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深センから届ける中国最新テック企業動向

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深センで現地市場向けに中古ブランド事業を立ち上げた日本人の視点で、日本にあまり出回っていない中国のテックニュース(スタートアップ、大手テック企業)を中心に中国語の記事をピックアッ…
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#Xiaomi

スマートフォンの工業デザインを進化させるミッドレンジ機、すべてのハードウエア編集者を圧倒させるNothing Phone(1)

スマートフォンの工業デザインを進化させるミッドレンジ機、すべてのハードウエア編集者を圧倒させるNothing Phone(1)

※この翻訳の原文は『差评』という中国のガジェットブログです。ブログの著者はトニー氏、下記の分はトニー氏の名称で執筆されています。表現は日本語で理解し易いように少しだけ、編集しています。

お待たせしました。

複数のルートの仲介を転々とした末に、私ことトニーはついに、LEDを背後に取り付けたこのNothing Phone(1) を手に入れた。

実を言うと、前にトニーがクラウドレビューを書いたとき

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中国大手テック7社のAI領域の展開(BAT、シャオミ、JD、Meituan、バイトダンス)

中国大手テック7社のAI領域の展開(BAT、シャオミ、JD、Meituan、バイトダンス)

徐々に各業界に浸透してきたAIは広い市場空間及び巨大な発展の潜在力により、各方面から強い関心を集めている。AI発展の重大なチャンスをつかむため、各大手投資機関はAIを現在と未来の投資重点にしているほか、テンセント、アリババ、百度などの大手インターネット企業もこの分野に参入して布石を打っており、同分野での活躍を目論んでいる。
*この記事のAI企業の集計には、基礎層、技術層、そしてアプリケーション層の

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小米汽車、北京市亦庄に2期に分けて生産基地設立に調印、生産台数は年間30万台を目指す

小米汽車、北京市亦庄に2期に分けて生産基地設立に調印、生産台数は年間30万台を目指す

11月27日、北京経済技術開発区プレスセンターは、北京経済技術開発区管理委員会と小米科技が『提携協定』を締結し、小米汽車が北京経済開発区への進出を正式に宣言したと発表した。

調印式会場

CNMOによると、小米汽車プロジェクトは小米汽車本部基地と販売本部、研究開発本部を建設し、2期に分けて年間生産台数30万台の完成車工場を建設する。うち1期と2期の生産能力はそれぞれ15万台で、2024年に初の量

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必見!Xiaomiが5大新製品を発表、新技術スマホ、OLED TVにタブレット、なんとバイオニック四足歩行ロボットまで。

必見!Xiaomiが5大新製品を発表、新技術スマホ、OLED TVにタブレット、なんとバイオニック四足歩行ロボットまで。

北京時間8月10日19:30、雷軍氏は2021年度の新作発表会を開いた。その中で、若い企業であるXiaomi(小米)は急速に発展しており、現在のXiaomiの任務は世界第2位の位置に立つことであり、世界の誰もが科学技術がもたらす素晴らしい生活を享受できるようにしたいと述べた。雷氏は講演会で、「米粉(小米ファン)を信じ、頼りにしている」と述べた。

雷軍氏講演会

講演会が終わると、Xiaomiの新

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シャオミCEO雷軍の大胆なパフォーマンスとしての大量の株式とインセンティブ計画

シャオミCEO雷軍の大胆なパフォーマンスとしての大量の株式とインセンティブ計画

7月2日、優秀な従業員に1人当たり40万人のビッグボーナスを配ったばかりだが、今日、雷軍は技術者と核心管理者にスーパービッグボーナスを配り、またもや人気検索に突入。

7月6日、シャオミの創業者であり会長兼CEOの雷軍はシャオミが青年エンジニア激励計画に続いて、今日再び新しいESOP計画を公布し、技術専門家、新10年創業者計画の最初の入選者、中高層管理者など122人に、119650000株のシャオ

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三星OLEDパネル製造技術を中華メーカーが追撃。Google、OPPO、小米、Vivoの新型折りたたみ式スマートフォンにパネルを供給。

三星OLEDパネル製造技術を中華メーカーが追撃。Google、OPPO、小米、Vivoの新型折りたたみ式スマートフォンにパネルを供給。

折りたたみ式スマートフォンは今年大爆発を迎えた。21年上半期には新機種としてファーウェイのMate X2と小米のMIX FOLDが発表され、下半期にはさらに多くの製品が登場すると予想されている。筆者はサプライチェーンの情報から、三星、Google、OPPO、小米、Vivoがそれぞれの新しい折りたたみスクリーンモデルを発売すると明らかにした。

三星電子の新型Galaxy Fold3は、世界初のアン

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シャオミが新しくPEファンド設立。起業家兼投資家雷軍の展望

シャオミが新しくPEファンド設立。起業家兼投資家雷軍の展望

小米がこのほど人気検索に上がってきている。
その主役は小米が設立した「小米私募基金管理有限公司」だ。
このほか、雷軍は小米産投を通じて湖北-小米長江産業基金を管理し、シード期と成長期の順為資本に投資している。

業界関係者の推測によると、同社PEの設立は、同社のCVCの出資機能を担い、その他のPEと自動車製造などの分野に展開される。
今後、同社は戦略投資、産業投資、早期投資の3領域をカバーする。

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SHEINを筆頭として爆発的成長する中国越境EC市場

SHEINを筆頭として爆発的成長する中国越境EC市場

2020年から、越境ECは絶えず昇温している。

昨年11月、アリババで行われたイベントで、アリババ国際ステーション(Alibaba.com)の張闊総経理は、「クロスボーダー貿易は爆発的な成長を遂げ、平均成長率は133%に達した」との見方を共有した。

今年4月下旬、張広氏はまた、2021年第1四半期(コロナ発生前)は2019年第1四半期と比べ、クロスボーダー貿易が前年同期比300%近く増加したと

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360が新エネルギー車に参入した背景

360が新エネルギー車に参入した背景

にぎやかな中国の車作りのムーブメントに360の周鴻が参入した。

4月19日、上海モーターショーに姿を現し、モーメンツで自分は「刘姥姥进大观园」ようなもので、新エネルギー車製造であろうと伝統車であろうと、すべて「座ってみなければならない」と語った。
わずか1週間後、哪吒汽车(NETA)はDラウンドを開始すると発表した。
融資額は30億元で、360戦略がリードし、第2位の株主となった。

しかし、周

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元XiaomiCFOの周受資がTik TokCEOに就任。バイトダンス傘下初のIPOを目指す

元XiaomiCFOの周受資がTik TokCEOに就任。バイトダンス傘下初のIPOを目指す

周受資(Shouzi Chew)は頻繁に大衆の前に現れ始めた。

4月30日夜、バイトダンスは、現在のバイトダンスCFOである周受資氏がTikTok CEOを兼務するという新たな人事を発表。
運命に満ちたTikTokは、米国の波紋を経てついに華人CEOを迎えた。

今年38歳の周受資は、かっこいいルックスで多くのファンを擁しているが、経歴も素晴らしい。

キラキラの経歴
シンガポール生まれ
23歳

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シャオミだけじゃない。次々参入する中国大手テック企業のスマートカー領域(後半)

シャオミだけじゃない。次々参入する中国大手テック企業のスマートカー領域(後半)

先に業界入りしたテクノロジー大手たちを見逃すことはできない後半に入る前に前半読まないとわからなくなるので、併せてご覧ください。

早くも2015年、テクノロジー企業はすでに自動車事業を模索し始めていた。この年、百度はCarLifeを発表し、IoVに本格的に進出した。

アリババ集団と上海自動車集団は10億元を投資して斑马ネットワーク(シマウマネットワーク)を設立し、力を合わせて「インターネットカー

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