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【準備期間は約2年!】一般人はやっぱり集客に苦戦する〜交流会開催物語ver.3〜

2023年2月に、子育て支援センターで交流会を開催。2年間の準備期間にトライしたこと、悩んだことを「生の経験」として、連載でまとめています。会社以外で活動してみたい!と思う人の参考になったら嬉しいです。


前回の記事では、「乳幼児がいる共働き夫婦向けの交流会を開催する場所を決めるまで」をご紹介しました。

子育て支援センターでの実施が決まれば、いよいよ開催日とプログラムを調整して告知するだけ!私の中でゴールが見えた気分になっていました。ですが、実際は困難の連続…

すべて一人でこなすのはやっぱり大変。手を動かすのも考えるのも私だけ。一人活動は、決定権をもちトライする楽しさもあるけど。迷うことも多い。だから壁打ち相手がいないのは不安です。

会社員の私にとってはボッチ活動も難しい〜!

ああでもないこうでもないと考えながら数ヶ月の準備期間。そしてまさかの「申し込み0」も経験し、何とか開催までこぎつけました!今回はプログラム決め〜集客までをご紹介します!


プログラムは、「不安の言語化」と「夫婦での両立」に決定

どんなプログラムで開催するのか。交流会をやりたいと思いついたときから、ずっと考えていました。「中身が面白くなければ、もう二度と開催できないかも」そんな考えが脳裏をよぎる…。

自分で自分でプレッシャーをかけてしまう(汗)

私の場合、会社で子育て中の社員とかなりの頻度で関わる仕事をしているし、育休後カフェの開催経験もあるので、なんとかなるかなと思っていました。だけど、子育て支援センターは色んな職種・業種のママパパがいます。バリキャリ派、ゆるキャリ派どちらも混在。会社の福利厚生も、年収も、仕事内容も違う人たちが集まって満足する会って…??むずかしいー!


ただ、これだけは伝えたいことがあったんです。それは「夫婦で仕事と育児の両立をしてほしい」。だいぶ前の記事にも書きましたが、復職後に両立できるか否かの重要な要素はパートナーです!

ワンオペで苦しむママを何人も見てきたからこそ、伝えたい!!全てを1人でやろうとしないで〜

ということで、プログラムは復職後の生活にスポットを当て、
・自己紹介
・私からの情報提供
・悩みのシェア
・パートナーシップワークシート
(両立生活をお互いにイメージできるもの)
の四本柱でいくことに。

告知にチラシの一部(3日もかけてしまった汗)


プログラムとチラシを子育て支援センターの担当者さん(以下、担当者さんと記載)に見せ、意見を伺います!


どんな反応があるのかドキドキでしたが、ありがたいことに内容はok!担当者さんも、ママパパと関わる中で、孤独育児はかなり問題意識があるということでした。育休中は「まぁ、なんとかなるっしょ!」っと思っていても、いざ復職してみたら想像以上に大変でワンオペ育児に苦しむ人をたくさん見てきたとのこと。どの環境にいても見ている世界は同じなのかも…。

内閣府 「共同参画」2020年9月号
家事育児の男女差たるや…


さあ募集開始!が、応募者0の現実を突きつけられる。

ということで内容も決まり、いざ告知!
チラシを支援センターに掲示いただき、担当者さんも、遊びに来ているママパパに呼び込みしてもらいます。どんな人が申し込んでくれるかなと妄想しながら待ちますが…。

そんなスイスイと上手くはいきません。

3日、7日、10日…待てど待てど申込みがない〜。なんと、参加者0のため流会に。悲しすぎる!

見立てが甘かった…やっぱり無名のいちワーママが主催するのは大変なんだ…

ガックリ。この時はかなり落ち込んだことを今でも鮮明に覚えています。

でもここで諦めていては、これまでの努力が水の泡!担当者さんも「リベンジしましょう!」と言ってくださったので前を向くしかありません。


実施日を参加者目線で考え、無事に開催!

どうして申し込みが0だったのか?ひとまず担当者さんと作戦会議です。

なんだか、私の力不足で申し訳ない気分

考えた結果、10月という開催時期が悪かったんじゃないの?という結論に。今回は、復職後の生活にスポットを当てたプログラムです。だけど、一番多い復職時期は4月。10月だと保育園の申し込みすらしていない人も多いのため、復職について考えよう!と言われてもピンと来ない(興味が持てない)時期なのかも?担当者さんとそんな結論になり、2月にリベンジ開催することに決めました。

あと4ヶ月も先。もどかしい!

そして、もう一度プログラムも練り直し。参加者が不安や悩みを話してもらう時間を多くとるため、私からの情報提供は少なくすることにしました。

チラシもリニューアル


今度こそ!祈りながら告知開始です。


さて、何人集まったと思いますか?
結果は…1組のご夫婦です。

え?たった1組?

そう思いましたよね。確かに少ないです。ですが、私は「復職にむけて考える時間をもうけたい」と、ご夫婦でわざわざ申し込んでくれたことが、嬉しかったです。

だけど、申し込みをしてくれた人は別の参加者との交流を楽しみにしているかもしれない。そんな不安もあったので、申し込みをしていただいた方には「1組だけなのですが、どうしますか?やめておきますか」と伺いました。すると、の「1組でも参加したい」と。復職が不安なので私の話を聞きたいと言って下さったのです。

嬉しすぎる…!


ということで、無事開催が決定です!


今回はここまで。
次回は、どんな当日を迎えたのかについてお伝えします。

【今回の学び・まとめ】
・一般人が何かを主催するとき、難しいのは集客。
・開催時期は、自分目線ではなく相手目線。

〈これまでの話はこちら〉


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