見出し画像

【配信】配信者とリスナーの適切な距離

僕は配信歴はそれなりにあるが、配信者として、リスナーとの適切な距離を様々考えてきた。

ビギナーに限らず、配信者がある程度長くやれば、どんな配信スタイルであろうと、必ず"個人情報をリークする者”が現れる事を知らない人がいる。

どんな話題をしようと、SNSのみならずアンチがいるのと同じだ。

配信者は、よほどCleverじゃない限り、リスナーや運営に消費される。

”個人情報をリークする"リスナーは、「何も考えず人を貶めるタイプ」か、「意図して人を晒し者にするタイプ」の基本2択。

そのリスクも知らずして配信している人は、職場を選ぶ時と同じように、様々な『配信アプリ』を見て、特に個人情報が流出し放題の人の配信を見てみることだ。

情報漏洩は、なにも親密者に限らない。

顔もしらない接点が薄い人は逆に非情になれる。

例えば、部分的な部屋の壁紙1枚から住所を割り出す人も沢山いる。

だからこそ『適切な距離』が必要なのだ。

なのに、より自分が儲けたい、少しでも人気を出したいと色気を出し、個人情報に繋がるようなデータやモノをばら撒いたり、売り捌いたりするのだから、そのリスナーがアンチ化したらどうなるか、上述した事からも想像出来る。

探偵じゃなくとも、個人情報の収集が趣味な人は沢山いる。

社会では、ある程度の位置にいる人まで、そういう層は幅広くいる。

もっとも、前記事を読んで頂きたいのだが、ある程度以上の『創り出せる』人間は、全て情報管理出来る。

配信する上での一番のデメリットがそこにある。

「知られても何も後ろめたいこともない」覚悟ある人なら、まだ良いかもしれない。

しかし、大体の配信者は盛っている。

配信の設定だが、それでも、(特に投げ銭をしてくれる)リスナーは貪欲なもので、その配信者の全てを知りたいとまで考える人もかなりの割合いる。

そういう層には「ネット越しなんだから」は、もはや通用しない。

設定であろうと、それをと判断し、裏切りと感じるリスナーがいるからだ。

最低限、配信者が心掛けないといけないマナーがある。

投げ銭と一言で言っても、大抵の人は『苦労して得たお金』だ。

お金は地面に無数にある塵ではない

投げ銭が自然発生する訳がない

リスナーさんの立場になって考える事だ。

少々お金があっても、仮にその月の給与の8割を無関係な人に使えますか?と。

実際に借金してまでアイテムを投げてる人は沢山いる。

"何に期待しているのか”

その人(リスナーさん)によるだろうが、何らかの"下心”がある人の割合の方が圧倒的に多いことを忘れるべきではない。

僕が感じるリスナーさんとの『適切な距離』は、直接モノやデータを送らなくても、お互いにある種、win-winになれる関係である。

例えば、配信者として、きちんとリスナーさんと向き合うこと。

悩みがあったら親身になって考える

自分の経験や得た知識を提供する事によって、リスナーさんの選択肢を増やす。

体を掛けてでも、お金ではない目的意識をリスナーさんと強く共有することによる達成感を相互に持つ。

特に僕は男性なので、余計にそういうところが大事だ。

一方、女性も同様の事が言えると思う。

ただ顔出しして、表面上のやり取りをしてれば、リスナーさんにも分かってしまう。

リスナーさんにも色んな立場や経歴の人がいるのだ。

雰囲気や声色、笑顔などを取り繕っても、視線、本音、或いは利害関係の見返りなどといったモノは全て見透かされる

たまたま、そういうリスナーさんがいないとしたら?

同じ詐欺師的な人が群がっていると考える。

ましてや、会ったこともないリスナーさんを信じ切って、自分の住所で物を送ったり、特典として直接会ったり、個人的にやり取りする(電話やLINE)事は、僕が知ってる限りにおいても、事件になってる案件が数十件に収まらない

〇まとめとして〇

僕が思う配信者とリスナーの『適切な距離感』やリスクについてざっくり綴った。

本来の『信頼関係』は、win-winまでいかなくとも、『補完関係』から成り立つ。

一方が辛い時は一緒に、両者辛い時も一緒に乗り越えれば、その先で達成した結果を素直に喜び合える。

配信だけではない。人生も同じ。

他方、人を何らかの形で犠牲にした代償はプライスレスだ。

配信者本人がどう解釈しようが言い訳しようが、『犠牲になった』と思っている側は、許せない人も多いものだ。

さらにお金が発生している事が大半な訳で、それは利害関係がもたらす弊害とも言える。

信頼関係利害関係ではない。

薄い利害関係は、信頼がなくても社会の隅々にまで存在する。

どうか
配信する方々は、リスクを覚悟し、リスクマネジメントを図り、相互の利益になるようなモノを作り上げてほしいとつくづく考えるこの頃である。

©2018 Yuyu#6




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?