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【準備期間は約2年!】完結編・やっぱり一人チャレンジは学びが多い!〜交流会開催物語ver.4〜

前回の記事では、交流会の集客で苦労したことをご紹介しました。

何とか1組のご夫婦が交流会に参加してくださるということで、いざ当日です!初めての一人イベント。1時間30分の開催時間でしたが、とっても学びが大きかったです!

”百聞は一見にしかず”とは、まさにこのことだと実感!

今回は、交流会当日で学んだことをシェアします!


当日はひたすら緊張!汗が止まらない!

午後の開催だったのですが、朝から緊張しっぱなしの私。仕事柄、人前で話す機会は多いのに全く緊張がおさまらない…!

準備中も「一般人の私が主催する会に申し込んでくた、ありがたい1組。全力集中!」と思うものの、内心はアワワ…。

寒い2月なのに汗をダラダラかきながら、会場セッティングし、持参した資料も机に丁寧にならべます。

緊張して、資料の紙が上手くめくれなかったのも思い出。

準備をしながら、アレコレと試行錯誤してきた2年間が走馬灯のように蘇ってきて「本当に参加者の方が満足してくれるのか?」と心配な気持ちがフツフツと湧いてきます。

心臓バクバクで準備が完了したところに、ご夫婦が登場。挨拶をして、少し世間話をしたらいざスタート。


当日は以下のプログラムで開催しました。

まずは、復職にあたって不安に思っていることをお伺い。次に、私の両立経験をシェアしました。
最後は、ママ・パパそれぞれが考える両立イメージを擦り合わすワークを実施。

「初めての育休復職でとにかく不安!」とママがおっしゃっていたので、なるべく丁寧に話を聞くことを心掛け、会は終了しました。

終了後、ご夫婦からは「お互いに、どんな風に両立したいと考えているのか知れて良かった」「復職イメージが湧いた」と言っていただけて一安心。

子育て支援センターの職員の方も、ニコニコしながら帰るご夫婦をみて「開催して良かったね」と声をかけていただきました。


開催しての反省・気づき

ここからは、反省と気づきについて。

1.傾聴不足

無事終了して一安心。ですが、反省点もあります。
例えば、「まずは参加者の話を聞こう」と決めていたのに、伝えたいと言う気持ちと緊張から喋りすぎてしまったように思います。
特に、今回のようにキャリアを考えるときには、気持ちの言語化が大切。

もっと話してもらえばよかった~…!次の課題!

2.参加者は3組ぐらいがベスト

今回は1組ということで、交流会と銘打ったもののの交流相手は私だけ。こればかりはしょうがないのですが、復職を控えている人たち同士で話をすることで「私も〇〇を取り入れよう」とか、「みんな不安なんだ」とか、沢山の気づきがあるはず。1.5時間の会であれば、3組ぐらいの参加がベストかな〜と思いました。

集客をもっと頑張らねば!

3.両立環境の恵まれ度合いと、復職不安は別腹

参加してくださったご夫婦は、両親近在、パパもかなり子育て意欲あり。それに会社の制度も整っていて、時短・在宅・フレックスも利用可能とのこと。そんな話を聞く中、ふと気づいたことが…。
それは、両立環境の恵まれ度合いと、両立不安は別腹ということ。

私は年間100人以上の子育てしているママパパをみてきてきているので、両立条件が悪い人も沢山知っています。両親遠方やワンオペの人と比べたら、このご夫婦は両立しやすいかもしれない。だけど、とっても不安を抱えている姿をみて、初めての育休復職は人生の一大イベントなんだから、環境が整っていたとしても、その人なりに悩みや不安があるのだと理解することができました。

誰かの両立環境を経験することはできない。「あなたは恵まれてるから大丈夫」といった目で見ないようにしよう。

4.一般人に魅力を感じる人もいる

今回、一般人の私が開催することに対して、大きな壁を感じていました。ですが、ご夫婦に「どうして申し込みしてくれたのか?」を聞いたところ、「私と同じ会社勤めのママだったから」との答えが!

参加してくれたママの会社では、勤め先から復職セミナーの案内があったそう。だけど、人事部を通じて受講したり、研修会社の講師から話を聞くことに抵抗感があったそうです。

なるほど!一般人の現役ママだからこそ、参加したいと思うこともあるんだ!

これについては活動を継続するにあたって、かなり朗報です!自信になりました。

下手に難しいことを話そうとか、完璧な資料をつくらなきゃ!と思うのではなく、自分らしく、自分の言葉で語るほうが良いのかもしれません。


総括

今回、身に染みて感じたのは、会社で組織の1人として仕事をするより、ずっと学びと成長機会が多いということ。

それはやっぱり1人だから。もちろん会社でも、自分の判断で仕事を進めることはあります。だけど最終的には上司が責任を取るし、迷ったときは先輩に相談できます。

今回は、子育て支援センターの方に一定相談はできたもの、場所探し、営業、企画、告知など、まずは自分が考えて動かないといけない。悩んでも常に相談相手がいるわけではありません。

脳に汗をかくという意味では、会社員という大きな「とりで」をとっぱらって、1人で活動する方がずっと良い!

小さくてもいいから、まずは一人で始めることが大切だと、改めて実感しました!


次回の交流会は10月を予定しており、今着々と準備中。
反省を活かしてトライします!

〈これまでの話はこちら〉


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