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選択肢は意外と限られている

人生、迷いの連続で嫌になってしまうけれど、幾度迷えど何やかんや乗り越えられている。

それは、選択肢は意外と限られているから、かもしれない。

「選択肢は意外と限られている」との前提を持って生きることは、諦めとも言えるのだけど、目の前にある選択肢の中からしか決断はできない。

何かに悩んでいる時、

・目の前にある選択肢に納得できず新たな選択肢を模索している状態
・目の前にある選択肢の中からどれを選ぼうか吟味している状態
・そもそも目の前にどんな選択肢があるか分からない状態

いずれかの状態によって、必要な行動は変わってくる。

少なくとも、初めにやるべきなのは「どんな選択肢があるのか」を考えてみることではないかと思う。

例えば「仕事が辛い現状をどうにかしたい」と思っているなら、

・仕事を辞める、仕事から離れる
・仕事を続ける

まず、どちらに自分の意思が傾いているのかを考えてみて、

仕事を辞める
・休職する
・転職する
・独立する
・退職する(退職してから考える)

仕事を続ける
・我慢する
・辛いことを相談する
・あと1年は続ける

それぞれの選択肢を挙げてみると、頭の中が整理される。

いずれの選択肢もしっくりこないなら、新たな選択肢がないかもう少し考えてみれば良い。

悩んでいる時は「なんかモヤモヤする」、「なんか今うまくいってない」と漠然と悩んでしまいがちなので、特に進路やキャリアに関わる悩みについては、まずどのような選択肢があるのかを挙げてみると良さそう。

選択肢というテーマでは、よく「ジャムの法則」が引き合いに出されるけれど、確かに、選択肢が多いとかえってそれがストレスになるし、ましてや選択肢が無い状態(≒無限に選択肢がある状態)では、考えること自体が大きなストレスになると思う。

就活生が病んでしまうのは、まさにその一つの例かもしれない。

どんな選択をしようが、唯一無二だ!と思いついた選択肢であろうが、結局はどこかで誰かと同じ選択肢になることは避けて通れないので、まずは目の前にある選択肢が何か考える、これを迷った時の道標にしておく。

究極的には、何でもかんでも「やるか・やらないか」の二択になるのだけれど。

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おがたのよはく
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