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大事なものは意外と近くに転がっている

おはようございます、劇団CLOUD9の小沢です。
昨日Twitterのスペースで #演劇意見交流会 が勃発してめちゃくちゃ盛り上がっていたらしいことを知り、悶絶しています。聴きたかったああ!

とは言っても終わったものは仕方ありません。
1000人以上のリスナーがいたという報告を見ましたが、気になるのはその中の演劇人の割合。

9割以上、演劇関係者だよ!とかだったらおそらく根源はそれだよなあと外から見てたら思います。

…と、そんなことを言うだけ言っても仕方ないので、自分にできることを直向きにやっていくだけなんだなあと再認識した次第です。

こんな下降気味の世界、不景気の日本で
劇団を立ち上げ旗を揚げようと右往左往しています。

劇団CLOUD9の旗揚げ公演は
10/15-16、神戸市のイカロスの森にて。
『グッバイ、ブルーバード[happy happy]』
喫茶店に集う腐れ縁の会話劇です。

彼らにとっての日常は僕らの非日常で、
彼らにとっての非日常が、僕らにとっては日常で。

すぐ近くにありそうで
どこを探しても見つからない、
そんな探し物みたいなお話。

3人の腐れ縁の物語。[happy]を掴むのは誰か。
果たしてその[happy]とは何なのか。
神戸市灘区のイカロスの森にて、
その心でお確かめください。


そんなこんなで準備をしつつ、
演劇交流会は聞き逃しましたが、
教育交流会で興味深い話を聞いてきました。

ニュージーランドの教育を視察に行った友人の報告会&交流会です。

あまりに対照的な教育方針、教育理念を聞かされ、もやもやもやもやしていました。否定的なもやもやではなく、目指しているものと今の日本の学校教育との乖離をまざまざと見せつけられてのもやもやです。

ニュージーランドに染まれ、とかそういうことを言いたいのではないし、会の趣旨も「知って今の日本に活かす」でした。

真っ当な考え方であり、それができたらいいなあと思う反面、1人で動いて活かすことの難しさを痛感している教師3年目です。

僕の言葉選びなぞ多くの方にとってはどうでもいいことかもしれませんが、いつしか僕は自身を「教員」と名乗ることをやめています。

書いてて気持ち悪いなと思ったことがどこかであって、それから「教員」と書くのをやめました。

「教師」にできることは限られています。
でも今の「教員」にできることはもっと限られています。

「員」が一枚岩になって一気に根こそぎ変えるような動きを取れなければ、学校という組織を変えることは難しい。

こと演劇においても同じような課題を内包しているような気がしました。

既にある組織で一枚岩になって動くことができればいいのですが、思想の強い方々の集まりだとそう簡単にはいきません。

そう思うと、小学校低学年で『スイミー』を学習する日本というのはものすごく皮肉が効いているなあと、苦虫を噛み潰す思いです。

同じ目的を掲げたら一緒にやっていけるのかというとそうでもないんだと知らされた今年の7月。

劇団という名を掲げてみての発見でした。

頭を使うことは得意で、ガムを噛むのも得意。
味が無くなっても噛み続けている人もいれば、
次のガムを探して噛むことに満足する人もいる。

今必要なのはきっと、
ガムを作る人ではなく噛む人と
噛む音を聞いて動く人。

例え話に限界がきました。
「噛む音聞いて動く」ってなんや、変態か。

遠回りな言い方は避けて直球で言うなれば、
考える人は考えて、それを発信して、
それ聞いて動けるやつが動かなきゃ、って話。

その動ける人というのが、お金というガソリンを積んでいる人、あるいは積むことができる人、あるいは輸入可能な人。

まず僕はここに行かなきゃいけないなあと思いました。いろんな人がいろんな体験を経て得た知見は素晴らしいもので、僕一人では到底追いつけない代物ばかりだと、Twitterの呟きを眺めていて思いました。

教育の話にしてもそう。
考えている人は考えているし、方法論を振りかざせる人もいる。だけどできない。

演劇はお金というガソリン、
学校は仲間という共犯者。

お金というガソリンを使っても、自分のところにお金が戻ってくるとは限りません。むしろそれは溶けて消えていくものかもしれません。

仲間を集めて闘っても、上手くいかず痛みを伴うかもしれません。

どちらも相応のダメージを被ることは容易に想像が付きます。

だからきっと、必要なのは自己の利益を超越した他者と社会への貢献なんだろうなあと思います。

「三方良し」というやつ。
自分、相手、社会。
痛みを伴うと相応の見返りを求めたくなってしまう。だからマインドとしては、そもそも今こうして行動できていること自体が自分にとっての「良し」なのだと思えなければ、次の「相手」「社会」のことにまで気が回らないのではないかと思うのです。

自慰って、単純で簡単なように見えて、
難しいんですよね。

でもきっと、大事なものは意外と近くに転がってるんです。たぶん。

だからまずはそれに気づいて大切にして、
少し先のあなたの幸せを願い、もう少し遠くの社会という場所に未来を描いていきます。

カッコつけたり迷ったり、珍しくぐらぐら書き過ぎた気がします。

これだけ朝から考えた自分を褒めてあげたいです。

読んでくださりありがとうございます。

なんか喋りたい議論したい、行動したい、
今日この頃の小沢でした。

しれっとクラウドファンディングなんかも挑戦中です。もっと読みたいぜ!って方はぜひ、こちらも👇


あなたにとって、私にとって、今日という一日が、
かけがえのない明るく輝く一日でありますように。


2022.9.22 共鳴|朝から3000字弱っ!


* おしらせ *


■自己紹介のようなもの
 「夢を追い続ける、小沢佑太のガイドブック」


■劇団CLOUD9旗揚げ(演劇)公演🚩
10月15(土)-16(日)@イカロスの森(神戸市)


■クラウドファンディング初挑戦🙇‍♂️



■小沢の出没情報🥷
①10月15(土)-16(日)@イカロスの森(神戸市)
劇団CLOUD9 (第1回)旗揚げ公演
『グッバイ、ブルーバード[happy happy]』
#演出  #主宰 #舞台監督 #制作 

②11月12(土)-14(月)@ムーブファクトリー(大阪市)
劇団白色 第3回公演『ウツボカズラ、飯を食え!』
#舞台監督  #初挑戦


③2023年1月14日(土)@???(京都)
劇団CLOUD9 ドキュメンタリー演劇#0 
 


④2023年2月中旬
@ウィングフィールド(大阪市)
???『???』 #舞台監督


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