見出し画像

人生における「ケアレスミス」

誤字脱字問題 

 私の記事をいつもご覧になっていられる方は、もうお気づきかもしれませんが、私の文章には、かなりの確立で誤字脱字があります。気を付けようとは思ってはいても、なかなか改善が見込めず、note投稿だけでなく、大学の課題などでもやらかしてしまっており、提出期限後になってそのことに気づき、深く後悔することも少なくありません。もちろん、多少の誤字脱字があっても相手に伝えたいこと伝達することは可能だと思います。例えば、「私中学生だった時バスケ部に所属していました」という文において、格助詞の「が」や「は」が抜けていても内容を把握することは可能です。このように、やらかしてしまってもあまり大きな影響はなさそうという点において、誤字脱字は「ケアレスミス」と言えるかもしれません。

生徒のケアレスミス

 私は塾講師をしていますが、生徒は想像以上にケアレスミスをします。3人称単数のsを忘れてしまうことから始まり、和訳の漢字を間違えたり、worldとwordを見間違えたりなど、ミスの仕方は様々ですが、生徒の多くが注意力の欠如が原因でミスを犯します。

人生における「ケアレスミス」

 しかしながら、ケアレスミスを起こす可能性があるのは、何も勉強に限った話ではないと思います。そして、ケアレスミスによる減点で合格が不合格に転落してしまうことがあるのと同様に、人生における「ケアレスミス」は、時に取り返しのつかない事態を招くことになります。例えば、ドラマなどで、男性が彼女を元カノの名前で呼んでしまったことが原因で関係に亀裂が入ってしまうなどのシーンを見たことがる人も多いのではないかと思います。男性の不注意さが招いた一言で、それまでに積み上げてきた愛の全てが台無しになってしまいます。

不注意な発言がもたらす悲劇

 上記の例のように、不注意な発言で、気づかないうちに他者を傷つけてしまうことは少なくありません。私の塾で働く上司は、ある後輩に「(やることなすこと)中途半端だ」と注意したことがあります。上司にとっては、自分の思ったことを口にしただけかもしれません。しかし、不運にも、ちょうどその後輩は、教室運営業務と日々の授業の両立に悩んでいる時期でもありました。大学生活を送る傍ら、限られた時間で自分の与えられた仕事を必死に全うしていたのです。そのような状態で上司から言われた「中途半端」という言葉は、後輩にとってはあまりにも重い一言だったと話していました。後輩の努力を汲み取ったうえで発言できなかった上司の「ケアレスミス」が招いた悲劇です。

ケアレスミスはなぜ起きるのか

 そもそも、どうして私たちはケアレスミスを犯してしまうのでしょうか。答えは単純で、時間的余裕がないから、だと思います。冒頭で述べた通り、私は、あらゆる場面で誤字脱字をしてしまいます。その原因は、note記事を書き終えた後に文章を見直す時間が作れていないからです。書きたい内容が頭に浮かんでも、いざ文章を書き始めるとうまく論をまとめられず、あれよあれよという間に時間が過ぎていき、急ピッチで文章を仕上げ、焦って投稿するというケースも少なくありません。たった一度でも全体の文を見返す時間を作れれば、誤字脱字の多くは撲滅できると思います。

 同様に、私の職場で上司が配慮の欠けた言葉で後輩を傷つけてしまったのは、他者を思いやる時間的余裕を持てていないからだ、と推察されます。その上司は常に何らかの仕事をしています。それゆえ、目の前の仕事を優先し、他講師の対応をないがしろにする傾向にあります。上司は業務遂行能力の点でいえば確かに優秀です。上司が用意した書類にミスは見当たりません。しかしながら、人間関係においては、「ケアレスミス」の常習犯であると言っても過言ではありません。

まとめ

 しかしながら、その上司に「時間的余裕を持ってください」と偉そうに言う前に、まずは私自身が少しでも「ケアレスミス」を減らす必要があります。仕事しかり、勉強しかり、人間関係しかり、時間的余裕を持ち、carefulな人生を送ることを大切にしていきたいと思います。そのための第一歩として、ひとまずこの記事に誤字脱字がないか見直したいと思います。

それではまた明日👋

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?