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#通る声
お姉様方の子音発音の美しさについて:生徒さんからの質問1
70代女性の生徒さんからの質問についてです。
まず、この方ご自身が歌うことを長く続けていて、
踊りや笛も嗜み、好奇心旺盛で行動的な方です。
この方のお話は、
「あるグループで小さな合唱をしています。
私よりもちょっとお姉様な方々の子音の発音が美しくて、
憧れています。
小さな声の時にも、ちゃんと聞こえるのです。
口の形などまねしてみるのですが、
うまくいきません。」
とのことでした。
質問内容
「大きな声ではっきりと」は、両立するのか問題について
この写真は、「叫ぶ」で検索したら出てきた。
確かに。。。
味わい深い写真をありがとうございます。
さて、「大きな声」。
私が思うに、大きな声って
出るか出ないか、
ではなく持っているか持っていないか、
なのではなかろうか。
「私の目は一重です」
とか
「私の手は小さめです」
とかのように、持って生まれたものだと思うのだ。
大きく響かせることは、誰でもできる。
できるようになれる。
それと「大
雑味のない声で話そう 歌おう
「美しい声」に、定義はないらしい。
でも、なんとなくみんな
「あんな声」というイメージは持っているのではないだろうか。
大学のヴォーカルボディワーク後期第1回目授業で、
「みんなが憧れる声は?」「みんなが好きな声は?」
と訊いたところ、
「透き通った声」「ずっと聴いていられる声」「聞き取りやすい声」
が、次々出てきた。
これこそみんなが思う「あんな声」ではないだろうか?
声なんて見えないのに