Tips #16:生まれた時から既に「レールの外」という生き方
(642字・この記事を読む所要時間:約2分 ※1分あたり400字で計算)
「誰かが敷いたレールの上を走るだけの人生は嫌だ」と、思い切って「レールの外」に飛び出したい人に溢れている昨今。
そんな中、皮肉にも生まれた時から既に「レールの外」でしか歩けないような人もいる。
私なんかがそうだ。
発達障害であったり、セクシャルマイノリティであったりとかで、自分の人生はなんて課題に溢れて生きづらいのだろうと常々思っていた。
「レールの外」と聞くと、なんだか自由そうな響きだが、残念なことに現実はそんなに甘くは無い。
レールの上を走れない分、自力で歩かなければならない。
即ち、歩ける力が付くまでは身動きも取れない。
ようやく歩けるようになっても、「レールの外」には道しるべも案内人も無い。
前に進んでいるように見えても、結局はただ目的も無く右往左往しているだけ。
どこにも行けて、どこにも行けない。
それが「レールの外」の世界なのだ。
そんな不便な人生に長年不満を持っていたが、歩く力、自ら行き先を決める力が育つにつれ、
私は徐々にこのような「不自由な自由」な生き方を楽しめるようになってきた。
課題だらけだが、克服した分選択肢が増える。
世界が広がる。
見たことのない景色をどんどん見に行ける。
理解者もあまりいなくて、寂しい時も多い。
けれど、誰にも奪われない、誰にも真似されることも無い。そんな私だけの旅路がどんどん浮かび上がることがなんとも快感なのだ。
楽しくても、幸せでも。
悲しくても、苦しくても。
全て全て、「自分の人生」をちゃんと生きている手ごたえとして感じられる、そんな生き方が大好きだ。
📚「迷い」も、旅路の一つ
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