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5歳児の長女、とうとう自分のお小遣いで1,900円の〇〇を買う

以前の投稿5歳児でも取り組める金融教育でも触れていたが、とうとう5歳児の長女が「稼いだ」お小遣いで念願だった紫色のヒールを購入した。

紫色のヒールが欲しい

ある時5歳児の娘が「紫色のヒールが欲しい」と言った。彼女にとっては初めての大きな購買活動になる。その時手元の電子マネーは700円程度だったと思う。そして彼女が買いたいと考えたヒールの相場は900円~2300円くらいだった。

ヒールを選ぶ

彼女がヒールを欲しいと言ったので、一緒にどのようなヒールがあるかをネットで調べてみた。

まずは手短にメルカリで紫色の’プリンセス’のヒールを探した。そして次にAmazonでも探してみた。加えてH&MのWEBサイトでも探した。お金が貯まるまでが探す期間となったわけだが、2カ月くらいかけてそれぞれのサイトで欲しいヒールのウィンドウショッピングならぬ、「スクリーンショッピング」を一緒にした。

最終的に、5歳児の長女が目をつけたのはメルカリで未使用で売られている1900円の紫色のヒールだった。アナと雪の女王のアナとエルサがそれぞれ左右の靴の下敷きに描かれており、スパンコールがちりばめられているとても女の子らしい「紫色」のヒールであった。

買うまでにかかった時間

実際に欲しいと言い出してから必要なお小遣いが貯まるまではおそらく2カ月近くかかったと思う。

あと500円ほどで買えるという段階になってきてもなかなか作業タスクを消化できなかったりするなど、紆余曲折はあった。

しかしながら2カ月を経て、とうとうメルカリで自分が欲しい靴を自分で「稼いだ」お小遣いで買うことが出来たのだ。

購買経験を通して「使う」という事を学んだ

今回1,900円の紫色のヒールを購入し、手持ちのお金が一気に無くなるという経験をした。

その後彼女の口から出るようになった言葉は次のような言葉である。

「私のお金は使いたくないから、パパのお金で買って!」金融教育を通して自分で欲しいものは自分で「稼いだ」お小遣いから買うように学習を進めているが、彼女は彼女なりに「稼ぐ」「使う」を理解したのである。

だからこそ、「自分で稼いだお金」は使いたくないという感情が生まれてきたのだと感じた。

もしこの感情を上手に育てることが出来れば、お金を大切に使うというスキルを身に着けることに学習を進めることが出来るような気がしている。

ただ、まだまだ5歳児の理解力なので、まずは「稼ぐ」「使う」という事の繰りかえしに取り組む予定ではある。

金融教育を経験した5歳児の買い物体験

お金の教育を通じてお小遣いを「稼ぎ」そのお金で今回1900円の紫色のヒールを買った。

そして自分のお金と人のお金を理解し、自分のお金が減るのが嫌だなーという感情をしっかりと育てることが出来た。

ただ、自分のお金が無くなるのは嫌だからといっても100均などで一度しか使わないようなおもちゃを買うという事を辞める様子はまだない。

まだまだ彼女への金融教育は始まったばかりだが、お小遣いを「稼ぎ」そして「使う」というくらいのことであれば5歳児でも取り組むことができるようである。

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