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#体験記
青春プチロマン小説「女が日本一周する時」第9話 作/奈良あひる
加恵は、話がそれ始めていることに気づいている。
これから会えるのかという質問に答えていないのである。
加恵「これから会えるのですか?」
加恵は、浅田とその女性がそうことをしていて、このあと会える状況なのか、単純に聞いた。それでも心の中では、会える状態だからそういっているのだとも予想はついてもいた。
浅田「はい、大丈夫です。ぜひ会いたいです」
加恵は、なぜ会いたいのかは聞かなかった。それは、
青春プチロマン小説「女が日本一周するとき」第7話 作/奈良あひる
カフェラテを半分ぐらい飲んだあたりで、加恵は私おのストーリーを思い付いたのだった。
今日の宿に買えったら、メールを送ってみる。それだけのことだった。
メールを返すだけでも、加恵にとっては大きな決断でもあるのだ。
加恵は、それ以上カフェラテを飲まなかった。席を立ち、会計を済ませて宿に向かった。
早くメールを送りたくなったのだ。心が弾んでいた。
おそらく予想のつく後半おカフェラテより、予想のつかない
青春プチロマン小説「振り向いてキス」作/奈良あひる
渋谷の町が好き。人がいっぱいいる。人がいっぱいいれば、私ひとり何したって関係ない。誰にも関係ない自分になれる。
Twitterで少し話をした人と会ってみることにした。会ってみることにしたということはそういうことだ。
彼はTwitterに、会った女性との情事をアップしていた。
服をキスをするところ、胸を揉むところ、脱がせるところ、そして挿入。
顔をはみえないようになっているものの、みんなその時間