見出し画像

猫背も肩こりも腰痛・膝痛などもセルフで解消できるほうがいいという話

猫背で悩んでいる人や、慢性的な肩こり・腰痛・膝痛といった痛みを抱えて生活している人にとっては、長い人生の中で出費してる治療費や対策グッズの購入費などがバカになりませんよね。

もちろん整体院や整骨院に通うだけですまず、テレビ通販なんかでもしょっちゅう効果のありそうな膝サポーターとか、腰痛解消ベルトとかを販売しているし、悩んでいる人の目には魅力的ですぐ注文しちゃうのです。

体調不良や、どこかに故障を抱えている人だと、金銭的な出費も負担になるものの、厄介なのが年がら年じゅう不快な痛みを味わい続ける、ということではないでしょうか。

だからといって、すぐ痛みから解放される特効薬なんて見当たらない!

そう、あきらめている人が多いだろうけど、実は特効薬じゃないけど痛みを解消するカラダのケアを覚えると、無駄なお金を出費しないで済むのです。

カラダのケアで有効なのが、身体機能の蘇生・活性化を促すボデイチューニングという身体の調律法なんですね。

実はこのカラダチューニングは、マスターすれば自分ひとりで自分の身体のさび落としや、衰えた身体機能蘇生や活性強化ができるので、セルフ整体といっていいわけですね。

それまでに自得していたカラダチューニング理論を、自分の身体が運動不足と食べ過ぎで、お腹ぽっこりのメタボリック症候群の予備軍に認定されて思い出し、なおら研究を再開したのです。

これがちょうどアラ還の頃でした。
そこから、自分の身体をモニターにして、カラダのパーツごとに1つずつ理論に基づいて検証し、人体実験をしてきたのです。

この研究の結果導き出したのが、身体機能の蘇生・活性化のワーク(カラダチューニング)と、護身術技法の稽古で行う身体動作が、より健康的な若々しい身体を取り戻すために、不可分の関係にあることでした。

ここで、なぜ私が空手や着衣総合格闘技というジャンルから、明確に護身術のほうに軸足を移したのかについて、少し語っておきたいと思います。

若いときや、多少の無理が利く年代までだったら、自分の趣味として身体を動かすことや、筋力トレーニングに励むことは問題はないのです。

でも、激しい運動や筋トレが原因で膝や腰を痛めたり、肩に故障を抱え込む人って、格闘系の運動競技をする人にとても多いわけですね。

そのあげくが、高齢になってから足腰に異常が出たり、歩行すら困難なほど膝を傷めていたりと、不健康な末路を辿る人がいるのです。

これって、強くなりたいとか、勝ちたいとかの思いで必死にやっていたことのお返しですが、一生懸命がんばった人ほど、悲惨な身体の状況になってしまうという本末転倒な話が、しみじみ考えさせられたのです。

私も若い頃の組手試合や稽古で、何度も膝をぶつけ蹴られたせいで、膝を痛めていたけど、中年になって転向したフルコンタクトの総合空手で、一気にトドメを刺された感じで、それ以来膝が年中痛むようになったのです。

夜、寝るときに足を伸ばすことができないわけです、膝が痛くて。

だからいつも膝にクッションを当てて、痛みが少ない姿勢になるよう気を遣って毎晩寝ていたわけです。

そんな症状がはっきり出てきて常態化したのが、他の格闘系の方々同様にやはり50代の半ばを過ぎてから、だったですかね。

そんな頃にかつての知り合いが、膝を固定する頑丈なサポーターというか保護器具を着用して、門下生の指導をしている姿を思い出して思ったんですよね、こりゃ、なんか間違ってるぞと。

一般的にフルコンタクトの空手道場は現役引退が早めで、その理由はフルコンタクトで格闘していた衝撃が身体に蓄積されて、身体を壊しやすいからなんだろうと思っています。

それとド突き合いになるので、バリバリの若手のほうが体力もあるしイケイケドンドンなので、年取ってくると、若い頃のようには捌ききれなくなるんですよね。

だから自然と体力の衰えを感じ始めたら、道場から足が遠のくのです。
私も似たようなもので、健康体のための運動という点から見て、フルコンの空手は中年以降には危ないなと、そう考えてやめてしまいました。

まさに健康に気をつけなければいけない中年以降に、安全に稽古を継続できるのが武道としての在り方じゃないのかと、そういう思いで空手や総合格闘技などを見直すことになったわけですね。

健康のための空手や格闘技、安全や安心のための武道・武術、生涯の稽古事としての武道、それが戦国の世の中でもない現代の武道の在り方として相応しいと、そういう考えになったのです。

そこから、より合理的な身体運動操作で身を護るにはとか、余分な筋肉を付けるより眠ったままの本来の潜在能力を蘇生させるほうが、健康体を維持するためには理に適うのではないかという結論に至りました。

それから、自分のカラダを使った人体実験がスタートしたわけですね。

その結果はというと、今は歩くときも寝るときも膝は痛みませんし、膝マクラやクッションなんてまったく不要です。

かつては、起き上がるまでに強張っている膝を抱えて、ウンウン唸りながら両手で片足ずつベッドから床に下ろすのが毎朝の日課でした。

それが、もっと年齢を加えた現在の膝はどうかというと、起きるときだってなんの痛みもありませんし、目覚めたらスッと立ち上がって洗顔に直行できますし、踏ん張ることも問題なくできているわけです。

姿勢ももちろんながら、身体動作の敏捷性も格段にアップしました。

実際のところ、10歳以上は巻き戻せたぐらいの身体感覚を維持していると公言していますが、正直なところを言えば15年前の身体能力と、まったく変わらないのではという自覚もあるのです。(^_^)b

決して自慢じゃなくて、みんな自分の身体も同じで、自分のカラダが備えている潜在能力に気付いていない人が、多いことを伝えたいのです。

誰だって、セルフで自分の身体を若返らせることができるのだから、放置したままでそのまま年老いていくのは、なんてもったいないことをしているのだろうか、っていう私の思いなのです。

私が実践しているカラダチューニングは、いわばセルフ整体の役割を果たしてくれたわけですが、あなたも自分のカラダの可能性を信じて、地味だけどコツコツと衰えたカラダの蘇生と活性強化に励めば、寿命が10年延びます。

もちろん、プロテクションスキル(護身術)のワークアウトになる稽古が、カラダの蘇生・活性強化に拍車をかけて、相乗効果をもたらしていることも健康寿命の延伸に寄与していると感じています。

いかがですか。腰痛や膝痛、慢性的な肩こりや、猫背や0脚矯正などの悩みに持つ人は、セルフ整体を習得して一気に健康体に戻してみませんか。

セルフ整体といっても、基本は骨格のズレ、特に脊椎の歪みや股関節のズレをもとに戻すだけのことであり、具体的なやり方は過去記事やマガジンで紹介したことを実践してみてはどうでしょう。


少し長くなったので、実際のカラダチューニングのやり方の一部を、次回の記事で紹介しようと思います。

また、ご自宅で取り組むときにも決してムリをせず、できる範囲の可動域から徐々にならしていくことをおすすめします。


ってことで、今回は
猫背も肩こりも腰痛・膝痛などもセルフで解消できるほうがいいという話」で、自分のカラダは自分でケアすると健康にもいいという話。😊
※見出し画像のイラストは、メイプル楓さんからお借りしました。


では!

チューニング  セルフでほぐし  のほほんと


<昨日投稿のサブアカの記事がこちら!>


この記事をわざわざ読んでいただいたご縁に感謝します! これからもクリエーター活動にがんばります!サポートを心の支えとクリエーター活動に活かしますので、よろしかったら応援よろしくお願いします。