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【岡山メルパビル、33年の歴史に幕。今月末で映画館「岡山メルパ」が移転】
https://news.ksb.co.jp/article/14507096 また一つ、思い出の映画館が無くなる。 昔ながらのビロードのソファ席が可愛らしい、こぢんまりとした居心地の良い映画館だった…
2022/1/12 映画『世界で一番美しい少年』
ヴィスコンティの映画『ベニスに死す』で、マーラーの交響曲第5番から「アダージェット」が物憂く流れる中、棒につかまりグルグル回っていた美青年。そのビョルンが歳をとり、長い白髪ヤギ髭の老人として怪映画『ミッドサマー』に出演していたと知り驚いた。これは近年のビョルンに密着したドキュメンタリー映画。
『ベニスに死す』以降に日本で活動した時期があり、池田理代子さんのベルばらではオスカルのモデルとなったらし
2022/02/01 映画『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』
映画『さがす』『ノイズ』と、事件性の高い題材を扱う作品を続けて観たので、ちょっと別系統のも観たくなった。
終始、フィルターがかかったような色味で、現実と虚構の区別が付きづらい。現実の描写と、シュールなオムニバスストーリーの境目が曖昧なのが、知的好奇心を刺激して"逆に"面白かった。(もしや意図した通りの正なのかな?してやったり、みたいな?)
単なるオシャレ映画では済まされない不穏さもある。
ち
映画『ウエストサイド・ストーリー』
スピルバーグ監督作品は3時間弱!
耐えられるか心配だったけど、気づけばあっという間でした。
トニー役がハンサムすぎる!
ハンサム オブ ハンサム!
基本的な流れは1961年版の映画と大差ないのかな?が、ドラマ部分を結構みっちりやるので長くなったのでしょうか。あとおそらく、ダンスシーンが随分と進化している気がして、もう一度観たい。
群舞すごかったわ。
1961年版の映画にアニータ役で出演していた
映画『名付けようのない踊り』
田中泯さんのドキュメンタリー。昨年公開の映画『HOKUSAI』では、雨の中で藍色の絵の具を浴びて佇んでいた。唯一無二の存在感。
今回はこれまでのダンス公演映像や、様々な街の中で踊る『場踊り』がたくさん観られる。
畑仕事で作った身体で踊ろうと決めたのが40歳。その後も世界中の劇場や街で踊る、というか存在し続けて36年。水戸美術館で霧アーティストの中谷芙二子さんとコラボした作品の映像は美しかった…。
【岡山メルパビル、33年の歴史に幕。今月末で映画館「岡山メルパ」が移転】
https://news.ksb.co.jp/article/14507096
また一つ、思い出の映画館が無くなる。
昔ながらのビロードのソファ席が可愛らしい、こぢんまりとした居心地の良い映画館だった。
今はなかなか無い感じの古いビルも味わい深くてよかったんだよね。
派手な色のポップやチラシが貼り付けられて、ほんのりとトイレの芳香剤が香るところも、昭和。
初めて笠松将さんの出演作(ドンテンタウン
映画『ハウス・オブ・グッチ』
強力な家族経営の栄華と衰退。
アダム・ドライバーを初めて観たのは『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』で暗い眼を持つカイロ・レン。その次は『最後の決闘裁判』で性的加害者となった色男。不気味な役が続いていたが、本映画では少し気が弱く笑顔の素敵な弁護士志望の学生として物語が始まる。
初めて見る爽やかな笑顔に癒されていると、グッチ創業者の孫として悲運にのまれていってしまい、年齢とともに次第に大胆
映画『コンフィデンスマンJP 英雄編』
このシリーズを観る前には、騙されることをあらかじめ想定している。しかし映画が始まるとすぐに、虚構と事実を確認する暇もなく華やかなコンゲームに引きずり込まれていく。初めから全てを疑って観ることもできるが、それでは面白くない。こちらもわざわざ騙されに来ているのだ。
それにしても、なんて馬鹿馬鹿しいミステリーコメディ。街ひとつぶんの大掛かりなセットに大仰な芝居、勧善懲悪したのちの大団円では思い切り飲ん
映画『世界で一番美しい少年』
ヴィスコンティの映画『ベニスに死す』で、マーラーの交響曲第5番から「アダージェット」が物憂く流れる中、棒につかまりグルグル回っていた美青年。そのビョルンが歳をとり、長い白髪ヤギ髭の老人として怪映画『ミッドサマー』に出演していたと知り驚いた。これは近年のビョルンに密着したドキュメンタリー映画。
『ベニスに死す』以降に日本で活動した時期があり、池田理代子さんのベルばらではオスカルのモデルとなったらし