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フリーランス美容師になるまで その7
最後の出勤日、、
その日の営業を無事に終え
荷物をまとめていた
勿論、送別会とかそういったことはない
会社を辞めるやつはみんな敵なのだ
これが現実、、
Kさんは最後に握手を求めてきた
どんな気持ちで私に手を差し出しているのだろう
ほんの少しでも、今までありがとうの気持ちなのか、、
少なくとも、私はこの人と握手することは人生でもう二度とないだろうと
永遠のさよならの握手を交わした
フリーランス美容師になるまで その6
社長に事実を打ち明けると
社長の口から、
「まあ疲れてたんじゃない?必死な訳だし、、仕方ない、、まあ俺から注意しとくよ」
仕方ない?!
もはや規則や秩序を乱す従業員を追い出すことができないくらい切羽詰まってるのか、、
秩序を乱していたとしても、授業員には辞められるほうが困るってことなんだろう、、
「あとお前アシスタントに何か吹き込んだんだろう?」
社長が自分に問いかける
おそらく社
フリーランス美容師になるまで その5
Kさんはこう言い放った
「俺のお客さんの紹介だったんだよ」
いやいや、、だったら何故あなたを指名しない?
月で10人以上は紹介ってことですか??
それも指名なしで来店されて、Kさんのお客様の紹介で、指名じゃないけどたまたまKさんが担当したってことですか??
そんなことって偶然に何回も重なりますか?
Kさんは顔を真っ赤にして黙ったまま、、
「いい歳の大人がこんなズルいことしてて恥ずかしく
フリーランス美容師になるまで その4
性善説、、
なんて言葉があるが
Kさんを見ていると、それは間違いだと思いたくなる
ある日のこと朝いつものように出勤してお客様の予約表をチェックしていた予約表は相変わらず、休む間もなくお客様で埋め尽くされている
その日も昼飯も食えず、休憩時間なしで12時間働いた、、
もう数ヶ月の間にこの働き方に慣れてしまった自分がいたが
今思えば完全に心をなくしていた、、
その日の締め作業をして、そそく
フリーランス美容師になるまで その3
スタイリスト3人と言うこの状況
お互いが自分のお客様を担当しながら他のスタイリストのお客様のヘルプをする
まあ良く言えば協力し合うってことかも知れないが
残念ながら、人間のと言う生き物は自分の利益にならなことは基本やりたくないのが本心だと思う
ほとんどの雇用された美容師は基本給+歩合給で
自分を指名してくれたお客様の売上によってお給料がプラスになる
なので自分以外のスタイリストのヘルプをす
フリーランス美容師になるまで その2
退職願いを伝えた後、わかりやすく顔に出ていた
その場では引き止められなかったが
「後日、社長にも話してまた報告するよ、、すぐに辞めたりはできないと思うけど、、」
って上司に言われた
まあ、すぐに辞めれないことは承知の上だった。
後日、上司から連絡がきて半年後と告げられ、その間にお客様の引き継ぎをするようにと告げられた。
少し長いと思ったが仕方がない、自分も会社には世話になったので条件をすん