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#note初心者
心理学用語#28 セルフイメージと脳内物質
セルフイメージとは、日本語で自己肯定感ともいい、潜在意識、思い込みともいいます。身近な言葉でいうと性格、人格になります。シンプルにいうと、自分が自分をどう思っているかということです。
セルフイメージがいい人は、単純に自信があり、物事に対して肯定的、楽観的に考えることができます。
逆にセルフイメージが悪い人は、自分に自信がなく、メンタルの浮き沈みが激しく、消極的で、物事を悲観的、否定的に捉えやすく
心理学用語#27 意味飽和とゲシュタルト崩壊|脳科学
「ゲシュタルト崩壊」という言葉を聞いたことがあると思います。漢字をずっと眺めていると、「こんな漢字あったけ?」と文字の構造が分からなくなることを言います。
ゲシュタルト崩壊が「こうえん」の「公園」が「ハム園」に見えてくるのに対して、意味飽和はそもそも「『こうえん』ってなんだっけ?」と意味が分からなくなることを指します。
ジェームズ氏は、意味飽和の効果や原因を確かめるために様々な実験を行ないまし
心理学用語#26 一貫性の原理とコミットメント
一貫性の原理(一貫性の法則)とは、一度始めたことを最後までやり遂げようとする心理のことです。
コミットメント(Commitment)とは、「関わりを持つこと・委任・誓約・言質」といった意味があり、「責任」というニュアンスが強い言葉になります。
一貫性の原理は、コミットメントすることで強力に働きます。
一貫性の原理が働く理由の1つ目は、社会生活においては、一貫していることが高い価値におかれるか
心理学用語#25 ホメオスタシスとコンフォートゾーン
心理学におけるホメオスタシスとは、「今のライフスタイルや環境をなるべく維持しよう」という心理です。心理的ホメオスタシスには、良い面と悪い面があります。
良い面は、私たちの生活に安定をもたらしてくれること。悪い面は、自分を変えたいとき、新しい挑戦をしたいとき、心理的ホメオスタシスが足かせとなってしまうこと。
「自分を変えたい」と考えているときは、ホメオスタシスをいかに「解除」するかが重要。そこで
心理学用語#23 感情の粒度
感情の粒度とは、自分の感情を詳しく表現する能力を指します。
感情の粒度が高い人はストレス対処能力が高く
・挫折からの立ち直りが早い
・感情のコントロールがうまい
・依存症にかかりづらい
・人生の満足度が高い
といった傾向があります。
ではなぜ感情の粒度を上げるとストレス対処能力が上がるのでしょうか?
自分の状況を正確に理解することで、とるべき対処法がわかりやすくなるからです。
感情の粒度を
心理学用語#22 自己注目
人間というものを理解しようとする時、“自己”という概念がとても重要になります。自分をどう認知しているか、自分をどう見せたいか、自分はどう見られていると思うか…など、あらゆる視点や捉え方が、心の健康及び病に影響をもたらします。
自己に注意を向け考えることは自発的な場合を除いて、他のこと(仕事、家事雑用、時間など)へ注意が向いている状況に比べ、一般には不快であり、受身的で、関与も弱いなどネガティブな
心理学用語#21 反芻思考
「反芻思考」とは何度もネガティブな出来事を思い出し、悩み続けて抑うつ気分を増長させる考え方のことをいいます。
もともと反芻とは、牛などが食べ物を消化するために一度胃に入ったものを口に戻し、繰り返し咀嚼(そしゃく)すること。
精神医学では、抑うつ的反芻のように自らの欠点や問題点を繰り返し考えることは、危険な精神的習慣だと考えられています。反芻思考は行き過ぎると、うつ病などの精神疾患にもつながる恐
心理学用語#20 快楽の踏み車
踏み車は、踏んでも踏んでも前に進まない車のことです。つまり、快楽は重なっても重なっても、依然として満足することがないということの例えです。
「もっと~~したい」と考えているとき、それは物事が「達成された」ということを間接的に表しているからです。
ですから、快楽の踏み車をしているときは、自分がある程度前に進んだということを理解すると良いです。
例えば、付き合う前は逢えるだけでハッピーだったのに
心理学用語#19 ネガティビティ・バイアス
人間の脳はポジティブな情報よりも、ネガティブな情報に意識を向けやすく、記憶にも長く残りやすいという性質を持っています。これを「ネガティビティ・バイアス」と呼びます。
例えば、気になっていた商品の口コミやレビューの中に少しでも評価の低いものがあると、購入をためらってしまうという方も多いのではないでしょうか?
ただ、このようにネガティビティ・バイアスにはいち早くリスクを察知し、それらを回避するとい
心理学用語#17 ハーディング効果
「ハーディング効果」とは、周りの人と同じ行動をとって安心感を得ようとする心理現象のことです。
「集団から外れたくない」という心理によって、多くの人間が間違った行動をとっていても、その中で自分一人だけで合理的な判断をもとに行動するのは難しいことです。
つまり、「ハーディング効果」によって非合理的な選択をしてしまう可能性もあります。
例えば、早くトイレットペーパー買わなきゃと思う心理のことかな?
心理学用語#15 GIVER・TAKER・MATCHER
人間社会には『GIVER・TAKER・MATCHER』という3つのタイプの人間が存在します。
GIVER(与える人):何をしてあげようかという意識の人
TAKER(奪う人):利己的で何をしてもらおうかという意識の人
MATCHER(与えた分の見返りを要求する人):自分の利益と相手の利益を同じにしようとする人
GIVERには2つのタイプが存在しております。
自己犠牲型GIVER:自分を犠牲にし