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「色」がメンタルに与える影響

イメージカラーという言葉がありますが、色は人間のメンタルに様々な影響を与えています。今回はそんな色とメンタルの関係を見ていきます。


1.       色はメンタルに大きな影響を与える

よくイメージカラーや「情熱の赤」などという言葉を聞きますが、あれは実際に色彩効果と呼ばれる色が人に与える印象やその心理効果が原因です。

なんとなく皆さんが想像されている通り、赤系は比較的活発になる効果、青系は逆に比較的冷静になる効果があるとされています。

逆にこのことを覚えおけば、意識的に特定の色を見ることでメンタルを自分の望む状態へもっていくことができるはずです。


2.       主要な色と効果

まずは主要な色とその色がもたらすとされている効果について紹介します。

🔴 赤

アドレナリンの分泌をよくする

心拍数を上げる

新陳代謝を促進する


🔵青

精神を沈静化させ、安定させる

集中力を促進させる

発汗を押さえる作用


🟢 緑

リラックス効果

神経系統の鎮静作用、鎮痛作用、緊張緩和、催眠作用

目を休める


⚫黒

モノが締まって見える

相手に強い意志を伝える

自信を与える


⚪白

長時間見ると眼球が疲労する

重量を軽く感じさせる


3.       こんな時はこの色を使え!

今挙げたように色には様々な効果があります。その効果を駆使して自分の望みをかなえましょう、そこでシチュエーション別にこんな時にはこんな色がおすすめというのを紹介します。

・眠れないとき

眠れないときにおすすめの色は青色です。

青色の効果は精神を落ち着かせる効果があります。正確に言えば副交感神経を優位にさせる効果があり、その効果により緊張していた筋肉が弛緩し、血圧や脈拍、呼吸数も減少します。


・ 朝の目覚めが悪いとき

朝の目覚めが悪いときにおすすめの色は赤色です。

赤色の効果でアドレナリンの分泌や心拍数があがります。どうしても朝起きてすぐは心拍数が低かったりとまだ体がお休みモードです。赤色を見ることで体をシャキッとさせることができます。


・疲れたとき

疲れたときにおすすめの色は緑・青色です。

青色の効果は先ほども述べた通りで副交感神経を優位にし、精神を落ち着かせてくれますし、また緑色にもリラックス効果があります。そのため疲れている時は青

・緑系の色を見るのがよいでしょう。疲れた時に山や海を見るだけで気分が落ち着いたように感じるのはそれが理由かもしれませんね。


4.       最後に

今回、色とメンタルについて見てきました。ただ、今のメンタルの状況的にこの色を見た方がいいということになったときどうやってその色のものを見ればいいのでしょうか。緑が見たいからという理由だけで山に行くのも難しいですよね。

筆者が思う一番いい方法はインテリアにその色を入れるという方法です。例えば寝室の家具は青っぽく、リラックスして過ごしたいリビングは緑っぽく、朝必ず行く洗面所は赤っぽくといったようにすればシチュエーションにあった色彩効果を得られるのではないでしょうか。

ちなみにお持ちの方がいればVRゴーグルでその色がたくさん使われている自然の景色(緑ならば竹林、赤ならば紅葉など)を見るのもおすすめです。

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