望月 重太朗
REDD inc. 代表取締役/Creative Director。武蔵野美術大学 非常勤講師。デザインR&Dをテーマに、サービス・プロダクト開発、デザイン戦略開発、クリエイティブ教育の開発などを行っています。試行名義でローカル価値を発掘した実験的商品の開発/販売も展開中。
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社会デザインを軸にしたサスティナビリティは「テーマ」から「文化」へ - Border Sessions 2019 Report(1)
オランダハーグで6/12〜6/15で行われた、テックカルチャーフェスティバル Border Sessionに2度目となる参加をしてきました。タイトルでやや触れているようにサスティナブル・アプローチの社会実装や挑戦に関してはオランダではすでに当たり前な状態だと映りますが、その辺を数回に分けてまとめていきます。 Border Sessions自体がどのようなフェスティバルか?に関しては、昨年まとめた内容に詳しく記載しています。 昨年はワークショップで構成される「①Lab」と、
オランダの都市型農場に、サスティナブルの正しい可能性を見た - Border Sessions 2018 Report(2)
時間が少し空きましたが、オランダのハーグで行われたBorder Sessionsのレポート第二弾です。(前のレポートはこちら) 今回はBorder Sessions内で行われたLABと呼ばれるワークショップの「Low & High Tech Food Lab」について。LABは30のトラックで構成されていて、1つのトラックあたり朝10時から夕方の5時まで1日かけて行われます。 このLABに参加したことによって、オランダのガチンコでやばい都市型農場の形を目の当たりにしました
オランダのテック×デザインカンファレンスに参加したら、人間性のデザインとコスパの革命を見た - Border Sessions 2018 Report(1)
オランダのハーグで6/13-16の日程で行われたテック×デザインカンファレンス「Border Sessions」に参加しました。 今回が7回目の開催、僕自身は初めての参加でしたが、結論から先に書くとこんなにコスパの高いフェスは他に類を見ないのでユーロ握りしめて参加すべし、です。 もともと、ボーダーセッション自体はSXSWにヒントを得てスタートしたフェスのようで、その流れを受けてかハーグ市のエリアを広く扱ったものになっています。(ハーグ市のレベル感として、アムス、ロッテルダム