第75回 NHK紅白歌合戦2024 視聴率予想 答え合わせ
今回も本編、視聴率と楽しませて頂きました。
視聴率の事前予想記事はこちら。
さあ、それでは答え合わせといきましょうか。
◆歌手別予想
事前予想は以下の通り。
そして、正解がこちら。
正直、西田敏行さんの追悼企画がここまで高いとは思いませんでした。ここが一番の読み違えでしたね。
加えて、昨年同様歌手別視聴率のバラつきが少ない。1位から8位が1.4%しか離れていない。
2023年(前回)も1位から8位は1.6%しか離れていませんでしたが、今回はさらに差が縮まる形となりました。
2022年は1位から8位の差が3.5%、2021年は3.6%。おそらく、2022年から2023年の間で一気に視聴形態の多様化が進んだんでしょうね。
順位予想がほぼほぼ当たっていたのはMISIA、米津玄師、B'z、ミセス、高橋真梨子の5組。今年はそこそこ良い予想ができたんじゃないでしょうか。
トップ8中ダントツで歌唱開始時間が早かったのが4位のB'zで、唯一21時台に歌唱開始。
当然ながら紅白は後半になればなるほど視聴率が取りやすくなるので、この出順での4位はお見事。前述の通り歌手別視聴率の差がつきづらくなる中で、Number_iから3%も視聴率を上げ後半の起爆剤となった。
5位に西野カナが入ったのは驚きでしたが、直前が西田敏行さん追悼企画だったので若干余波はあったかな。
とはいえ、直後のミセスや氷川きよしより数字を取っているのは凄い。
こうなってくると、近年はラスト2組として固定状態になっているMISIAや福山はもうちょっと数字をとって欲しくなるところ。
MISIAは歌手別1位なので仕方ないとしても、福山氏はちょっと…やっぱ2人とも知名度高い曲歌った方が良いのでは。
ちなみに、歌手別9位はイルカの次に演奏した南こうせつ。
NHKの敷いたイルカ→南こうせつ→西田敏行さんの昭和懐メロラインが見事に効力を発揮した形ですね。
◆平均視聴率予想
予想は前半29.2%、後半34.0%。
正解は前半29.0%、後半32.7%でした。
前半は前回と同じ、後半は0.8%アップ。
昨年から今年の数字の推移を見ていると、もう紅白を観ない層はほぼ離れ切ったのでしょう。
歌手別視聴率の格差のなさを見ても、良くも悪くも最初から最後まで通しで紅白を観ている人が残っている気がします。
今年はB'zや米津玄師を中心とした強い数字の押し上げ要素があったので後半で盛り返しましたが、来年以降も見どころがなければ数字は徐々に落ちていくでしょうね。
ただ、見どころがなくても大暴落はしない気がします。
前述の通り、紅白を切る層はもうほとんどリアルタイム視聴をしていないと思うので。
今後はズルズルと下がって、10〜15年したら視聴率が23〜25%ぐらいになってるんじゃないかな。
それでも、お化け番組には変わりませんけどね。
個人的には、今年は見どころが多くて楽しめました。
来年もこれぐらい見応えがある内容になれば良いですね。
個人的な今年の紅白の感想はこちら↓