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からかい上手の高木さん
初々しいカップルや将来的にそうなるであろうカップルのラブコメが体感増えた気がする。
SNSで単ページもしくは数ページの短編マンガでもワンテーマで描かれていたりして、みんなそういう甘酸っぱいエピソードが好きなんだなぁというか、多分これが中高生の恋バナってヤツなんだなぁと思ったりする。
「からかい上手の高木さん」(以下「高木さん」)は、そういった類いの作品では最大手の一つだ。
SNSにあるような落描き
ジョー・ブラックをよろしく
タイトルで損をしていると思っていて、僕は面白そうだとはどうにも思えず、長尺ということもあって手を出していなかった。
ある日、Netflixの公式アカウントだったと思うが、Youtubeで「ジョー・ブラックをよろしく」のワンシーンを用いた女性に対するスマートな声のかけ方みたいな紹介動画を見つけた。
全くナンパなぞできる気のしない僕だが、しかしブラピのような紳士なイケメンは素直にカッコイイと思っている
夏へのトンネル、さよならの出口
ガガガ文庫の好きなところは、ライトノベルでありながら硬派な作品も多く扱っていることだ。
以前取り上げたものでいうと、「とある飛空士への追憶」がある。
他にも「わたしはあなたの涙になりたい」は近年「このライトノベルがすごい!」で賞を取っていたと思うが、これもガガガ文庫である。
余談だが、「わたしはあなたの涙になりたい」の著者・四季大雅先生は僕と同じ出身地である。
ちょっと誇らしいのだが、まだ積本なの
ハッピーシュガーライフ
「ハッピーシュガーライフ」(以下「ハピシュガ」)はメンヘラ作品の1つの極地だと思う。
昔から常軌を逸した愛情表現を持つ「ヤンデレ」というキャラクター属性は確立していたワケだが、そこにサイコパスという狂気とメンヘラというバックボーンを合わせたことで、単純な属性としてのヤンデレではなく、ある意味リアルな闇として「病み」を描いている。
登場人物にマトモな人間がいない。
表向きマトモだが実は◯◯、という