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日傘は女性だけのもの? 男性の暑さ対策の工夫とは

「この日差しはヤバい。汗が吹き出して止まらない…」

今日も各地で記録的な暑さとなっており、40℃を超える地域が出てきています。浜松市では41.1℃を観測。国内史上最高気温に並ぶ猛烈な暑さとなっています。この暑さを背景に、昨日も「汗」をテーマに考えを整理しました。

その第二弾的に取り上げたいのが「日差し」。というか「日傘」です。


昨日から私も日傘を人生で初めて使い始めました。その体感含めて、改めて「男性と日傘」について考えます。

男性にも日傘を

女性にとっては日焼け防止のために身近な日傘ですが、男性にとっては自分が日傘を使うイメージを持っていない人は多いのではないでしょうか。「日傘男子」という言葉もあり、わざわざこんな言葉が作られるくらい「普通じゃない」というのが現状でしょう。

実際私も使う前までは「女性のモノでしょ」と思い込んでいました。でも冷静に考えると雨に傘をさすのは男女関係ないわけで、強い日差しも自然現象で男女関係なく等しく降り注ぎます。そう考えると日傘を差す事に男女関係はないわけです。

「日焼けを気にするなんて、男らしくない」などと思えたのは最高気温が30℃そこそこの時代です。熱中症のハイリスクを突きつけられる40℃時代の今はそんな事言ってられません。

思い込みを捨て、私も日傘を購入しました。

実際に使い始めてみると、本当に快適です。心の底からおススメします。なぜ今まで使ってこなかったのかと疑問に思うほど便利な道具ですね。

はじめは内側が黒いのに違和感を感じましたが、いざ外出して使うとその違和感は吹き飛びました。この黒さのおかげで傘の下はしっかりと日陰になり快適そのものです。これまで使って来られなかった男性の皆さんにぜひおすすめします。

日傘のここがスゴイ

とは言え、「男が日傘なんて、俺は認めない」と頑なに反対される方もいるかと思います。そこで、日傘の良さをお伝えします。

1.想像以上に涼しい
まずは何よりこれですね。これまで「家から駅までずっと日陰だといいのにな」と思っていた夢が叶います。少し大げさでしょうか。でも、日陰を自由に持ち歩けるのは想像以上に嬉しいです。直射日光による暑さからいつでも逃れることができるのは快適そのものですね。

先ほど紹介した傘は紫外線遮蔽対応で遮光率99%です。体感温度的には直射日光を浴びるのに比べてマイナス10℃程度下げる効果があるように思います。まるで木陰を歩いているような涼しさです。この快適さが、2000円そこそこで手に入れられるなら、決して高い買い物ではないでしょう。

2.汗もストレスも抑えられる
環境省の調べによると、日傘を使うことで汗の量が17%も減少することがわかっています。さらに、ヒートアイランド現象に対する効果検証調査でも、上着を着用して歩行するケースに比べ、上着を着用しないクールビズスタイルで熱ストレスは約11%低減し、さらに日傘を併用すると合計約20%低減できるとのこと。日傘には汗対策、ストレス対策に効果があるということですね。
https://www.env.go.jp/press/106813.html

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3.距離がとれる
先にご紹介した傘は108cmの大型サイズです。ひらけばかなり大きいのですが、その分周りの人との距離も取れます。コロナ禍においてソーシャルディスタンスはたとえ外にいたとしても気になるところです。日傘を差すことにより、人と人との距離を適度に、そして自然に取ることができるのも、メリットの一つではないかと感じています。

日傘の選び方

男性が日傘を選ぶ場合は、晴れの日だけでなく雨の日でも使える兼用タイプを選ぶのが良いかと思います。そうすればオールシーズン使えるのでコスパも高くなります。

その兼用傘を選ぶ際、実は2種類のタイプがあります。それは「晴雨兼用傘」と「雨晴兼用傘」。同じでは?と思いそうですが、前に来る言葉がメインの用途になります。ですので、基本的には「日傘」として使って、急な雷雨や通り雨が降った時などに雨傘として使いたいなら「晴雨兼用傘」を選ぶのがいいでしょう。この季節はこちらを選ぶのがおススメです。

ちなみに兼用傘ではない日傘だと撥水加工がなく、雨で濡れた場合なかなか乾かないといったことがあるそうです。

日傘を選ぶポイントをまとめると。

・雨でも使いたいなら「晴雨兼用傘」を選ぶ
・内側の素材が暗い色を選ぶ
・紫外線遮蔽率の高いものを選ぶ
・自分の体のサイズを考えて少し大きめを選ぶ

自分にあった日傘を選びましょう。あと、デザインとして雨の日でも、晴れの日でもおかしくないようなデザインを選ぶというのもポイントかもしれません。

まとめ

これまで日傘と言えば、美肌を意識する女性だけのものでした。しかし、こうも強烈な直射日光が射す日々が続くと、それは男性も子供も高齢者も等しく必要なツールといえるのではないでしょうか。

実際に、日傘を使ってみると、その体感温度の効果にビックリします。一度使えば、「なぜ今まで使ってこなかったのか?」と疑問に思うことでしょう。そして、特にこの時期は手放せなくなるマストアイテムになること間違いなしです。

実際に使用している際、周りの女性はほぼ日傘を使用し、男性達は炎天下の中汗だくでしかめっ面で信号待ちをしていました。客観的に見て「なぜ男性は日傘を使わないの?」と疑問に思うほど不自然に見えました。いざ使ってみるとそう感じてしまいます。

今はまだ「日傘男子」という、珍しい人がいる的な表現をされる世の中ですが、願わくばそんな言葉がなくなり、誰もが気兼ねなく日傘を使える世の中が来ることを願っています。

自分にあった日傘を選んで、この酷暑を乗り切りましょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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