか明日までずっと、
2021年9月25日 21:14
好きな人とくっつきたくなってちょっぴり眠たくなって肩に顎を乗せてみたら、ふたりの境界がぼやけたような気がした人はそれを幸せと呼ぶのだろうけれどもたれかかったその部分からそのままその人の一部になってしまいそうで自分の輪郭がにじんでしまいそうで溶けてしまいそうでとろけてしまいそうでたしかにこれは幸せであって間違いなくこれは幸せであってこれを幸せと呼ばずし
2021年9月17日 22:20
雨音を聞きながら読む本は味わい深い。今日みたいな日に読む本は一層味わい深い。クッションにからだを預けて本を読む。粒が大きくなって、雨の音も大きくなって、バラバラと聞こえてくる。地球にいるんだなぁと思ったり、世界から切り離されたように感じたり。雨音を聞きながら本を読んでいたらいつの間にか眠ってしまっていた。外はさっきよりも暗くなっている。栞を挟むのも忘れて寝てしまったみたいだ。どこまで
2021年9月14日 12:35
その人が見る景色はどんなかその人が何を見ていいと思うのかその人はどんな言葉を紡ぐのかそれが気になったら恋だと思うだとしたらわたしは谷川俊太郎に恋をしているきっとずっと前からわたしは谷川俊太郎に恋をしているわたしは谷川俊太郎になりたい
2021年9月5日 13:38
次に恋をするなら、混ざり合ってしまわない人がいい。例えば私が赤でその人が青だとして、二人で紫になってしまうような恋じゃなくて、ただ私とその人が、それぞれの色のまま、そのままずーっと続くような恋がいい。人は、赤と青を足して紫になることを、そうやって混ざり合うことを、幸せと呼ぶのかもしれない。それでも私は赤でありたいと思う。恋人には青であって欲しいと願うのだと思う