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2020年7月の記事一覧

完成度60%くらいを早くアウトプットして欲しいという話

完成度60%くらいを早くアウトプットして欲しいという話

誰かに仕事をお願いする時によく「完成度60%でいいから早めに一回見せて」という話をするのですが、イマイチうまく伝わらないことがあり、
そういうお願いの仕方をする時、「なぜそうして欲しいのか」と「どういう風に考えるか」を説明するために作った資料を、誰かの何かの役に立つかもと思い、共有します。

なぜ完成度60%で早く見たいのかこういうお願いの仕方をするのは、マニュアル通りに実行をするタイプの定型作業

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文章の多様性がロジックの邪魔になる

文章の多様性がロジックの邪魔になる

論理的に文章を書くのが苦手です、という悩みをよく聞きますが、実は「文章」というのはそもそも「ロジックを伝えるのには不向きな手段」だということはあまり知られていないようです。

たとえば「幕府が大名に沿岸警備を命じた」という文を例に考えてみましょう。
この内容を文章で書くと少なくとも4種類の書き方があります。しかし図解すれば下記の1種類しか書きようがありません。

もちろん、図解でも色を変えるとかフ

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「すべてを語ってしまう人」が陥りやすい計画倒れについて

「すべてを語ってしまう人」が陥りやすい計画倒れについて

 聞いてもいないのに、計画をやたら1から10まで話してくる人がいる。

もちろん初めからビジョンを見据えて動くのは良いと思うのだが、構想を話し切ることで、たぶん計画をすべて「実行した」気になるのか、その後具体的に動いた、という話を聞くことは少ない。

 なぜやってないのか聞いてみると、揃って「◯◯が足りないから」「まだ準備が出来ていないから」などと答えることが多い。

本当は、足りないものは走り出

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個の話を普遍的なテーマへ開くにはどうしたらいいのか?【エッセイ】

個の話を普遍的なテーマへ開くにはどうしたらいいのか?【エッセイ】

『開かれた文章はどうしたら書けるか』

これははつかさんから頂いた文章相談の言葉で、収録時にどの意味合いでこの言葉が使われたかはっきりせず明確に答えられずにいたものだ。しかし、番組公開後、はつかさんご本人よりしっかりと明言化されましたので、この場でお答えしたいと思う。

個を語りながら一般化する文章?というか、自分のことを書きながら読者を引き込むためには、という意図で『開く』と表現したんだと思いま

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学んだ知識を最速で自分の血肉にするための王道パターンがこちら

学んだ知識を最速で自分の血肉にするための王道パターンがこちら

たくさん勉強して学習を続けていきたい人が知るべきフレームワークとして、「思考の6段階モデル」が挙げられます。

教育学者のベンジャミン・ブルーム博士が提唱しており、「この6段階に沿ってスキルを磨こう!」と主張しているフレームワーク。

ぼくも最近知ったフレームワークなんですけど、言われてみれば自然とこの流れを沿っていた気もするんで、概要を説明します。

思考の6つの階段

階段形式になっているのが

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