![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/129664350/rectangle_large_type_2_6dbfc680572ef10f175f381d9ae6b532.png?width=1200)
育て直し 1986年 12月18日(木) 「ないなぁ」は「ないから、もっとくれ!」と「想像」して対応しましょう!
【日記】
『我』(自我の事かな?)がかなり強くなってきて、自分のやりたい事を何がなんでも押し通そうとする。それを止めようものなら、身体をそり返えして暴れるようにして嫌がる。①👨🎓
その思いを通そうとする勢いは、太陽のエネルギーレベルだ。並の人間では到底かなわない。いつも降参してしまう。
![](https://assets.st-note.com/img/1706936822674-OZcHA6ANJU.png)
夕御飯を食べていて、自分の玉子焼きがなくなったら、卵がなくなった皿フォークで突き刺しながら「ないなぁ」②👨🎓 とつぶやいた。少し偉そうだった。本当に、そう聞こえた。これには、卵をあげるべきか、上げたらだめか?迷う。
![](https://assets.st-note.com/img/1706936985391-vIn8Ybx7ts.png)
🐱 🐱 🐱 🐱 🐱 🐱 🐱 🐱 🐱 🐱 🐱 🐱 🐱 🐱
【解説】①
そり返りが強いほど、そしてそれが長いほど、思いが強い事を表しています。しかし、反り返りの行動で「思い」を通させてはいけません。反り返りで「思い」が通った成功感が、反り返り行動をどんどん増やすことになるからです。
親は、「共感」「覚えて」を使って『「思い」を言葉にしていく関わり』をしていかないといけません。繰り返し使っていくと、子どもは反り返りより言葉にした方が思いが通りやすいことに、必ず気づいていきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1706937231392-UKrsGMGtTl.png)
🐱 🐱 🐱 🐱 🐱 🐱 🐱 🐱 🐱 🐱 🐱 🐱 🐱 🐱 🐱
【解説】②
「ないなぁ」という言葉は、字義通り取ってはいけません。「想像」で「卵焼きがもうないから、もっとくれ」という意味だと気づかなければなりません。そう言っているので、態度が偉そうなのです。「卵焼きがないから、もっと欲しいな」などと、矢細工取っ手はいけません(凸凹タイプの場合ですが)
そして「想像」したあとは「覚えて」で正しい言葉に置き換えて「すみません」で頼み方を教えてあげましょう。
【セリフ】②
父「『ないなぁ』というのは、『もっと欲しい』といいう意味じゃないの(「想像」)。違う?」
子「そそし (そうだよ)。」
父「そんなときはね、『ないなあ』ではなくて『もっと、ちょうだい』と言
うんだよ(「覚えて」)。覚えといてね。」
子「・・・(そう言うだ)。」
父「一緒に言ってみよう。せーの『もっとちょうだい』(「すみませ
ん」)。」
子どもなりに頑張る。
父「それで、いいですよ(「共感」)。じゃ、お父さんの卵焼きを、どう
ぞ、どうぞ。どう?お父さんは、いいお父さんでしょう(「愛着」)。」
子「そそそあ(そう思う)。」
![](https://assets.st-note.com/img/1706937628716-dk9cf786gQ.png)
本好きです。本を買います。余暇のための本ではなく、勉強のための本を買います。よろしくお願いします。