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トラブルと戦争の《沖縄旅行日記》その21
12月31日(土)沖縄5日目 辺野古を見にいくぞ! 2
このあと辺野古に行くまでは、ガイドブック頼りで動きました。「道の駅かでな」の展望デッキに行くと、アメリカ軍の飛行機の訓練や発着が見られると書いてあったので、体験してみるつもりです。
「道の駅かでな」は、すぐ見つかりましたが、展望デッキに行く方法が中々見つかりません。店の中をウロウロしても階段がないのです。ちょっと離れたところに、専門学校に行くエレベーターがあって、それに乗ると4階に行けるようです。その他の手段もあるのでしょうが、それ以外見つかりませんでした。
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4階の展望デッキは、いつもは人だかりと書いてありましたが、今日は人がまばらです。ラッキーです。デッキからは、嘉手納基地が一望です(あたり前です。そのための「展望」ですから)。最近墜落して飛行禁止になっていたオスプレイは、遠くの格納倉庫に十台以上並んでいます。動く気配はりません(というより、動かしてはいけません)。
ガイドブックには、ひっきりなしに飛行機が飛ぶと書いてあったのに、15分経っても1台も飛びません。あれっと思って、キョロキョロしていると張り紙が目に入りました。「嘉手納基地は、土日は飛行機は飛びません」と書いてある。今日は、土曜日です。何だ、だから人が少ないのか。納得がいきました。
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そう思っていたら、急にすごい轟音です。飛行機が滑走路を爆走しています。なんと、偶然ですが、この日1台だけ飛行機が飛びました。映画で見た知識からすると、多分「ハーキュリー」だと思います。それにしても、大きな音です。普天間基地の隣の小学校は、よく我慢できていましたね。すごい音ですよ(飛行機が飛ぶのを見れてよかってす。戦争反対なのに、戦闘機、戦車、戦艦、空母が好きです。「すみません」)。
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このあと、辺野古に行く前に沖縄の農家がよく残こっている「中村家住宅」と中城というお城を見ておこうと、ガイドブックを見て思っています。
中村家は、外からは中が見えない大きな石の塀に囲まれていて、本土の農家とはやはり、作り方が全然違いました。台所の横に、家畜小屋や豚の飼育場があったのも興味深かったです。でも、ま、所詮農家でした…
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中村家から中城城跡(これは、「ナカグスクグスクあと」と読むらしい。早口言葉みたいです)までは、700メートル位なので、歩いていこうとも思いましたが、中村家の駐車場が狭かったので置いていくと迷惑になるしれないと思い、止めました。
案の定、2分ほどで中城城跡に到着です。ここは、切符売り場から、中城城跡入口まで、バスで送ってくれました。でも、帰りのバスのことは何も言わないので、帰りはどうするんだろうと疑問に思いながら入り口に向かいました。
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すごい石組みで「中世のイギリスの城跡みたいやんけ」(北河内弁です)と思いました。順路に沿って歩いている内に、帰りのバスの説明がない理由が分かりました。この城は、入り口がい番高いところにあって、色々見学していくと、だんだん山を下がって行って、最後は切符売り場の近くにある出口に出るのです(全景写真を見てください)。
沖縄に来て、城を見て本土の城とぜんぜん違うので良かったです。沖縄にある城を全部見たいところでが、時間に制限もあるので、2箇所見たのでこれで満足です(このときは、まだ気づいていませんでしたが、肝心の一番有名な首里城を見ることを、すっかり失念していました。気づいたのは、恥ずかしながら大阪に帰ってからでした。徒然草に出てくる、男山八幡宮に参拝に行った仁和寺の坊さんみたいになってしまいました)。
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辺野古見学へと続く
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