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アラフォーの本棚

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読んだ本のレビュー 2022年までのものは、Instagram.com/yuu.kgram/ にあります。
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依存するかしかないかは、きっと紙一重

依存するかしかないかは、きっと紙一重

やってしまっていた記憶を掘り起こされました。
#叱る依存が止まらない #村中直人

それは長男長女が小さい頃。
静かにしておかないといけないところは、行く前に伝えていると、ちゃんと言っていることを理解してくれていた彼ら。
常に何に対しても理由とお願いしたい行動を伝えて“理解”して、自分で考えられるようになって欲しいと常々考えて育児していた。

でもそんな彼らも自我ば芽生える2歳やと4〜5歳前後は

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そばにいるよ、それだけで誰かのケアになる。

そばにいるよ、それだけで誰かのケアになる。

「何かあった?」

聞いてもらうためには、行動や様子で表現しようとか書かれてある本書。もうアピールの察してちゃんなので、ちょっとどうなのよと思っていたら、
そんな人がいたらまずこの本を読んでいる私が声をかけてほしい、と書いてある。
聞く技術は、聞いてほしい人を見つける技術なのだと。

聞く技術聞いてもらう技術
東畑開人

私は、子どもの頃、当時は珍しい片親の家庭で育っていたのと、大人に連れ歩かれ

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“自分”を見ているか“相手”を見ているか。

“自分”を見ているか“相手”を見ているか。

結局、伝わるかどうかは“自分”を見ているか“相手”を見ているか。
#1番伝わる説明の順番 #田中耕比古

音声配信アプリVoicyで10万人のフォロワーがいるDJ Nobbyさんがお勧めしていたので、買ってみました。

まず、伝わりづらい要因がわかりやすく書いてあります。なので、自分はどこがネックなのかを意識しながら、後に続く「わかりやすく話す方法」が読めるので、すっと入ってきやすい。

ついつ

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せっかくなら、面白いと思って欲しいもの

せっかくなら、面白いと思って欲しいもの

普段から、書くのは苦じゃない。そんなふうに言っている私は、だからこそ自分の文章に、自信がない。
だって「書ける」だけだもの。「何かが表現できる」というわけではないのだもの。

「書く力」の教室読んでみた
移動時間を駆使して読んだ一冊は、グサっと刺さったり、ドキッとしたり、はたまた、「ある、ある」と共感してみたり、と揺さぶられる一行のオンパレード。

グサっと何かが刺さった

例えば、「かぶれた人」

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そう言えばよかったんだ、が1つでも見つかったら儲けもの。

そう言えばよかったんだ、が1つでも見つかったら儲けもの。

これは“インタビュー本”だと、本屋で手に取って感じた。
読み始めて数ページで、それは確信に変わる。
人は会話の後、自分の話した量は少なく、相手の話した量は多く感じると以前何かの本で読んだ。
それから相手の方に7割自分が3割話そうと考えているのだけれど、これがうまくいかない。(この割合なら相手は5割5割の量で話ができたと感じるそうだ)
話している最中から話す量を考えているのだけれど、7割3割になるの

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インサイトに腹が立っても、自分を褒めよう

インサイトに腹が立っても、自分を褒めよう

哲学講座の課題図書2冊目。

子どもである翔太と喋れる猫のインサイトの対話。
読み始めて、すんなり入ってきて納得する部分では、ルパン三世のマモーの映画を思い出す。
間で行った勉強会で課題図書の話しているうちに、フルダイブするSAO(ソードアートオンライン)とか、名探偵コナンのベイカーストリートの亡霊を思い出したり。

さらに読み進めると、インサイトに腹が立ってきて読むのが苦痛になる。
それでも読み

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生成AI導入の教科書

生成AI導入の教科書

2024年最初の読了は

生成AI導入の教科書
小澤健祐

音声配信アプリvoicy のチャンネル、ながら日経で紹介されていた本。
生成AIをどう使うか、の前段階を紹介。
どんなことに気をつけるべきか。
生成AI前の“作るAI”から生成AI後の“使うAI”へ。
スキルや考え方の違いなどが書かれています。
生成AI前?後?と思う方は特に活用できそう。

【自分の価値】を忘れかけているかも?

【自分の価値】を忘れかけているかも?

台湾在住ノンフィクションライター
近藤弥生子さんと
我らが青春、漫画家の ひうらさとるさん の
voicy配信で知って気になって購入。
#ハラユキ #誰でもみんなうつになる

こういう本って元気な時に読んでおくのが良いのでは?と。さりとて元気な時は、興味が湧かない場合もある。
漫画で描かれているので、忙しくても、メンタル落ち気味でも読める仕様な気がします。
来年の3月に45歳を迎えるので、更年期

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子供の頃から“おせっかい”である。

子供の頃から“おせっかい”である。

子どもの頃から“おせっかい”である。基本的に、人を助けられる自分でありたいし、何かで役に立てると感じる場所でなければ、息苦しくなり、逃げ出したくなる。

ギバー(与える人)と言われると、どうだろう?と思う。何せ私は、「人の役に立つ自分が好き」という利己的な理由で行動しているのだから。

さて、そんな細かな定義は置いておいて、人の役に立つことに喜びを感じる私は、低い自己肯定感を、毎日のちょっとしたこ

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漫画SILVER DIAMONDを思い出す

漫画SILVER DIAMONDを思い出す

#哲学の謎 #野矢茂樹

目の前にあるものを、論理的に学問にしたのが物理や科学で、実用的にしたのが家庭科で、エッセンスを音楽や絵にしたのが美術、芸術で、文章にしたのが文学。
そして「なぜ」と考えたことを学問にしたのが哲学だと思っている。
最後のは、今まで、触れたこともないけれど。

ある勉強会の「課題図書」となっているので、読んでみました。

目の前のもの、起きていることを意思疎通するために“単語

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どう導くのが良いのか、未だノーアイデア

どう導くのが良いのか、未だノーアイデア

我が子はASD傾向のある長女とADHD傾向のある次女がいる。
(傾向です。診断は受けにいく予定はありません)
しかし、境界知能である可能性を感じて、読んでみた。
#境界知能の子どもたち #宮口幸治

もちろん、境界知能の人たちはどういう状態なのかを知りたいという考えもあった。

驚いたのは、勉強ができない、理解力が乏しい、という言葉では一見わからない子たちの存在。

例えばうちの天才、次女は小学

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もっと本能的な皮ふ

もっと本能的な皮ふ

皮膚は
筋肉や神経を外的刺激から守り
熱など危険を感知し脳へ信号を送る
さらに健康状態を知らせる大切なもの
と、最初のキャリアで肌理論と共に習った。

服は買い替えられるけど、お肌は状態が悪くなってから良い状態にするのには膨大な手間とお金をかけたケアがいる。
だから、そうならないように、絹製品を扱うように大切にするように、とお客様に伝えてきた。

さてその皮膚は、もっと「本能的」で独立した「判断能

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【遊】だけで終わらせるな

【遊】だけで終わらせるな

読み終わって最後のページ。
2023年7月15日に発行された本なのに、手にしているのは8月20日の三刷だと知る。

為末大さん、すげー。である。
私にとっては現役時代の走っている姿を知るアスリートであり、引退されてからのご活躍はなんとなく知っている、というひと。

熟達論という本のレビューをノートで書いている人がいて、気になって購入。読書記録であるその人のレビューを読んだ時、かっちり分類されたHO

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2粒で違う味になるキャンディ

2粒で違う味になるキャンディ

高橋晋平さんの1日1アイデアの本を先日購入。絶賛積読中である。

ふと浮かんだ本けれど、ふと我が家にある毎日読みたい365日の広告コピーを思い出した。
横から見ると、ページの色が途中で何色にも変わっていて、文房具、紙もの好きにはたまらない本。全てを読んだ覚えはなくて、パラパラめくって読書記録したはず。

その後眠っていた本を適当に開けて、最新の本を開く。

片方はペットで片方は恋愛の話。

どっち

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