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どうして読むのか~わたしはいつもちょっと憂鬱でちょっと幸せ~
本を読むこと
わたしにとって本を読むことは、肌寒いときのブランケットとか風邪を引いた時のあったかいスープみたいなもの。疲れたときのお風呂やリフレッシュのための一杯の紅茶でもある。これらは、日常的なちょっとした心地の良いものに思えるが、ないと軸が揺らいでしまうような背骨でもある。
シルヴィア・プラスの『ベル・ジャー』の中で、主人公エスターがお湯とチキンスープの効果を述べる部分があり、私にとって
背中を押されているような気がする
もうすべてが嫌だ。うだるような暑さに加えて、体調もすぐれない。仕事だって目立つような活躍ができておらずくすぶっている。人生のパートナーも見つからない。友達に会うのもコロナで制限されているし、まぁ面倒だ。身の回りのことをするのも嫌だ。部屋が汚い。部屋の乱れは心の乱れというものの、まさに乱れだらけだ。
そんなこんなで上手くいかない中、大叔母の死の報せがあった。もう90歳間近でずっと寝たきりだった
あなたにとって神様ってなんですか?
私は物心ついたころから、カトリック教会に通っていた。土曜日には教会学校、日曜日にはミサに出る。それが日常だった。たまにバザーとかのイベントもあった。シスターも同年代の子たちもみんな親切だった。
「良いことも悪いことも、いつもあなたのそばでイエス様が見守っています。」そんなシスターの言葉を真に受けていた私は、まるでどこにでもあるクマのぬいぐるみのように神様がそこら中にあふれていると思っていた。
Never Forget the Twilight
ついに念願のブログデビュー。行動に移すのが遅くて、何かアウトプットしたいのにずっと何もせずうずうずしていた。
公開された場所に何かを書くことに意味があると思う。思ってはいるものの、これまでは私的なノートに「マビノギオン」(名づけはアニメ「中二病でも恋がしたい」より)なんて名前をつけて思考整理のためのメモをつづってきた。
(一応エンジニアなので)あわよくば自作のウェブサイトを作成、またはW