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30年分のコンプレックスの値段
今まで生きてきて一度も話したことがない、誰にも知られたくなかった話をしようと思う。
30年間、抱え続けてきたコンプレックスの話です。
なんだ、そんな些細なことを恥ずかしく思っていたのか、と思われるのが恥ずかしくて一度も言えなかった。
とても個人的な話で、かつ誰かの役に立つとも思えなかったので、UPするかギリギリまで迷っていたのですが、コンプレックスを抱えている誰かに、もしかしたら何か届くもの
「高校入ったら告っていい?」今言えよ
大人なら絶対にありえないような不可思議でヘンテコな、それでいて大真面目なことが、子どもになら容易に起こりうる。
子どもの醍醐味は、人生経験の乏しさから生じる、目の前のことに対する一所懸命さにあると思う。
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大学生の頃、小学生向けの模試の試験監督をやっていた。
教室で小学生に試験用紙を配って、「それでは始めてください」「時間です。ペンを置いてください」と書き終えた試験用紙を集める仕
そして誰も見えなくなった
確かにそこに存在しているはずなのに、自分以外、誰にも見えていないということがある。
最近、そんなホラーのような場面を二度、目撃した。
一つ目は、家の近所にある池でだ。
その小さな池では、鯉(コイ)にエサをあげてもいいことになっていて、
とても蒸し暑い夏のある日、5歳くらいの女の子とお母さんがエサをやりにきた。
ホラーはすぐにそこで起きた。
子どもが言った。
「あ!金魚さんがいる!
100点のマンションの名は。
子どもの頃、勉強がとても苦手だったからか、今でも100点を探し歩き、見つけたら「おめでとう、100点」と思わず言いたくなってしまう。
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高校生の時、友達が自転車に乗ったまま頭から田んぼにダイブしたことがあった。
友達が走っている道の先だけが田んぼに続いていて、それに気が付かなかったのだ。
僕と会話しながら田んぼにダイブしていく様はあまりに自然で、夕日に照らされたその姿は、ま
鬼気迫る金魚すくいが聞こえるかい
金魚すくいをやったことがある。
お客さんとしてではなく、屋台のおっちゃん側だ。
ある時、小学生の3人組がやってきた。
話を聞くと、小学1年生、3年生、4年生の3兄弟だという。
この3兄弟は金魚すくいをやるでもなく、15分間、ずっと金魚の目の前に居座り、何やらお互いの耳元でこそこそ話をしていた。
たまにずるをして金魚を盗もうとする子どもがいたので、今回もそういう輩かもしれないと警戒している