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復職チャレンジ🍙

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適応障害と診断されて早1年。 凸凹ライフも、周りの方々に支えられ大分平坦になってきました。 診察帰り、家に帰れず、公園で泣きながら食べた、おにぎりとジュースの味と、その時の気持…
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#この経験に学べ

智の障壁に囲まれて

智の障壁に囲まれて

図書館。それは私にとって、楽園であり、学び舎であり、そして最大の障壁だったりする。障壁内にいる時は、昔やった遊びみたいに、「はい、バーリア!」と鬼から逃れるような気がする。それ故かどうかは分からないが、逼迫すると図書館へ籠る癖がある。

図書館という存在は私にとってなくてはならないものであり、図書館のなかに泊まるような体験というのは至極贅沢な行為なのである(最近ブックホテルみたいなお宿が増えてきて

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1日3食食べること

1日3食食べること

美味しいものを食べることが嫌いな人はあまりいないのではないかと思う。私もその1人だ。けれども、何かをしなければならない時、没頭している時、私の食事はおざなりになる。かつては、精神状態が不安定な時ほど食事は後回しになっていた。現実から目を背け、目を閉じてただただ眠っていた。

そんな不健康な状態のなか、いつの間にか「美味しさ」が分からなくなった時期がある。何を食べても何も感じない、好きだった味に対し

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眠っていた記憶

眠っていた記憶

近頃はプレゼンテーションと思考の文字起こしばかりしている。かつてはインプットが無いアウトプットを繰り返すなんて、そんな時間があったら他の事をやりたい!なんて思っていた。
ところが、どうだろう。アウトプットを突き詰めていくと自分が分かっていたと思うことが実は朧げであることに気付くのだ。そして、私はあの日のプレゼンでの質疑応答を思い出す。

プレゼンを終えるとクラスメイトが、「それはどれくらいの誤差が

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目指すのは、区切り。

目指すのは、区切り。

やっと、トンネルの出口が見えてきた。

来月、私は私にとって大きな課題に挑む。博士課程のプレゼンテーション試験だ。審査官の前で約1時間のプレゼンをして、30分の口頭試問を受ける。

自らの研究を審査官の口頭試問(いわば口撃)から守る、他国で言うところの「ディフェンス」と呼ばれるものだ。

その日程が決まった。残された時間は1ヶ月。(この記事は熟成させていたので残り3週間を切った。)
この間にまだ書

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あ〜、ぱーどぅん?

あ〜、ぱーどぅん?

英語検定の試験の2次試験というのか、そういうものの時に質問が聞き取れなかったり、時間を稼ぎたかったりするときには、「もう一回言って」という意味で、「Ah.. Pardon??」とか「I beg your pardon?」などと聞けばいいと中学生の時に聞いた気がする。

最近、「あ?意味わかんないからもう一回言ってみなさいよ、もう一回。喧嘩売ってます?」という気持ちで(あくまで気持ち)、放たれた言葉

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わたしの「負けへんで」宣言

わたしの「負けへんで」宣言

「負けへんで」はポッドキャストOver the Sunのパワーワード。ナビゲーターはジェーン・スーさんと堀井美香さん。noterさんから教えていただいたこの番組を聴き始めたのは休職中だった数年前。今でもちょくちょく聴く。(ヘビーリスナーでなくて、互助会員の方々、すみません。)今は元気をもらいたい時や、金曜日の配信後に声から力をもらっている。

私は彼女たちのように精力的に何かに取り組んでいるわけで

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まとまらない気持ち

まとまらない気持ち

私の気持ちは、なんだか最近まとまらない。
悲しくないのに涙が出てきたり、身体が軋むように痛かったり、疲れたなという言葉が自動的に出てくるようになったからだろうか。
やじろべぇのように、どうしよう、このままでいいのかな、とふわふわとしつつ、心の中はとってもざわざわしているのだ。

ざわざわを収める方法は、原因の排除だけれども、それが簡単にできるのならばここまでの状態にならないだろう。
だから、違う方

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休み方に惑う

休み方に惑う

「計画的に休む」という行為が苦手だ。何かをしていないと不安で仕方がない。だから「休む」という行為は、何かの行動の途中や終わった後に必要に迫られて行うことが多い(力尽きるように‥)。
もしかしたら、メリハリをつけて取り組むことが苦手なのかもしれない。

故に、一人住まいの何の予定もない週末はとても不安だ。制約は「休日の時間」だけだからだ。その時間の中で何をするのも自由、しないのも自由。

これがお子

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そう、私は「足掻き族」

そう、私は「足掻き族」

先日、徒然なるままに溢れた気持ちを書いた。Shihoさんが素敵なコメントを沢山ぎゅぎゅっとくれた。

会社から支援される社会人学生という立ち位置は、人に対する投資そのものだ、と言われた過去をなんとなくずっと引き摺っている。私の「費用対効果」なんて殆どないのに、と思ってしまう時がある。

じゃあどうしようか→頑張ろう→思ったほど頑張れない(成果がでない、思ったように上手くはいかない)→疲れる、自分に

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どれも自分

どれも自分

最近ストレスへの対処法を見失いがちである。大きく分けると、「自分」は2モードある。仕事モードの自分と私生活モードの自分だ。(雑な区分け)

仕事モードの自分は、会社員としての自分。若くもないが、全体で見ると経験値がそれ程多いわけでもない自分。上司や先輩たちからの一言に言い返したり、致し方なく業務を請け負ったりする。それでいて、たまに耳にする不協和音のような嫌味や風評をサラッと受け流すには、まだ青い

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モヤって候。

モヤって候。

私の特技は手元を見つめずに(自分で読める程度の)字を書くことだ。学生時分、この特技は大いに役に立った。ただ、相手の目を見つめつつ、相槌を打ちながら文字を書き殴るものだから、「不思議な感じ」と言われたこともある。いい意味ではない、決して。

日頃からnoteに限らず、文章を書くことは少なくない。しかし、その実、日本語の文章が正しかったことはほとんどといっていいほどない。後から見返すと、単語が重複して

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