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#農福連携

農業と就労移行支援等の福祉による「農福連携」

農業と就労移行支援等の福祉による「農福連携」

就労移行支援事業所の訓練の一環として農業を取り組む事業所もあれば、障害者が農業へ就職するケースも出てきています。

農業は、収穫による目標達成を体感できるので就労移行支援の訓練としても効果的である一方、日本社会が抱える農業の問題を解決する方法の1つとして障害者雇用が注目されています。

今回は、農業をテーマに就労移行支援事業所の取り組みや社会進出の可能性について解説していきます。

■「農福連携」

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野菜の売上と農福連携の可能性

野菜の売上と農福連携の可能性

お疲れ様です。

今月からふくろう珈琲で野菜の販売を始めました。
障害がある人ための就労の場で作られた野菜です。

ふくろう珈琲
 野菜を買うついでにコーヒーが売れる(かもしれない。)
野菜目的に人が集まって少しずつ認知度が上がっていく。

農家さん
 野菜が売れると、そこで働いている人の収入になる。

Win-Winの関係になるだろうと考えてはじめて、1ヶ月試した結果は売上24,100円でした。

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 「空き家×農福連携」で地方の大きすぎる空き家を活用する

 「空き家×農福連携」で地方の大きすぎる空き家を活用する

地方には大きすぎる空き家問題というものがあります。
要するに、建物や敷地が大きすぎて借り手が見つからないというものです。

おまけに農地がついていたりするとハードルが一気に上がってしまいます。

私の管理している物件にもまさにこういったお家があり、これまで何度も案内させていただきましたが、「広すぎる」「農地が負担だ」などといった理由でこれまで長い期間管理を続けています。

最近よく耳にする言葉に「

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農福連携について (農業)

農福連携について (農業)

こんにちは。農業経営サポーターの小川隆宏です。最近、農福連携が広がりつつあります。農福連携とは、障がい者等が農業分野で活躍することを通じて、自信や生きがいを持ち、障がい者が社会での存在価値を感じられるための取組です。
農福連携は、障害者等の就労や生きがいづくりの場を生み出すだけでなく、農業側で深刻になりつつある担い手不足や高齢化対策として、新たな働き手の確保につながる可能性もあり、農業者、障がい者

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地域の食×福祉作業所でつくる地域弁当 「みんなのおべんと。」はじめました

地域の食×福祉作業所でつくる地域弁当 「みんなのおべんと。」はじめました

廃棄アスパラガスを使ったほうじ茶「翠茎茶」を2021年の春から手掛けることになったご縁で、地域の福祉作業所や農家、飲食関係の方々と繋がる機会が増え、ローカル※のポテンシャルを発見することが多くなりました。

他方、様々なローカル課題を目の当たりにすることも増えました。その一つが「就労継続支援B型事業所※」と呼ばれる福祉作業所の平均工賃です。実は練馬区はかなり低く、東京都や全国の平均と比べたら約3割

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