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自分を取り戻すための日記 51

2022.10.28 自分を取り戻すための試行錯誤10「信じる」

私の問題は、自分を信じられないこと。
それに尽きる。
自分の中の力を信じられないぐらい徹底的に尊厳を破壊された。

私は自分の力を信じていない。
自分の存在を認めていない。
いつも自分の目ではなく、他人からのジャッジを評価を信じてしまう。

余りにも長い間存在を否定され、虐待され続けて来たために、加害者の価値観を内面化してしまった。
常に他人からジャッジされ、評価され続けてきたために、自分の価値観を信じることができない。
自分で自分を否定する。
自分で自分を痛めつける。
自分で自分を信用しない。

抑圧され続け、何十年分も溜まった怒りの炎が、私の内臓を食い尽くし、今も内面から私を貪り続けている。
私は自分で自分を殺し続けてきた。
生きながら自分自身に食われるというこの苦しみからどうやったら抜け出せるのか。

自分で自分を信じるということはどういうことだろう。
自分で自分を愛するということはどういうことだろう。
自分で自分の行く先を決めるということはどういうことだろう。

こんな大人になってさえ解らない。
人として生きるための基本的なことが。

本当の自由とはどういうことかを今噛み締める。
精神的な監獄にずっと入っている人には、自由の意味さえわからないのだ。

でも、私はずっと自由を夢見て生き延びて来た。
どんな苦しい局面でも、身体がまったく動かなくて寝たきりで生死をさまよった時でさえ、頭の中だけは自由に空を飛んでいた。
妄想の中ではなく、幻想の世界でもなく、この現実の世界で真に自由に生きるためには、「自分を信じる」ということが何よりも必要だ。

まったく経験したことのない「精神の真の自由」をこれから手に入れる。
いまのこの苦しみは、精神が崩壊しそうなほどの激しい痛みは、
その自由を手に入れるために、通らなけらばならない最後の砦。
ここを抜けなければ先に行けない。

きっとあらゆる依存症の人たちが精神的な病気で苦しんでいる人たちが、同じ苦痛と苦悩を味わっているのだと思う。
私は彼らの苦しみを他人事だとは思わない。
すべて彼らだけが甘くて悪いのだと否定できない。
そこに至るまでのありとあらゆる過程は人それぞれ。

彼らが経験してきた精神の地獄を私も経験している。
それは「自分を信じることができない」という呪いだ。
これが一番強くて頑丈な呪詛。

自分を信じること、自分を認めること、自分を愛することができたら、
ほぼすべての生き辛さは解決する。
そのことだけは解っている。

神様、自分を信じることのできる力を私にください。

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