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#海外生活
海の外に行きたい人には、2種類あって
私はどちらかという、ご縁が重なりうっかり海外に住んでいる人である。でも偶然によりはじまった海外生活も今年ではや5年を過ぎた。
普段からSNSなどで海外生活について発信をしていると、私の周りには(オンライン上は特に)実際に海外で生活をしている人、そしてそれを願う人が増えた。そしていろんなご相談を受けるようになった。
海外生活に期待を持っている人、不安を持っている人、いただく質問は多種多様。でも海
コロナウィルスとベトナムの人たち
毎日のようにニュースでは、新型のコロナウィルスがもたらした現状を伝えている。感染者はいまだに増え続け、死者も少なからず出ている。
私は今ベトナムに住んでいるので、日本のテレビが見られない。だからネット上の、しかもテキスト情報を見るしかないのだが、なんだか怖いなと感じている。
一時帰国時に購入したマスクもそろそろなくなってきて、ベトナムで購入した布を何重にも重ねて作られたマスクを今は使っている。
帰国すると、イライラしがちな日本人に戻る問題
日本に帰ってくると、海外で暮らす時の自分と中身が入れ替わってしまったんじゃないか、と感じることがある。
初対面の人にいきなり慣れなれしく接しちゃだめだよね。すっぴんで街を歩くことを恥ずかしい。人前でいるときはなるべく笑みを絶やさずいないといけない。30歳を超えているのだから、やっぱりミニスカートはやめておこうとか。
台北やベトナムにいる頃に気にしていなかったことが、急に頭の中に入り込んで私を支
お願いだから、座席を蹴らないで
バンコクから朝の8時発の便に乗り、5時間半の空の旅を経て関空まで着いた。自宅がある京都までは後少し、京阪リムジンバスに乗って90分弱ぐっすり眠るだけだ。
高速をグイグイ走り、京田辺を過ぎて京都が近づくと、バスの中にいる人達はもぞもぞ目を覚まし始める。社内は日本人よりも秋の京都を楽しみに来た、海外からの観光客が多い様子だった。
まだ夢うつつの車内で突如スマホの音が鳴り響く。きっとメールか電話の着
不便さが「であるべき」からの逃げ場を作る
ここしばらくのnoteを振り返ってみると、最近の私の意識の矛先は「逃げ場」なのだなぁと思う。毎日ただひたすらに思いついたことを、書き落としているので、面白いほどに自分の傾向が分かる。恥ずかしさ、あります。
ベトナム生活をはじめて、はや半年。新しい地に住むワクワク感、目に入るものすべてがキラキラして見える、恋のような気持ちは薄くなった。その代わり、日常がぴったりと異国に張り付いてきたように思う。
便利な生活に、読点をつけてもらう
ハノイ生活の中で遭遇するひどいスコール。日本でよく言われる「バケツを引っくり返したような雨」よりも凄まじいやつ。空の色は漆黒に変わり、肌に当たると痛いくらいの雨、横殴りの風、止むことない轟音を立てる雷。数年に1度レベルのスコールがこちらでは、毎日のように降り注ぐ。
ベトナムに来て約半年経つのだけれど、最近はこのスコールが来る気配を感じられるようになった。空の色が少し褪せるとか視覚的な変化ももちろ