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感覚を紐解いたもの

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感覚的に思ってたものを解明してみたもの。とりあえず現状の結論がここにあります。
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2018年8月の記事一覧

定期的に見直して、チリツモ地雷を避ける

定期的に見直して、チリツモ地雷を避ける

僕の家には布団とベッドがある。
ベッドがセミダブルサイズのため、さすがにこの暑い夏に妻と僕の2人でベッドは苦しく、布団を導入したのだ。(僕の実家が布団屋のため、タダで一式送ってくれた)

豪快に寝たい僕らとしては常にベッドの陣地を取り合いしていたため、広々とそしてお互いの体温を感じることなく寝れる環境ができた。

僕は布団になったのだが、ひんやりとして気持ちいい。感覚でしかないが、いくらか冷え

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もっとも素直に喜怒哀楽と向き合える場所

もっとも素直に喜怒哀楽と向き合える場所

湯船をはってお風呂に入るのが僕の日課だ。

お湯を出し、10分後くらいに湯量の様子を伺い、また5分後くらいに戻ってきて、湯を止め、湯に浸かる。自動でやってくれるシステムはない。それでも至極酔っ払っているときは除いて、基本的に5分でもよいから毎日入っている。

この銭湯やサウナブームで外風呂もいいなと思ったし、ちょこちょこと通っているけれど、やはり家のお風呂は捨てがたい。

なぜならあの空間が

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自分を自分の真ん中に引き戻す

自分を自分の真ん中に引き戻す

年に一度はだいたい読み返していますね。

自分があまり好きじゃない方向に走り始めたときに、とある本を読むことで自分を引き戻す。昨日インタビューをしていて、そんな話を聞いた。

その本は短編小説の集まりで、固定のメッセージがあるわけでもない。でもそれを読むと自分の中でバランスがとれる、という言葉がなんだか印象深かった。

そんなことをぼーっと朝風呂に入りながら振り返っていて、さて僕の場合はそれはなん

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急行電車ではなく、各停電車に乗る

急行電車ではなく、各停電車に乗る

僕は毎朝いつも急行電車ではなく、各停電車に乗って通勤している。

目的地まで急行と比べて15分くらいしか変わらないということもある。ただ、45分が1時間になるのでまぁまぁ時間は延びるのだけど、それでも急行ではなく、各停に乗りたい。

貴重な午前中をよりよく過ごすために、各停に乗るとけっこういいことがあるのだ。

一つは、時間に余裕が出る。各停なのに時間が生まれるというのは変な話だけどそ

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静かな熱量を持って、姿を整えること

うちにはアイロンがある。

新卒の頃、近所にあるクリーニング屋さんとうまくソリが合わず(間に合わない&受け取れない)、だったら自分でスーツやシャツにアイロンをかけた方が楽かもしれない、と思って買った代物である。

それから早5年。今ではスーツを着て仕事をしていないけれど、お気に入りのシャツを着るときとハンカチを洗濯したときに、アイロンは顔を出す。

アイロンには大きな役割がある。

ご存知の通り、

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自分の容量をさらけ出せる人たち

自分の容量をさらけ出せる人たち

ちょっと話したいっす

そう言って友人は電話をかけてきた。話したのは十分も満たないが、電話を切ったあと、やっぱり彼は強いなとふと思った。

彼は僕を信頼し切って、いつも自分を躊躇なくさらけ出してくれる。言い換えると、自分のキャパシティーを隠さない。それが素敵なところで、同時に強みになっているなと思うのだ。

彼のような人は、具体的に一人で抱え込まない力と周りを巻き込む力、そして信頼する力を持ってい

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ないものに期待しないで生きていきたい

ないものに期待しないで生きていきたい

あ、忘れてた!

今朝、財布を整理していたら、期限が切れた一万円の拾得物引換証が出てきた。

数ヶ月前に拾って、落とし主は見つからないだろうなと思いながら交番に届けた一万円。それを完全に忘れていたのだ。

そして、ちょっと凹んでいる自分に気づき、恥ずかしくなる。

受け取り忘れていたこともそうだけど、それ以上に、自助努力のないお金に結構な期待を寄せていたことを自覚したからだ。

一万円

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過去に引きずられず、期待せず、継続する

過去に引きずられず、期待せず、継続する

筋肉痛が1日遅れてやってきた。

…歳?

確かに運動らしい運動は、月1〜2キックボクシングをやっている程度だ。だから日頃から体をよく動かしていますとは口が裂けても言えない。ただ数年前よりは体を動かしている…はず。

恐る恐るGoogleさんを開く。「筋肉痛 遅れ」。どうやら諸説あるものの、まだ確固たる論はないらしい。自分の体には何が起きてるのだろうか。

調べてもよく分からないので、自分で考

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日常の一部をオートメーションしてみる

最初に断っておくと、これは丁寧に暮らしている話ではなく、ズボラがどうやって暮らしの満足度を上げるかの話である。

一週間前から朝ごはんを作って食べる、ということを始めた。

メニューはいつも同じだ。食パン1/2に、目玉焼き。加えてベーコンもしくはソーセージ。雑に切ったトマトを添えて、コーヒー&牛乳をカップに注ぐ。

10分で機械のように作って、5分で淡々と食べる。妻と一緒に食べるのだけれど、特に闊

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いつ会っても昔のままでいられる友人たち

いつ会っても昔のままでいられる友人たち

「変わってないね。」
「そう?」

という会話がなされるとき、そう?と言っている側には大抵変化が訪れている。

相手は変わってないかもしれないが、自分はいい意味でも悪い意味でも変わってしまった。そんな気分になってついつい出てしまう「そう?」は、実はパンチが効いている言葉だ。

もちろん、本当にお互い「変わってないね」と言い合える仲もある。でもそれは自分も相手も変わっている間柄だからこそ言えるのでは

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静かな熱を持っている人たち

静かな熱を持っている人たち

決して派手ではなく、どちらかというと地味なのだけれど、人から愛され、

「あの人がいてくれて本当に良かった」

と思ってもらえる人たちがいる。

そういう人たちは、なんとなく誰かの夢を叶える側にいそうだ。でも中には誰かをサポートしながら、自分の夢を叶えるべく動ける人もいる。

僕はそんな友人たちが大好きで、彼らは「静かな熱を持っている」人と心の中で呼んでいる。

まず、彼らは忍耐強い。面倒そうなこ

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美しいものと生きる道を選ぶ人たち

あの人、センスあるよね〜

とてもよく聞く会話だ。

どうしても「センス」という言葉は、天性のものと一言で済ませてしまうところがある。もちろんその側面もあるかもしれないが、周りのセンスあふれる友人を見ていてると、後天的な要素もとても大きいという実感がある。

では、後天的な要素とは何か?

彼らを観察してみると、自分が美しいものと思えるものを知っていて、それと出会う頻度と密度を高く高くキープし続け

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精神的な装飾がない人たち

精神的な装飾がない人たち

この人は気持ちがいいなあ。

たまにそれを心の底から感じさせてくれる人がいる。出会って数秒で分かるオーラをまとっていて、もれなく好きになってしまう。そんなような人たちだ。

でも人として気持ちがいいって、なんだろうか。

僕なりの定義ではあるけど、一言で表すと気持ちがいい人たちは「精神的な装飾がない」ように思う。

言い換えれば、見栄を張ることがなく、自分に対して素直であり、その素直さにまっすぐで

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ものさしを2つ持っている人たち

ものさしを2つ持っている人たち

この人、知的だなあ

そんなことをその場で思ったりはしないのだけど、振り返ってみて「ああ知的だったな」と実感する、そんな人がいる。

博識だな!と思うのとはまた別の話だ。博識だからと言って知的だとは限らない。知識が豊富にあることは素晴らしいけど、それと「一緒にいて楽しい知的さ」は違うのだ。

ということで、知的であることについて、また自分なりに定義してみると、「ものさしを2本持っている」ということ

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