育て直し 1987年6月28日(月) 1歳8ヶ月 「あと少しだけ」「じゃ、あと少しでおしまいね」は、「やりとり」の始まり
【日記】
梓の髪の毛が伸びたので、家のバリカンで散髪して丸坊主にしてあげた。本人は、頭を撫でつつ割と気に入っていた(「つるつる」といっていた)。
今日はとっても暑いので、家の駐車場にビニールプールを出して、今年初めて水遊びをした。水遊びは、去年も大好きだったので、今日も、同じように楽しんでいた。駐車場が大きてくよかった(2台入る)。
梓は、少し前のことをよく覚えている。さらに、ちょっと先のことなら見通しが持てるようになってきた。だから「あとで」とか「(あと)少しだけ「~したら~しよう」などが、親として場面切り替えで使えるようになってきた。👨🎓 これからは、これを多用して子育てをしていこう。
久美子が、梓のダダコネに手を焼いてだいぶ参っている様子。今日も、晩御飯で嫌いなものを残したので、最後まで食べさそうとして、30分泣かれていた。「もう、子どもはもう梓だけでいい」と叫んでいた。いやいや、あなたは今、二人目妊娠中ですよ。
👍 【解説】【セリフ】なし 「共感」で褒めてください
👨🎓 【解説】【セリフ】あり
🐱 🐱 🐱 🐱 🐱 🐱 🐱 🐱 🐱 🐱 🐱 🐱 🐱
【解説】
これは「やり取り」を使おうとしています。この時期はまだ早いかもしれません。「すみません」がうまく使えるようなってからの方がいいのですが、使えるなら場面転換のときや嫌いな食べ物を残すときなどに「やりとり」は、使っていけばいいでしょう。
「公園から帰りたくない」と言い張ったときの例で、「やりとり」を書いておきます。凸凹タイプの子どもでも、将来、このような「やりとり」ができれば集団生活は安泰です。
【セリフ】
父「まだ、遊びたいみたいだね(「想像」)。」
子「うん」
父「分かった。公園が楽しんだね(「共感」)。」
子「たのしい。」
父「それじゃ、あと少しだけ(具体的に5分だけの方がいいが、まだ時間が
わからないので)遊ぶか?」
子「遊ぶ。」
父「それじゃ『あと少し遊ばせて下さい』と言ってください(「覚え
て」)。」
子「あと少し遊ばせて下さい(「すみません」)。」
父「いいですよ。あと少しだけね。次に『帰るよ』と言ったら帰りますよ。
それでいいですか(「やりとり」)?」
子「うん。」
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