どんな小さな集団でもルールは必ず作った方が良いたった一つの理由とは?
普段、家庭や職場内トラブルで悩むことってありませんか?
それらのトラブルの原因はおそらく明確な『ルール』がないことです。
想像してみてください。
いかがでしょう?
そうなんです。
集団には必ずルールが必要なのです。
なぜなら明確なルールがないと『認識のズレ』が発生します。それによってトラブルやロスタイムが増えてしまうのです。
たとえば『赤信号は止まれ』ですよね?
これは日本人なら誰でも知っているルール。
そのルールのおかげで、日本では交通事故が頻繁に起こることもありません。
これは10ケ月前の話ですが、うちでは子どもたちがよくケンカをしていました。ケンカの原因は本当に他愛のないことばかり……
そこで、子どもたちと相談して家の中でのルールを作りました。そうすると子どもたちのケンカは徐々に減っていきました。
ところが、休校延長が終わるタイミングだったでしょうか……
いつも通りの学校生活が戻った頃、子どもたちが壁に貼っていたルール表は、『もういらない』と言うので、一旦すべてはずしました。
すると予想通りでしたが、またケンカが増えてきたのです。その内容は10カ月前と同じものばかり。
日常生活を思い浮かべてみてください。
道路にある信号機を外したらどうなるでしょうか?想像したら怖いですよね…
それと同じことです。
頭の中では当たり前のことだとわかっていても、人間ですからルールがなければ、ズルしてしまうこともあります。
だからこそ最低限、やろうと思えば誰でもできることはやはり『ルール化』しておくことが大切なんですね。
ということで今回あらためてルール表を壁に貼ることにしました。
ルールは下記の通りです。(当たり前のことばかりでお恥ずかしいですが……)
玄関ルール
✅やろうと思えば誰でもできますよね?
ゴミのルール
✅やろうと思えば誰でもできますよね?
チャイ(犬)ルール
✅やろうと思えば誰でもできますよね?
朝のルール
✅やろうと思えば誰でもできますよね?
昼のルール
✅やろうと思えば誰でもできますよね?
夜のルール
✅やろうと思えば誰でもできますよね?
以上6つのルールです。
すべてやろうと思えば誰でもできます。
念の為、今朝子どもが学校に行く前にこう聞きました。
※チャイ(犬)のご飯を忘れていたので、
もう一回ルール表貼っとこか!?
すると一度は「いらんいらん!」と拒否されたんですが「あ、やっぱり貼っといて!!!」と返ってたので、あらためてルール表を作りました。
まとめ
実はこのルールは会社にも取り入れている『識学の姿勢のルール』というものです。
『姿勢のルール』というのはやろうと思えば誰でもできることです。しかし当たり前のことを当たり前にやるというのは、簡単なようで意外と難しいこと。
しかし、当たり前のことを当たり前にできる力を子どものうちに身につけておけば、いつ何ごとにおいても全力を出し切ることができる人間になれると私は信じています。
何からやろうかな?何をやるんだっけな?
あれはやったの?!これはできてるの?!
これらのコミュニケーションはただのロスタイムです。
当たり前にやるべきことは、ルール化してさっさと終わらせる。そして大切なことに時間を使えるようになってほしいなと思います。
ただ、ルールを明示することは威力絶大ですが、言ってもないこと、貼ってもないことを、後出しで言うのは効果がありません。
ルールは先に作って伝えることが大切です!
そしてもう一つ大切なのは作ったルールは貼って終わりではなくて、状況に合わせて修正や追加をしなければなりません。
そうしないとただの景色になってしまいます。
いかがでしたでしょうか?
家庭や職場でのトラブルは『ルール』を作れば、どんどん解消できますのでぜひトライしてみてください。
きっとお互いが楽になりますよ!
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