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自分を自分の真ん中に引き戻す

年に一度はだいたい読み返していますね。

自分があまり好きじゃない方向に走り始めたときに、とある本を読むことで自分を引き戻す。昨日インタビューをしていて、そんな話を聞いた。

その本は短編小説の集まりで、固定のメッセージがあるわけでもない。でもそれを読むと自分の中でバランスがとれる、という言葉がなんだか印象深かった。

そんなことをぼーっと朝風呂に入りながら振り返っていて、さて僕の場合はそれはなんだろうか、と考える。もしかしたら僕はnoteで日々それをやっているのかもしれないな、とたどり着く。

僕は毎日朝ごはんを食べ終わった後にnoteを書いているのだけど、テーマはだいたいその書き始める瞬間に決めている。その日の朝に、心の中でつっかえているものやクリアになったものを探して書く、という感じだ。

自分に毎日更新すると約束してから、朝その場でテーマが決まらなかったらどうしようと思い、時間があるときにnoteを書き溜めておこうと一度試みたこともあった。ただすぐに挫折した。

なぜならいざ2本目を書きはじめようとしたときに、テーマが出てこなくて、出てきても本当に自分がそのテーマについて書きたいのかよくわからなくなってしまったからだ。

最初は自分が言いたいことも、世の中に主張したいことも、全然ない人なのかなと凹んだが、無理やり書いてもしょうもない内容にしかならないから、溜めるのを諦めてその場その場で決めることにした。

いま思えば、結果的にそれは毎朝の心の機微を見つめて、正常な位置に引き戻す作業になっているのかもしれない。

だからスケジュール表のようなものはないけれど、意外と毎日書きたいことがある。ふとこれを書いておこうというものがすっと浮き上がってくる。それを繰り返している。

つまりは、なんも書けない、、、という日々が多くなればなるほど、僕自身が心の真ん中にドスンと座れている証拠になるのなのかもしれない。きっとそれにはまだまだ遠いけど。

そう考えながら、今日の自分を自分の真ん中に取り戻す作業はここで終わりにします。また明日。

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