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やりたい仕事を見つける方法

「やりたい仕事が何か?」キャリア・ビジョンを
明確にする為にやるべきことは2つです。

1つは自己分析を行って自分自身の価値観や
興味、強みなどを理解することです。
もう1つは仕事の情報収集とその内容の理解です。

それぞれ説明をします。

自己分析

やりたい仕事が何かを考える時には、
いきなり答えを求めないことが大切です。

つまりどの仕事がやりたいのか?という問いでは無く、
次のようなポイントを考えるのです。

仕事を通じて自分が生み出したい価値は何か?

仕事において自分が満たしたい感情は何か?

誰にも負けないという自分の強みは何か?

そもそも自分にとっての仕事の意味とは?

自分の価値観、根源的な欲求や興味、独自性、
など自分の内面を理解することです。

自分自身が求めていることや特長を知らずして、
自分に合う仕事や自分らしさを発揮できる仕事が
何かわかるはずもありませんよね。

自分が求めているものを知らないのに、
それが手に入る手段を見つけることなど出来ません。

仕事の理解

もう1つ必要なことは、
世の中にどんな仕事(職業)があって、
それらの仕事内容は何なのか、
ということを理解することです。

漠然と仕事の情報を収集することは大変ですが、
上述した自己分析で自分が大切にしている価値観
を切り口に情報収集するとよいでしょう。

例えば、自己分析で自分にとって
「人を助ける」ことが大切な価値観だとしれば、
人を助ける要素がある仕事の情報を収集します。
この段階では幅広く情報を集めます。

看護師、介護士、カウンセラー、消防士などの
直接に人を助ける仕事から、
医療事務、医療機器の開発、公務員、
社会インフラを維持する仕事など
人を助けることになる事業に関わること
などもあるでしょう。

ざっくりと情報を集めた後は、
それぞれの仕事内容や業界、会社について
調べて理解をします。

そして、自己分析で自分が気づいた
自分が求めていることを満たす要素が
それぞれの仕事にあるかどうか、
検討をしていきます。

ビジョン・メイキング

自己分析と仕事理解の両方に取り組んで、
やりたいと思える仕事が見えれば、
最後の仕上げはビジョンを描くことです。

その仕事で一人前になったとしたら、
その上で自分がやりたいこと、
成し遂げたいことは何なのか?ということを明確にします。

その仕事に就いて〇年後(3年後、5年後など)
などをリアルに想像して考えてみましょう。

そうして、ビジョンが明確になれば、
その仕事に就くことも含め、
そこへ至る道を小さなステップに分けて、
まず一番手前のステップへ向けて
行動を開始するのです。

以上、大まかにではありますが、
やりたい仕事を見つける方法を述べました。
多少なりとも皆さんの参考になれば幸いです。

(2022年2月28日)
山本恵亮
1級キャリアコンサルティング技能士
プロフィール

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<公開済みのキャリアチェンジ・ストーリー>
キャリアチェンジ:幹部自衛官から経営コンサルタントへの転職<入社後編>(3/3)
キャリアチェンジ:幹部自衛官から経営コンサルタントへの転職<転職活動 編>(2/3)
キャリアチェンジ:幹部自衛官から経営コンサルタントへの転職<自衛隊の仕事編>(1/3)

キャリアチェンジ:化学メーカーから製薬会社の経営戦略部門へ
年収5000万円から500万円への幸せ転職:ファンドマネージャーから地方自治体の公務員へ
40代のキャリアチェンジ:メガバンクから製造業の経営企画室長へ
キャリアチェンジ:ECサイト運営会社の技術職から戦略コンサルタントへ
キャリアチェンジ:証券会社の投資銀行部門からベンチャー企業のCFOへ

<お役立ち情報>
転職の自己分析
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・参考ツール(無料):タイプ分け診断
・推薦図書一覧:キャリアの図書室


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